2009.06.11

2009 ミラノサローネ vol.7 Fuori Salone フオリ・サローネ レポート

photo & text: Motohiro SUGITA

2009 ミラノサローネ・レポート第7弾は、展示会場フィエラ・ミラノの場外、ミラノ市内で開催されたFuori Saloneフオリ・サローネ(サローネの外=場外)に関するレポートをお届けする。
展示会場フィエラ・ミラノの顔として君臨したPoltrona Frau Groupが展示会場に出展せず、Fuori Saloneの中心地Tortona地区に単独出展したり、そのTortona地区の中心で集客力の高さを誇ったSWAROVSKIが、同地区周縁に移動するなど、2009年は、Fuori Saloneフオリ・サローネの地殻微動を感じたシーズンだった。
Poltrona Frau GroupやSWAROVSKIの動向は、来年以降のTortona地区、ひいてはFuori Saloneフオリ・サローネ、さらにミラノにおけるインテリア、デザイン・イベント全体の動向に影響を与える可能性がある。彼らの今後に注目したい。
ところで、近年のFuori Saloneでは、展示会場フィエラ・ミラノと異なり、「体験」「参加」「インタラクティブ」手法が大人気。これは、出展目的を商談とせず、主に企業と商品のイメージアップ、つまりブランディングとしている企業が多いからだ。
ブランディング合戦がヒート・アップすると、2008年までのドイツや韓国メーカーのように、会場で連日カクテル・パーティーを行い、来場者の好感度を上げる作戦に行き着くが、流石に2009年はそのような作戦は影を潜めたようだ。
他方、ミラノにおける日本企業の特徴的共通点として、来場者に「静かに鑑賞」して「見えない思想を感じとる」ことを求める展示内容と手法が挙げられる。果たしてよく飲み、よく食い、よく話すEU人に、このような手法に効果があるのか、と疑問に感じることもある。尤も日本企業の中には、サローネ出展は日本国内向けブランディングと割り切り、海外向けには一切PRを行わない企業もあるとのこと。すると、来場者側に企業側の戦略を見抜いた上で鑑賞する姿勢が求められる、という複雑さもあることを付け加えておく。
7回に亘って2009年出展企業の数多くのニュー・アイテムを紹介して来た。しかし、改まって書くまでもないが、これは全出展アイテムのほんの一部に過ぎないことをお断りしておく。ここでご紹介したのは、トランローグがセレクトした出展企業のアイテムのほんの一部で、主に日本市場に受け入れられそうなアイテムと、メディアとして読者をキャッチするアイテムの2タイプだ。


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ブティックが軒を連ねるモンテナポレオーネ通り。今年はEuroluce開催に合わせたのか、巨大ペンダント照明のインスタレーション。ヴィジターの気分は自然とハイテンションに。まさに祭りの演出そのもの。

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モンテナポレオーネ通りに面するRALPH LAURENもFuori Saloneに参加。トラディッショナルかつモダンな環境に、Fuori SaloneをサポートするINTERNIの赤と黄のバナーがインストールされると、そのデザインの意味や由来、そして価値が自然と納得できる。

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Fuori Saloneの中心地トルトーナ地区に隣接する運河。イベントの雑踏からここへ逃れてお茶したり、食事できる絶好の観光エリア。只今の時刻20時。ミラノの夜はこれから始まる。

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トルトーナ地区の路上でTHONETらしき家具の修理を行う家具職人。職人らしく最初は撮影お断り、最後はイタリア人のホスピタリティでOK。今も昔もミラノは家具の街のようだ。

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トルトーナ地区における展示の中心、SUPERSTUDIO周辺。不景気のときは展示会が賑わうと言われるが、まさに溢れるばかりの人、人、人。

info02トランローグは、商談中心のフィエラ・ミラノにおいて成功するための展示作法と、ブランディング中心のFuori Saloneにおける展示の秘訣について、エクスナレッジ・ムック「iA(アイエー)10号」で11ページに亘って詳解しています。web magazine TRANLOGUEと併せてご笑覧ください。
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■ARMANI/CASA

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モンテナポレオーネ通りと交差するマンゾーニ通りに面するARMANI/CASAのエントランス。

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エスカレータで降りた地下1階のショールーム。

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BORROMINI(プレス用フォト)

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AIDA(プレス用フォト)

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CUPIDO(プレス用フォト)

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CAMUS(プレス用フォト)


■Canon

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Fuori Saloneの中心の一つ、La Triennale di Milanoで開催されたCanonによるNEOREAL展。映像文化の創造に貢献することを使命に、来場者にデジタルイメージングの新たな領域を体感させ、Canonの製品力と技術力をプレゼンテーション。

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ポリエステル、ポリウレタン製スクリーンは、建築家平田晃久によるデザイン。インタラクティブな「光りのクラゲ」は、インタラクティブアーティスト松尾高弘による映像。

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カメラが捉えた鑑賞者の動きを、様々に変化する輪郭線に変え、プロジェクターでスクリーンに投影するインタラクティブ・プログラムは、キヤノンデザインによるデザイン。(プレス用フォト)


■FOSCARINI

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トルトーナ地区SUPERSTUDIO PIUにて、Marc SadlerデザインによるTRESSを中心に展示。スタンド奥には巨大万華鏡。テーマはINFINITY。展示会場フィエラ・ミラノにおける商談目的の展示とは異なり、ブランディングを目的としたメディアや一般来場者向けの体験・参加型プレゼンテーション。

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■IKEA


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イタリアにおける20周年記念展示を行うIKEA。IKEAも老舗家具メーカーとして認知されるためのブランディングを着々と進行させているようだ。

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エントランス前に芝プランターやモダンなバナーを配置しただけで古びた倉庫がオシャレで健康的な空間に。すると、そんな場所にはオシャレで健康的なミラネーゼが滞留するため、好循環が生まれる。古い空間にバナーやプランターなど低コストのツールを組み合わせた、人が集まる仕掛けづくりは、無意識の文化として根付いているようだ。

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■Lexus

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第5回目となるLEXUS ART EXHIBITION。2009年はMuseo della Permanenteで開催。デザイン部門が統括しながらアート展示会を行うという試みは、毎年デザイン、建築界に新鮮な話題を提供し続けて来た。2008年からコラボレーション・アーティストとしてアーティスト(職業アーティスト)の参加がなくなり、2008年はデザイナー、2009年は建築家、各1名ずつとなった。特に日本国内のデザイン、建築界におけるLEXUS認知度は相当な数字だろう。
LEXUSが始めたデザイン主導のアート展示は、その後ミラノサローネに出展した日本企業に多大な影響を与えているように思える。他国企業にはほとんど見られない手法だ。また、ミラノサローネにおいて建築インテリア関連ではない企業が展示会を開催した、という点もユニークでアグレッシブだ。

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デザイン・フィロソフィーL-finesseは、Leading-edge(先鋭)とFiness(精妙)の二律双生。L-finesseのデザイン・エレメントはSeamless Anticipation(予)、Incisive Simplicity(純)、Intriguing Elegance(妙)の3つ。

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コラボレーション・アーティストである建築家、藤本壮介による会場構成と椅子デザイン。

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コラボレーション・アーティストである建築家、藤本壮介による会場構成と椅子デザイン(プレス用フォト)


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トヨタ自動車(株)レクサスデザイン部及びグローバルデザイン統括部によるアクリルモデル(プレス用フォト)。ミラノではモデルに近づいて見ることができなかった。日本の展示会では是非近づいて、その先鋭と精妙を肌で感じてみたい。

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展示アクリルモデル製作過程(プレス用フォト)

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トルトーナ地区SUPERSTUDIO PIUの定位置に展示。派手で豪奢なミラノサローネを代表してきたmoooiも、世界的なグリーン・ムーブメントに押されてか、木を使用したナチュラル・イメージのアイテムをラインナップ。ようやくミラノ・デザイン界にもエコが定着するか?

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tree lamp by moooi works.

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parent chair & table by marcel wanders.


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brave new world lamp by freshwest.

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raimond by raimond puts.

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eurolantern by moooi works.

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Lolita by nika zupanc.

■Panasonic

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深澤直人のデザインによる照明MODIFY(2009.4.21日本国内販売)、Patriicia Urquiolaならびにパナソニック電工のデザインによるRELAXATION LOUNGER(発売検討中)をブレラ地区の会場で発表。
2008年キッチン展示に対して、2009年は照明を魅力的に展示したためだろう、また、ロケーションが高級ブティック街Via della Spigaを彷彿させるロマンティックな路地に面していたためだろう、ネイティブなイタリア・ブランドの展示会のように落ち着いた雰囲気の中に華やかさのある空間が醸成されていた。2009年、日本企業の展示の中では、最もミラノに溶け込んでいたようだ。展示会として、とても重要なことだ。来場者も気負い無く、皆思い思いに展示会を楽しんでいた。見事に照明を生かした会場デザインは、Martino Berghinz。


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「人の記憶の奥にある照明の原型である球、半球、円錐台」を用いた深澤直人のデザインによる照明MODIFY(2009.4.21日本国内販売)。「長く生き続けてきた定番の形」というMODIFYは、まさにスタンダードのど真ん中。Panasonicの展示テーマも(Standard)3。

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パナソニック電工のデザインによるRELAXATION LOUNGER(発売検討中)

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Patriicia UrquiolaのデザインによるRELAXATION LOUNGER(発売検討中)。後ろ姿も並でない存在感。しかし、革使いが軽快でエレガント。

■Poltrona Frau Group

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2009年、展示会場フィエラ・ミラノへの出展を取りやめて話題となった世界を代表するインテリア家具企業グループPoltrona Frau Groupの展示会場。テーマは”milano design village”。単独出展でもmilano でdesignの villageを形成している、と名言できる辺りは、他企業には真似のできないPoltrona Frau Groupならではの企業力の所以か。
私がミラノへ取材に出掛ける1週間前、突然Poltrona Frau Groupから電話が入った。私が来週ミラノを訪ねることを告げると、「招待状を送る」とのこと。Eメールで招待状が届いたのは出発直前、そして、デザインに凝った素敵なカードを受け取ったのは帰国後のことだった。Poltrona Frau Groupは、世界中のプレス関係者に一人一人電話で確認したのだろうか?因に展示会場フィエラ・ミラノで開催されるsalone del mobilenoの主催者から、東京のプレス関係者にプレス登録カードが届いたのは、開幕前日だった。何かと遅れがちなイタリアとは言え、9.15リーマンショック以降、皆相当にアタフタとされたようだ。
さて、前置きはここまでにして、Poltrona Frau Groupの膨大な2009年アイテムの一端をご覧いただきたい。

□Alias(Poltrona Frau Group)

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DINAMICA designed by Riccardo Blumer with Matteo Borghi and Judith Byberg.

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STABILES designed by Alfredo Häberli.

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DINAMICA designed by Riccardo Blumer with Matteo Borghi and Judith Byberg(プレス用フォト)
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STABILES designed by Alfredo Häberli(プレス用フォト)

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TAORMINA designed by Alfredo Häberli(プレス用フォト)

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BIPLANE designed by Alberto Meda(プレス用フォト)

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HOME/GYM/OFFICE designed by Philippe Starck ed Eugeni Quitllet(プレス用CG)


□cappellini(Poltrona Frau Group)

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PROUST GEOMETRICA designed by A.Mendini.

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PEACOCK designed by Dror. 棚のオーディオ・セットは、CAPPELLINI/TIVOLI AUDIO designed by Studio Cappellini.

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HOMAGE TO MONDRIAN 1, 2 designed by S. Kuramata.

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PROUST GEOMETRICA designed by A.Mendini(プレス用フォト)

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PEACOCK designed by Dror(プレス用フォト)。


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HOMAGE TO MONDRIAN 2 designed by S. Kuramata(プレス用フォト)


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HOMAGE TO MONDRIAN 1 designed by S. Kuramata(プレス用フォト)

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PROUST GEOMETRICA designed by A.Mendini(プレス用フォト)

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ANTLER designed by Nendo(プレス用フォト)


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SCRATCH designed by P. Norguet(プレス用フォト)

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BAC designed by J. Morrison(プレス用フォト)

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FRONZONI COLOR designed by A. G. Fronzoni(プレス用フォト)


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BUGATTI RACING designed by F. Azambourg(プレス用フォト)

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STITCH STOOL designed by A. Goodrum(プレス用フォト)。背と座の中心、色の境目で折り畳み可能。


□Cassina(Poltrona Frau Group)

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TRE PEZZI designed by Franco Albini with Franca Helg(プレス用フォト)

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TOOT designed by Piero Lissoni(プレス用フォト)

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ROTOR designed by Piero Lissoni(プレス用フォト)

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RADAR designed by Piero Lissoni(プレス用フォト)


□NEMO(Poltrona Frau Group)

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VASES designed by JEHS+LAUB(プレス用フォト)

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CAMPANULA designed by Marko Nenonen(プレス用フォト)


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DORADO designed by Studio & Partners Milan, Nic Bewick(プレス用フォト)

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CALLA designed by IRARIA MARELLI(プレス用フォト)


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CHAIN designed by IRARIA MARELLI(プレス用フォト)


□Poltrona Frau(Poltrona Frau Group)
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CHESTER ONE designed by Poltrona Frau Archives

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NEW DEAL designed by Poltrona Frau Archives

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CHESTER ONE designed by Poltrona Frau Archives(プレス用フォト)

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NEW DEAL designed by Poltrona Frau Archives(プレス用フォト)

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REGINA II designed by Paolo Rizzatto(プレス用フォト)

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ARCHIBALD designed by Jean-Marie Massaud(プレス用フォト)

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POLO designed by Piero Lissoni(プレス用フォト)


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MASSIMOSISTEMA designed by Poltrona Frau R&D(プレス用フォト)

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JACK designed by Poltrona Jean-Marie Massaud(プレス用フォト)

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BLUEMOON designed by Roberto Lazzeroni(プレス用フォト)


□THONET(Poltrona Frau Group)

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NR 14 ANNIVERSARY EDITION designed by von Michael Thonet 1859(プレス用フォト)。150周年記念モデル。

■SWAROVSKI

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トルトーナ地区の中心から移動し、運河沿いの倉庫に単独出展したSWAROVSKI。展示会場フィエラ・ミラノにおける商談目的の展示とは異なり、ブランディングを目的としたメディアや一般来場者向けの体験・参加型プレゼンテーション。
デザイナーはマルチディシプリナリーなアプローチで知られるArik Levy。テーマはOSMOSIS。生理現象を表す科学用語で「ジワジワと浸透する、影響する」の意。
Arik LevyによってSWAROVSKIは、ゴージャスなシャンデリア・メーカーという従来イメージから、クリスタルをダイアモンド・カットする石工マイスターへとイメージ・チェンジ、あるいは原点回帰したと言えそうだ。今後の展開が楽しみだ。
レセプション・スタッフによれば「来年も会場を移動するかも知れない。しかし、2008年まで出展していた会場(2009年はPoltrona Frau Groupが出展)には、もう戻らないと思う」とのこと。何れにしても、2008年までのような、世界的著名デザイナーによるニュー・アイテムを集めた展示よりも、2009年のような一人のプロデューサーによる新しい世界観のプレゼンテーションの方が落ち着いて鑑賞できるので、これからのスロー・ダウンな時代には適していると思う。また、運河沿いの落ち着いたロケーションも好感が持てる。


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入口から奥へと約25m続くTAI PINGカーペット。3次元プロトタイプ・モデリング技術を駆使した照明で、Fuori Saloneトルトーナ地区の人気ブランドとなったMGXも参加。Fuori Saloneの人気ブランド同士がコラボレーションできるのもミラノならではで面白い。

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木を多用し、天然イメージを強調。

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地下空間に眠る原石、といったイメージか?


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来場者の動きに合わせてダイアモンド・カットの輪郭が変化。「展示会場の一角における光と音のインタラクティブ体験」は、今やFuori Saloneの定番的展示手法。

■SENSEWARE

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La Triennale di Milanoで開催されたSENSEWARE展。Japan Chemical Fibers Association (JCFA)をスポンサーとし、日本を代表する化学繊維メーカーなど10社が出展。エントランスに配置されたユニチカMONERT™を活用したWATER LOGO ‘09は黒山の人集り。生地の下からコンピュータ制御された水滴が浮き上がって水のロゴを描き、そして、緩やかな繊維の傾斜に合わせ、まっすぐに、時にはクロスしながら滑り落ちて行く。シンプルだが分りやすい展示に来場者は皆サプライズ。
レセプションでいただいたプレス資料に画像データが無く、情報不足。悪しからず。

■Tom Dixon
2009年もトルトーナ地区SUPERSTUDIO PIUの定位置に展示。

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Mirror Ball. Plump Chair and Footstool. Wingback Chair and Footstool.

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Wingback Sofa.

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Pressed Glass Lights – Tube, Lens, Bowl.

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Pressed Glass Lights – Bead, Top.

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Spin Table Candelabra, Crown Candelabra.

■TOSHIBA

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TOSHIBAは、世界的に白熱電球が生産中止されるタイミングを契機に、EU市場におけるLED照明事業のブランディングを目的とし、世界中からデザイン、建築、インテリア、家具、キッチン、そして照明関係者が集まるミラノ・デザイン・ウィーク期間中、デザイン情報の発信源であるDesign Libraryから独自の照明哲学を発表。同時にEU市場への公式エントリーを表明。
展示会のタイトルはOVERTURE。TOSHIBAからEU市場への「提案申し入れ」であり、今後のビジネス展開の「序曲」であることを意図しているようだ。
TOSHIBAにとって120年に及ぶ照明事業は、二次電池、ポータブル燃料電池、太陽光発電システム、二酸化炭素貯留と並ぶ5つの新戦略ビジネス分野の1つ。

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(プレス用CG)

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水の入った電球型ガラスは、人が近づくと色や光量を変化させ、手を触れると心臓のような振動を伝える。そして、LED光線は、水を通して床に美しい波紋を投げ掛ける。電球型ガラスは、手に取ると灯明のもつ独特の情感を喚起させる適度な大きさ。
テーマは、“Lighting the way to warmth and harmony with people and the environment”。日本の照明の持つ“akari culture”の体現を通して、“emotional value”を提供。
制作においては、株式会社東芝・デザインセンターにより発案され、株式会社松井亮建築都市設計事務所によるミラーのアーチが無限に連続する空間の中、takram design engineeringによってインタラクションがプログラミングされた。

■TOTO

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EU市場にすっかり根付いた感のあるTOTO。Stefano GiovannoniによるGIOVANNONI WASHLETの展示。

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プレス資料として配られたWASHLET®カタログ中のMANGA “TOTO’S OCCIDENTAL EXCHANGE – A Japanese icon of convenience. Art – KATSUMI YAMAGUCHI. Story & Production – HIROSHI TAKAHASHI. In association with TOTO”より抜粋。「日本的便利さの象徴TOTOと西洋の出会い」と言ったところか?
ロンドンから日本のイノベーションを取材するために送られた新人ビジネス雑誌記者が、偶然のWASHLET®体験を通して、ウォシュレットにこそヨーロッパの読者が求めるイノベーションがあるとリポートした記事が採用される、という記者とTOTOのサクセス・ストーリー。WASHLET®がいかにイノベーティブであるか、いかに西洋人がイノベーションを求めているか、WASHLET®のイノベーティブな価値は体験すればわかる、などが描かれている。


■VALCUCCINE
Fuori Saloneの顔とも言える常連イタリア・キッチンメーカーVALCUCCINE。2008年同様、トルトーナ地区SUPERSTUDIO PIUに展示。2009年は、やや規模縮小か?


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再生可能ガラスを採用したガラス・キャビネットをアピールするインスタレーション。

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「100%リサイクル可能なリサイクルされたアルミ」「ノン・ホルムアルデヒド」「完全防水」というアルミとガラスで構成されるキッチンの特徴を表現するディスプレイ。インパクトがあって分りやすいのがイタリア企業のプレゼンテーションの特徴。

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recyclablekitchen(プレス用フォト)

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2009.06.03

2009 ミラノサローネ vol.6 Salone del Mobileミラノサローネ国際家具見本市 レポート Part 3

photo & text: Motohiro SUGITA

2009 ミラノサローネ・レポート第6弾は、展示会場フィエラ・ミラノで開催されたSalone Internazionale del Mobile(通称Salone del Mobile)ミラノサローネ国際家具見本市に関するレポートのPart 3。

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info02トランローグは、商談中心のフィエラ・ミラノにおいて成功するための展示作法と、ブランディング中心のFuori Saloneにおける展示の秘訣について、エクスナレッジ・ムック「iA(アイエー)10号」で11ページに亘って詳解しています。web magazine TRANLOGUEと併せてご笑覧ください。
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info02住宅、インテリア関連企業の広報ご担当者様へ。新製品情報などニュース・リリースをお送りください! web magazine TRANLOGUEでのご案内を検討させていただきます。また、トランローグは、企業向けにミラノサローネ詳細レポートを作成しています。気軽にお問い合わせください。

info02トランローグのデザインによる面発光LED照明airLUCE(エアルーチェ)の新製品情報についてご案内していきます。お楽しみに!

info02トランローグは、「住環境ビジネスをデザインする」をテーマに、住環境関連の商品企画、展示会企画などのブランディングやプロモーションを行っています。気軽にお問い合わせください!

■lapalma

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近年、Shin & Tomoko AzumiのLEMチェアでお馴染みのlapalma。カジュアルで完成度の高い椅子の数々が並ぶ。

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SELTZ。折り畳めば、また美しい。

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JO。多くのデザイナーが設計に携わっているにも係らず、どのアイテムも構造と形態が見事に一体感あるデザインにまとめられている。高いブランド・マネジメント力のなせる技だ。

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STIL designed by Patrick Norguet(プレス用フォト)

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トレンド・カラーを前面に押し出したシンプルおしゃれなligne roset。
CONFLUENCES。2人掛、3人掛、4人掛がある。

■LIVING DIVANI

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Piero Lissoniとのパートナーシップでブランドを確立してきたLIVING DIVANI。2009年は、フランス人デザイナーArik LevyとシンガポールのデザイナーAir Designを迎え、展開の幅を広げている。

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BOLLE designed by Air Design(プレス用フォト)

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TWICE designed by Piero Lissoni(プレス用フォト)。2008年プロダクト。

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WEDGE designed by Arik Levi(プレス用フォト)

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HOOP designed by Arik Levi(プレス用フォト)。アウトドア用。

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D-STRUCTURED designed by Piero Lissoni(プレス用フォト)

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DONDOLO designed by Piero Lissoni(プレス用フォト)

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SPRING TABLE designed by Shiro Kuramata(プレス用フォト)。2008年プロダクト。

■MELITALIA

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Mario BelliniによるPICCOLA VIA LATTEA(小さな天の川/銀河)。Mario Belliniならではの未来的でポエティックな表現を感じさせる。


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Gaetano Pesceによる動物(妖精?)シリーズと、大自然の写真をプリントしたシリーズ。Gaetano PesceとMELITALIAは、遂にこの境地まで辿り着いた!。(世が世ならば=9,15リーマン以前であれば、なおさら)メディアに大受け間違い無し!
ところで、サローネでメディア受けするアイテムは、中東、ロシアなど投機的プロジェクトに受ける、と考えるのは偏見だったのか?そんな固定観念に縛られてしまっていたことに改めて気づかされた。しかし、彼らのファンタジック(?)な世界観は、暗い世相にパワーを与えてくれることは、間違いないようだ。

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Mario BelliniやGaetano Pesceのキャッチーなアイテムの影にひっそりと佇む上品な定番シェルフ。このような商品ラインアップを行うMELITALIAの発祥、アイデンティティー、商品展開について、常に興味深く注目している。

■Minotti
60年の伝統を誇るMinotti。モダンでスタイリッシュなアイテムが空間に適度な緊張感を与えてくれる。
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WEARING(プレス用フォト)

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COLEY(プレス用フォト)

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FLYNT(プレス用フォト)

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BRESSON(プレス用フォト)

■Molteni&C
イタリアを代表する家具のリーディング・カンパニー。奇をてらわない高品質なデザインが、居心地の良い空間をつくる。

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WISH designed by Rodolfo Dordoni(プレス用フォト)

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HUG designed by Arik Levi(プレス用フォト)

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SEQUENCE(プレス用フォト)Bookcase。

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WHEN designed by Rodolfo Dordoni(プレス用フォト)

■pallucco

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102年前にデザインされたFortuny Kieffer-Rubelliから、今風の照明、家具を取り揃えたpallucco。Euroluceとダブル出展。

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CORAL designed by Studio Lagranja 2009(プレス用フォト)

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Fortuny Kieffer-Rubelli designed by Mariano Fortuny y Madrazo 1907, restyling 2009(プレス用フォト)

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Crinolina designed by Susanne Philippson 2009(プレス用フォト)


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Alone designed by Daniele Trebbi 2008(プレス用フォト)

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Gronda designed by Luciano Bertoncini 2009(プレス用フォト)

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ITAIPU designed by Philippe Bestnheider 2009(プレス用フォト)

■Poliform

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2009年のテーマは、MY LIFE。モノトーンとダークブラウンをベースに、トレンド・カラーをスパイスとしてコーディネートした展示は、世界のマス・マーケットで受けそうだ。

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Ken Scottデザインによる家具カバーリング生地。実際にカバーリングされた家具は、ミラノ市内ショールームで展示。生地の華やかさで空間を明るく見せるのは、ファッション・ブランドとのコラボレーションならでは。

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BIG BUG designed by Paola Navone(プレス用フォト)

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EDWARD designed by Carlo Colombo(プレス用フォト)

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SOHO designed by Paolo Piva(プレス用フォト)

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GRACE designed by Emmanuel Gallina(プレス用フォト)

■porro

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Poliform同様、トレンド・カラーを効果的にコーディネートしているが、porroの方がよりナチュラルなイメージ、素材で展開。定番狙いの安心感あるラインナップ。カテゴリーはHome & Office。アートディレクターはPiero Lissoni。

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Sidewall。

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System(プレス用フォト)

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Lipla(プレス用フォト)

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HTwork(プレス用フォト)

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Modern(プレス用フォト)

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Modern(プレス用フォト)

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Chiku(プレス用フォト)

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Synapsis(プレス用フォト)

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Como(プレス用フォト)

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Conch(プレス用フォト)

■seven salotti
艶のあるモダン・イタリアンなデザイン、カラーのアイテムの数々。

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SELLA designed by C.R.S. (プレス用フォト)。

Spiderseven2009
SPIDER designed by Ellen Bernhardt (プレス用フォト)

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ソファ:NAP designed by Paola Vella/ローテーブル:SPIDER designed by Ellen Bernhardt (プレス用フォト)

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ソファ:NEST designed by Paola Vella – Ellen Bernhardt/アームチェア:LOLA designed by Ellen Bernhardt/ローテーブル:SPIDER designed by Ellen Bernhardt (プレス用フォト)

■ycami

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Studio Decoma DesignによってデザインされたMagenta Bookshelfによって仕切られたスタンド。アルミ家具のリーディング・カンパニーとしての技術を活かしながら、2009年はよりナチュラル、スタンダードな印象。

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HERMANA。

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DONDOLO。

■zanotta

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1954年、Aurelio Zanottaによって設立されたイタリア工業デザイン界を代表するzanotta。イタリアの有力デザイナー中心にデザインされた家具の数々が、イタリアと世界の家具の歴史に与えた影響は計り知れない。

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Achille CastiglioniによるLeonardo(1940)など、歴代コレクションの陳列が、zanottaのブランド力と商品力をアピール。回顧的展示(コレクション)によって企業力、独自性、優位性を見せつける展示は、近年、特に2009年の特徴といえそうだ。不景気の中、家具に限らずファッションからあらゆるカテゴリーで、老舗メーカーによるこのようなプレゼンテーションが続くと予想される。いずれにしても2009年のアイテム展開は、zanottaならではの本物を追求する企業力の高さを見せつけている。

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CARACALLA designed by Emaf Progetti(プレス用フォト)

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CANALETTO designed by Emaf Progetti(プレス用フォト)

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OLIVER designed by Emaf Progetti(プレス用フォト)

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KATE designed by Roberto Barbieri, 2008(プレス用フォト)

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EVA designed by Ora Ïto(プレス用フォト)

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2009.05.27

2009 ミラノサローネ vol.05 Salone del Mobileミラノサローネ国際家具見本市 レポート Part 2

photo & text: Motohiro SUGITA

2009 ミラノサローネ・レポート第5弾は、展示会場フィエラ・ミラノで開催されたSalone Internazionale del Mobile(通称Salone del Mobile)ミラノサローネ国際家具見本市に関するレポートのPart 2。
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info02トランローグは、商談中心のフィエラ・ミラノにおいて成功するための展示作法と、ブランディング中心のFuori Saloneにおける展示の秘訣について、エクスナレッジ・ムック「iA(アイエー)10号」で11ページに亘って詳解しています。web magazine TRANLOGUEと併せてご笑覧ください。
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info02住宅、インテリア関連企業の広報ご担当者様へ。新製品情報などニュース・リリースをお送りください! web magazine TRANLOGUEでのご案内を検討させていただきます。また、トランローグは、企業向けにミラノサローネ詳細レポートを作成しています。気軽にお問い合わせください。

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■arflex
2009 Collectionは、Carlo Colomboなどを中心に、モダンなデザインで、しかもリラックスできる上質なカジュアルのラインナップ。

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BALL designed by Carlo Colombo(プレス用フォト)

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OCTOPUS designed by Carlo Colombo(プレス用フォト)

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DELFA(プレス用フォト)

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MOODS 09 designed by Hannes Wettstein(プレス用フォト)

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HILLSIDE designed by Claesson Koivisto(プレス用フォト)

■artek

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フィンランドの建材メーカーUPMによるWood Plastic素材を用いた10 UNIT SYSTEMは、Shigeru Banによるデザイン。ブランド名のartekは、art and technologyの合成で、1935年にAlvar Aaltoらによって創設された。

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10 UNIT SYSTEM designed by Shigeru Ban(プレス用フォト)


■b.d balcelona design

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b.d balcelona design の Salvador Dali の3脚チェアなどをリリースして話題に。

■Caimi
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シンプルでコンパクトなCaimiスタンド。

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Angelotti & Cardileによる、絵になる美しいフォルムのpegaso。

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ZOO designed by Marc Sadler(プレス用フォト) 。脚はスチールにカーボン・ファイバー。

■CASAMANIA

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2008年にリリースされて会場の人気者となった男女の尻のかたちをした椅子Him & Herのカラー・バリエーション。展示のせいか、パステル・カラーのせいか、注目されていなかった。2008年ホワイト、ブラック、レッドはバイヤーの本能を刺激したが、2009年のパステル・カラーは訴求力が弱いのか?


■DEMA
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シンプルで落ち着いた印象のDema。2009年は、システム・ソファシリーズModulorSystemとManhattan Systemをリリース。

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Modulor designed by R. Tapinassi, M. Manzoni(プレス用CG)

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Manhattan designed by Leonardo Dainelli, Marzia Dainelli(プレス用フォト)。バルセロナ・チェアを思わせるシンプルなホワイト&ブラックのレザーにスチール脚のソファやベッドはトレンド(定番)の一つ。

■edra

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サローネ名物(?)の超ゴージャスなedraは、2009年も健在。一番人気のスタンドの一つ。来場者はド派手でどこか抜け感のあるedra世界に癒されるのか、皆なぜか笑顔でリラックス。以下、日本のエレガント/ゴージャス系の女性にも愛されそうなアイテムをピックアップ。Edraって実はカワイイ(!?)。

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Capriccio designed by Jacopo Foggini(プレス用フォト)

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Cipria designed by Fernando and Humberto Campana(プレス用フォト)

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Miraggio designed by Fernando and Humberto Campana(プレス用フォト)

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Mummy designed by Peter Traag(プレス用フォト)


■emu

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テーマは、DESIGN for OUTDOOR LIVING。数々のモダンなアウトドア・アイテムに、Carlo ColomboのINTRECCIが加わったことによってブランド全体がエレガントなイメージに。emuは、2005年にLVMHグループの一員となったが、2009より完全にイタリア資本に戻った、とのこと。

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INTRECCI designed by Carlo Colombo(プレス用フォト)

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IVY designed by Paola Navone(プレス用フォト)

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Voile(プレス用フォト)

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Aero(プレス用フォト)


■FLEXFORM
FLEXFORMのアイテムが空間をモダンで重厚な印象に。

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FLY(プレス用フォト)

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MARGARET(プレス用フォト)

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FEEL GOOD designed by Antonio Citterio(プレス用フォト)


■Flou

柔らかくエレガントなモダン・ファニチャーの数々。ベッド・ルームなどプライベート・スペースを優しく快適な空間に。

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Guardaroba 16.32 designed by Operadesign(プレス用フォト)

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Mark designed by Carlo Colombo(プレス用フォト)

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Vague designed by Marc Sadler(プレス用フォト)

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Céline designed by Riccardo Giovanetti(プレス用フォト)

■GIORGETTI

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ゴージャスでダンディ、高級感溢れるモダン・デザインに、アジア、ヨーロッパなど世界のエスプリを昇華させたアイテムはGIORGETTIならでは。

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ELLIS designed by Massimo Scolari(プレス用フォト)

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TEODRA designed by Massimo Scolari(プレス用フォト)

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MARGOT designed by Antonello Mosca(プレス用フォト)

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KENDAL designed by Antonello Mosca(プレス用フォト)

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Kao Mea Afo designed by Chi Wing Lo(プレス用フォト)

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PROGETTI BLOSSOM armchairs designed by Giorgetti Research and Development Centre(プレス用フォト)
ATHENE occasional tables designed by Antonello Mosca(プレス用フォト)


■interlübke
シンプル&機能的なシステム収納40Sシリーズとduo plusシリーズ。

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40S(プレス用フォト)

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duo plus(プレス用フォト)

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2009.05.20

2009 ミラノサローネ vol.4 Salone del Mobileミラノサローネ国際家具見本市 レポート Part 1

photo & text: Motohiro SUGITA

2009 ミラノサローネ・レポート第4弾は、展示会場フィエラ・ミラノで開催されたSalone Internazionale del Mobile(通称Salone del Mobile)ミラノサローネ国際家具見本市に関するレポートのPart 1。
60周年記念展示を行ったKartell、ファッション・ブランドDIESELとのコラボレーションに止まらず新作ラッシュのMOROZOを筆頭に、例年以上に盛況な印象。反面、フィエラ・ミラノでの展示を止め、Fuori Salone(サローネの外=場外)の中心地トルトーナ地区での展示に踏み切ったPoltrona Frau Groupなど、時代の変わり目、新たな展開を予感させる兆候も見られた。
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■X-Ray music and vintage treatments inspire the first collection
Successful Living from Diesel with Moroso

DieselとMOROSOは、モダンで高品質、他にはないデザインを求めるユーザー層をターゲットに、日常生活でリラックスできる、コンフォートな雰囲気の製品を共同開発。Creative DirectorはDieselのWilbert Das。
コレクションには2つの局面が共存している、とのこと。1つは、アグレッシブで怪しげな美意識のアンダーグラウンドにインスパイアされたダークな世界。もう1つは、柔らかく感じの良い自然素材や光にインスパイアされた明るい世界。
FOSCARINIとのコラボレーションで誕生した照明同様、ファッションブランドらしく大衆言語によってデザインされながら、既成概念に捕われない新鮮みのあるアイテムに仕上げられている。

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Cumulus Chair(プレス用フォト)

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Flightcase (プレス用フォト)

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Bar Stud_Stool(プレス用フォト)

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Ego Stud Mirror(プレス用フォト)

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Overdyed Side Table(プレス用フォト)

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Overdyed Table(プレス用フォト)

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Xraydio 2-Disc(プレス用フォト)

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Xraydio 1-Razza(プレス用フォト)

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Xraydio 3-Natura Morta(プレス用フォト)

■MOROZO
卓越したプロモーションならびにブランディング技術を持つMOROSO。今年も、樹木に見立てたパイプを多用した展示スタンドで魅せてくれた。近年のあまりにも巧みなプレゼンテーションに20年来のファンは、「昔はもっと地に足着いた製品開発を行っていたのに。いつからこんな会社に・・・」と落胆の溜め息を漏らす。しかし、今日のMOROZOこそが、インターナショナル・マーケティングをベースにバイヤーやユーザーのハートをキャッチするサクセス・メソッドを確立した国際企業、と書いても過言ではないだろう。

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来場者はパイプの樹木の間を散策するように製品に触れることができる。写真を見ると、樹間で人々が立ち話をしている姿が散見される。通り過ぎるスタンドではなく、滞留するスタンドになっているようだ。

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binta(プレス用フォト)

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「やり過ぎ?」「いいえ、これがメディアをキャッチし、結果ユーザーの心に届くのです!」「!?」


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nanook chair(プレス用フォト)

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ホワイトの床と木陰にホワイトなソファpaper cloudがパーフェクト・マッチング。今回の展示の一押しはpaper cloudかもしれない。

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paper cloud(プレス用フォト)


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kub(プレス用フォト)

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shadowy armchair。キャッチーで、しかもカラーや素材、テクスチャの壷を押さえたデザイン。

■ARMANI/DADA (Molteni&C)
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Molteni&Cスタンドのファサード。Dadaは、イタリア家具メーカー屈指のMolteni&Cグループの一員。DadaとARMANIのコラボレーションによるキッチンを紹介。


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Calyx(プレス用フォト)。テーマは「見えないキッチン」。大型ドアでキッチンを隠すことによってインテリア・マッチングを実現する、というソリューション。

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Bridge(プレス用フォト)。ネーミングのBridgeは「キッチン機能と、作業領域/動線という2つの重要な側面をつなぐ架け橋」という意味が込められている。


■MAGIS
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2008年は回転寿しのように椅子を回してみせたMAGIS。2009年は「原寸大ドールハウス」?。多くの来場者が、遠くから見え隠れするMAGISスタンドに無警戒で吸い込まれて行った。昨年は回転寿しの暖簾の奥に商談コーナ−を、今年はスタンド中心にレセプションと間仕切りで商談コーナ−を。毎度巧みなスタンド構成だ!


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360°Chair(プレス用フォト)

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Elysee(プレス用フォト)

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Paradise Tree(プレス用フォト)

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Villa Julia(プレス用フォト)

■Kartell
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2009年のテーマは、”WHAT A WONDERFUL WORLD ! ”、そして60周年記念。2008年は素材とカラーを全面に押し出し、新作のラッシュで同社のマーケティング&プロモーション・パワーを世界に見せつけたKartellだが、今年は一転して回顧展。「ど派手な展示だけど、新作が少ないのが期待はずれ!」という声も聞こえてきた。しかし、毎年数多くの新作を発表し続けなければならないのだろうか? 「デザインによるイノベーションとは、既成概念を変質させること」と言われるが、既存自社商品を”WHAT A WONDERFUL WORLD ! ”のテーマの下に、立ち止まって一つ一つ再確認、再定義したKartellの取り組みは、決して後ろ向きではない、と考えたい。

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エントランスの日本語パネル。

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スタンド内の商品とその意味を楽しく再定義してみせたインスタレーション。

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GHOST BUSTER. Design Philippe Starck with Eugeni Quitllet. 2009年新作。(プレス用フォト)

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Masters. Design Philippe Starck with Eugeni Quitllet. 2009年新作。スタンド内の商品とその意味を楽しく再定義してみせたインスタレーション。

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DUNE。スタンド内の商品とその意味を楽しく再定義してみせたインスタレーション。

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DUNE. Design Mario Bellini. 2009年新作。(プレス用フォト)

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Cindy(プレス用フォト)

■driade
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driadeスタンドのファサード。新作、従来商品、商談スペースが渾然一体に納められたカジュアルなスタンド構成。

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Out_in_armchair_black_anthracite(プレス用フォト)


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driadeの中心的な展示の一つ。

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Out_in_high_easychair_black_anthracite(プレス用フォト)

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Ring_red(プレス用フォト)


■COR
流行色を巧みに取り入れたシステム・ソファKELPを発表したのは、ドイツの家具メーカーCOR。Poliformなど数社が同様のカラーで展開していたのが2009年トレンドの一つ。

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KELP(プレス用フォト)

■Vitra
Vitraスタンド内メインのインスタレーション、Vegetalチェア。インドア、アウトドア兼用。4年の開発期間を経て製品化されたオーガニックな構造は、20世紀の庭園の植栽からインスピレーションを得たそうだ。近年流行の「メッシュの座面」を新解釈で仕上げた洗練された秀作。
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Vegetal – the universal chair with organic structure by Ronan & Erwan Bouroullec, 2008(プレス用フォト)

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2009.05.14

2009 ミラノサローネ・レポート vol.3 ユーロルーチェ part.2

photo & text: Motohiro SUGITA

2009 ミラノサローネ・レポート第3弾は、展示会場フィエラ・ミラノで隔年開催の国際照明見本市Euroluceユーロルーチェに関するレポートのPart 2。

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老舗照明メーカーひしめくパビリオン14、18の隣、パビリオン22、24は、前回2年前と比較しても来場者は疎ら。しかし、REGENT Lightingのスタンドは大人気。主人公は牛。「なぜ牛なの?」の質問にマネージャーは、「素晴らしい質問ですね!当社のLEDライティングは、太陽光線を再現することが可能。牛と麦畑はその表現のために最適なモチーフ」とのこと。同パビリオン内のSWAROVSKIを含め、LEDはすっかり一般化、定着化した印象。

info02トランローグは、商談中心のフィエラ・ミラノにおいて成功するための展示作法と、ブランディング中心のFuori Saloneにおける展示の秘訣について、エクスナレッジ・ムック「iA(アイエー)10号」で11ページに亘って詳解しています。web magazine TRANLOGUEと併せてご笑覧ください。
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info02住宅、インテリア関連企業の広報ご担当者様へ。新製品情報などニュース・リリースをお送りください! web magazine TRANLOGUEでのご案内を検討させていただきます。また、トランローグは、企業向けにミラノサローネ詳細レポートを作成しています。気軽にお問い合わせください。

info02トランローグのデザインによる面発光LED照明airLUCE(エアルーチェ)の新製品情報についてご案内していきます。お楽しみに!

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■ALBUM
低電圧(12V)で安全な照明テクノロジーと、ハンディクラフトによる30以上の照明ボディを組み合わせたクリエイティブな空間ソリューションがALBUMの真骨頂。1987年創業。

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ALBUMスタンド内、各照明の明るさと消費電力をテーブル上に分りやすくプレゼンテーション。

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Marte(プレス用フォト)

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Ovosodo(プレス用フォト)

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Luna(プレス用フォト)

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Nuvola(プレス用フォト)


■Artemide
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Artemideスタンド、レセプションの様子。極めてシンプルな展示だが、ブランド力と商品力で、FLOSと双璧の人気度だ。

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ZAHA HADIDによるgenesy。エントランスに配置されているにも係らず、ZAHA製品としては珍しく注目度が低かった。例年の大規模なZAHA照明と比較して小ぶりなせいか、あるいは来場者が見慣れてしまったせいか?。ポジティブに捉え、一般的商品として定着したと見ることもできるか?

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Ross LovegroveによるCosmicシリーズ展示空間。


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Cosmic Angel sospensione(プレス用フォト)

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Cosmic Leaf tavolo(プレス用フォト)

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Cosmic Angel parete(プレス用フォト)


■AXOLIGHT
1996年ヴェネチアで創業。日本やノルウェーなどの伝統、自然観をヒントに、カジュアルではない、高いクリエイティビティを目指した製品開発を行っている。

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AXOLIGHTスタンド内。ミラノサローネらしいスケールアウトした製品で来場者をキャッチ。

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BELL sp(プレス用フォト)

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MODULO ap 58(プレス用フォト)


■BOVER
ベースはバルセロナ。ニューヨークのGLOBAL LIGHTINGがサポート。スタッフの8割が女性というBOVERのプロダクトには、洗練された優しさがにじみ出る。リボンプリーツ、レザーを照明に採用し、設立から10年で世界基準に。(参考:LUMINABELLA プレス資料)

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BOVERスタンド内。ややクローズドな展示で一見さんお断りの雰囲気。顧客はゆったりとした空間でじっくりと製品をチェックし、商談へ。

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Lea(プレス用フォト)

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Katsura(プレス用フォト)


■Catellani & Smith
1/5 LED ECO-LOGIC LIGHTがコンセプト。LED技術によってCO2排出を1/5に削減すると同時にエネルギー消費を4/5抑制するというもの。ニューコレクションは、2008年にフランクフルトで発表されたが、同社のユーロルーチェ出展は初めて。「光の芸術家」と呼ばれるエンツォ・カテラーニ作品のユーロルーチェ出展は、業界関係者注目の的。


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WA WA(プレス用フォト)

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GOLD MOON Parete(プレス用フォト)

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MAGIC Parete(プレス用フォト)


■de Majo Illuminazione
創業者Guido de Majoによって第2次世界大戦後、ナポリからムラノに移転。以降、伝統のグラスメイキングをアイデンティティとして高品質でコンテンポラリーな製品を次々に発表。

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シンプル豪華なde Majo Illuminazioneレセプション。オリジンのムラノグラス・シャンデリアが同社への信頼感と期待感を高める。

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Babol/S(プレス用フォト)

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Babol/SV(プレス用フォト)

■Fabbian
1961年創業。イタリア北東部のネットワークを活かしたモダンなプロダクトは、ストイックでありながら、豊かな表情、高級感を醸し出している。

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D86 Dune(プレス用フォト)

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D87 Flow(プレス用フォト)

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D91 Ali(プレス用フォト)

■FontanaArte
1932年ジオ・ポンティによってルイジ・フォンタナの芸術部門をしてフォンタナ・アルテを設立。ジオ・ポンティは、ガラスとデザインがフォンタナ・アルテのコア・コンピタンスとして発展する可能性に気づいた。近年では、チッパーフィールドやノーマン・フォスターなどとの共同によってコントラクトやアウトドア分野を含めて深化、発展している。

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FontanaArteスタンド。スタンド中心にカフェ&商談コーナーを配置したユーロルーチェで最もオープン・タイプのスタンド。入口の両サイドに街灯BOTREEを。

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BOTREE SKETCH(プレス用ドローイング)

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Spiral Tribe(プレス用フォト)

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Ala(プレス用フォト)

■LUMINIA
1973年手仕事によってアーム・ライトDaphineを製作したのが起源。以降完成度を極めるモノづくりにこだわる。2008年、Maseratiとのコラボレーションが話題に。

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LUMINIAのレセプション。製品といい、マセラッティとのコラボといい、他スタンドと比較するとよりダンディな雰囲気。

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Perla35(プレス用フォト)

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Moove(プレス用フォト)

■LIGHTYEARS
2005年デンマークで創業。デザイン、独自性、品質、適性価格にこだわった市場開発ならびに製品開発を展開。デンマーク人と一人の日本人によるデザイン。

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LIGHTYEARSスタンド内。今風の若く落ち着いたブランドの印象。

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Caravaggio T + F(プレス用フォト)

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Concert P3(プレス用フォト)

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Radon White(プレス用フォト)

■LUXIT
1967年ノルウェー企業のブランチとしてLuxo Italianaを開設し、1979年に独立。照明技術、生産技術、人間工学などの技術とデザインが融合した製品開発を行う。

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MORSE(プレス用フォト)

■SWAROVSKI
LEDなど新興照明メーカーが集まるパビリオンで最も人気の高いSWAROVSKIだが、2009年は集客も減少気味か? そう感じた理由には、2007年よりもスタンド面積を広げたこともあるようだ。2007年のブランディング中心のプレゼンテーションとは異なり、2009年は商品展示と商談を中心としたシンプルな展示となっていた。ブランディングも一定の成果を上げ、実売にシフトした印象だ。なお、Fuori Salone(サローネの外=場外)で行われたイベントSWAROVSKI CRYSTAL PALACE Osmosisについては、後日リポートする

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SVAROVSKIスタンド内の様子。白を基調にした無理無駄のない展示。

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2009.05.01

2009 ミラノサローネ・レポート vol.2 ユーロルーチェ part.1

photo & text: Motohiro SUGITA

2009 ミラノサローネ・レポート第2弾は、展示会場フィエラ・ミラノで隔年開催の国際照明見本市Euroluceユーロルーチェについてレポートする。
老舗照明メーカーのスタンドが林立するパビリオン14、18は、連日大勢の来場者で賑わっていた。

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info02トランローグは、商談中心のフィエラ・ミラノにおいて成功するための展示作法と、ブランディング中心のFuori Saloneにおける展示の秘訣について、エクスナレッジ・ムック「iA(アイエー)10号」で11ページに亘って詳解しています。web magazine TRANLOGUEと併せてご笑覧ください。
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info02住宅、インテリア関連企業の広報ご担当者様へ。新製品情報などニュース・リリースをお送りください! web magazine TRANLOGUEでのご案内を検討させていただきます。また、トランローグは、企業向けにミラノサローネ詳細レポートを作成しています。気軽にお問い合わせください。

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■SUCCESSFUL LIVING from DIESEL WITH FOSCARINI AND MOROSO
ファッション・ブランドとインテリア・ブランドのコラボレーション、ファッション素材をインテリアに取り入れるのが近年の傾向だが、2009年一際目を引いたのがファッション・ブランドDIESELと照明メーカー・フォスカリーニ、家具メーカー・モロゾのコラボレンーション。
DIESELはWilbert Dasをクリエイティブ・ディレクタ−とするDiesel Creative Team によって新しい照明コレクションを発表した。
テーマは、新旧様々な照明がロックのリズム、デザイン・オブジェにトランスフォーム。
ニュー・コレクションは、ファッション・ブランドらしく大衆言語で語られながらも、既成概念に捕われない照明に仕上がっている。

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FOSCARINIスタンド内のDIESELコレクション。


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Cage(プレス用フォト)


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Rock(プレス用フォト)

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Fork(プレス用フォト)

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Stud(プレス用フォト)

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Graphic(プレス用フォト)

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Tri-P(プレス用フォト)

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(プレス用フォト)


■FOSCARINI
今やヨーロッパでFLOS、Artemideと肩を並べたと言われるまでに成長したFOSCARINI。ラディカルでありながら硬すぎないデザインが、エレガントなインテリアにもマッチする。

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FOSCARINIスタンドのファサード。

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ニュー・コレクション展示コーナー。

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Le Soleil

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Wave Flap
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FlyFly(プレス用フォト)

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Flap(プレス用フォト)

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Tress(プレス用フォト)


■BAGA
フィレンツェのシャンデリア・メーカー。従来はクリスタルのシャンデリアをリリースしていたが、2009年から、ファブリックやアイアン、メタル・チェーンなど、よりインテリアにマッチする素材を組み合わせる照明シリーズを発表。今年のテーマは"BESPOKE LIGHTING DESIGN"、つまり「顧客の嗜好に合わせてシャンデリアをお誂え」。カラーもインテリアに合う柔らかいカラーが中心。


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Eccentrica(プレス用フォト)

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Ricercata(プレス用フォト)

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Stravagante(プレス用フォト)


■Barovier&Toso
Barovier&Toso とは、ムラノ・ガラスとその歴史を意味するとのこと。起源は700年前に遡り、ルネサンス期から二家族が共に働き始めたというから、まさに老舗中の老舗のようだ。エレガントなのにコンテンポラリーなインテリアにもマッチする仕上がりは、700年間のノウハウの賜物だ。

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Barovier&Tosoスタンドのレセンプション。

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honolulu(プレス用フォト)

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manhattan(プレス用フォト)

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topkapi(プレス用フォト)

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bibase(プレス用フォト)


■FLOS
3ブロック、およそ12スタンド分のスペースを使った、Euroluce最大の展示空間に、世界の著名デザイナー10名を起用した新作発表は、まさに圧巻。

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EUPHORBIA F_by Urquiola(プレス用フォト)

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K RAY black by Starck(プレス用フォト)

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Life 01 by Paul_Cocksedge(プレス用フォト)

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SKIN 02 by Paul_Cocksedge (プレス用フォト)


■KUNDALINI
1996年“Object of inner Illumination”というテーマを掲げてスタートし、TV番組や映画などのメディアに採用されることで知名度を上げたKUNDALINI。今年のテーマはFractals of light and new bio-aesthetics

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(プレス用フォト)

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KUNDALINI社傘下に入ったtronconiブランドのGINA CEILING

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ABYSS SPOT(プレス用フォト)

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HOMOLOGY(プレス用フォト)

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PIXEL(プレス用フォト)

■INGO MAURER
ラディカルなコンテンポラリー・シャンデリアで人気のINGO MAURER。今年は2008年の延長線上にあって、落ち着いた印象。

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INGO MAURERスタンドのレセプション。

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Luxury Pure

■DANEZE
フーチュリスティックでレトロ・モダン、クリエイティブでキュートなDANEZE。2009年も物静かに革新的なアイテムをリリース。

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CAU SOSPENSIONE

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MIYAKO

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2009.04.30

「危機ですか? いいえ、サローネです!」2009 ミラノサローネ・レポート vol.1

photo & text: Motohiro SUGITA

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メトロの中吊り「危機ですか? いいえ、サローネです!」。電車の天井から紐でブラ下げるのがミラノ流。

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例年通り大勢の来場者で賑わうi saloni会場エントランス。

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Fuori Salone(サローネの外)の代表格スワロフスキー。今年はトルトーナ地区の運河沿いに移動。

2008年9.15リーマン・ショック以降、世界金融は崩壊し、輸出依存度の高いメーカーの活動も停滞している。
ロシアや中東のオイル・マネー、躍進するBRICs諸国などを顧客に倍々ゲームの様相で成長して来たミラノ・デザイン・マーケットも危機の煽りを受けているに違いない。
しかし、同時に1961年から幾度の経済危機を乗り越えて来たSalone del Mobileの主催者、出展社の商魂は逞しい。
メトロで見かけたi saloni(※1)の中吊りのキャッチは「危機ですか? いいえ、サローネです!」。世界中の来場者の無意識の疑問を、顕在化して解消してみせる、まさにタイムリーなキャッチ・コピーだ。イベント主催者の自信と危機感は表裏一体のようだ。
そもそも「デザインが、停滞するイタリア経済を活性化した」と言われるほど、ミラノ・デザインは常に世界中の購買欲を刺激し、経済を活性化して来たのだ。

トランローグは2009年4月22日〜26日の5日間、幕張メッセの5倍の展示会場フィエラ・ミラノで開催されたSalone del Mobileと、同所で隔年開催のEuroluce、1979年からデザイン雑誌インテルニがサポートし、ミラノ市内各所で開催されたFuori Salone(サローネ展示会場の外)を訪ね、世界金融恐慌直後のデザイン・トレンドをリサーチした。
ウェブ・マガジンで2009ミラノ・サローネを数回に分けてリポートする。

※1:i saloniは、Salone Internazionale del Mobile(通称Salone del Mobile)ミラノサローネ国際家具見本市、Euroluceエウロルーチェ国際照明見本市、Salone del Complement d’Arredoサローネ国際インテリア小物見本市、SaloneSatelliteサローネ・サテリテの4つの展示会の総称。なお、Euroluceエウロルーチェ国際照明見本市とEurocucinaエウロクチーナ国際キッチン見本市は隔年で開催。

info02トランローグは、商談中心のフィエラ・ミラノにおいて成功するための展示作法と、ブランディング中心のFuori Saloneにおける展示の秘訣について、エクスナレッジ・ムック「iA(アイエー)10号」で11ページに亘って詳解しています。web magazine TRANLOGUEと併せてご笑覧ください。
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info02住宅、インテリア関連企業の広報ご担当者様へ。新製品情報などニュース・リリースをお送りください! web magazine TRANLOGUEでのご案内を検討させていただきます。また、トランローグは、企業向けにミラノサローネ詳細レポートを作成しています。気軽にお問い合わせください。

info02トランローグのデザインによる面発光LED照明airLUCE(エアルーチェ)の新製品情報についてご案内していきます。お楽しみに!

info02トランローグは、「住環境ビジネスをデザインする」をテーマに、住環境関連の商品企画、展示会企画などのブランディングやプロモーションを行っています。気軽にお問い合わせください!

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2009.04.08

ミラノサローネ・ユーロルーチェ2009 

ミラノサローネ2009が、4月22日から27日まで開催されます。今年は隔年開催のユーロルーチェの年。
今年もサローネの様子をブログでリポートします。お楽しみに!
まずはいくつかのプレスリリースをご紹介します。

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2008.08.05

ミラノサローネ レポート milano salone2008 その3

iA vol.10にミラノサローネの記事を寄稿
7月28日に発売された「iA interior/ARCHITECTURE vol.10 照明×透光素材(エクスナレッジ発行)」に、「ミラノ、2つのサローネ術」と題して、フィエラ会場とフオーリ・サローネの違いについて記事を寄稿しています。ミラノサローネにご興味のある方は是非、ご一読ください。

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2008.07.10

ミラノサローネ レポート milano salone2008 その2

Poltrona Frau
今年は、フランク・ステラやフランチェスコ・クレメントなどのアート画とのコーディネート。
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基本になる色はベーシックな白が多いのですが、新色としてベージュ仕様が各社から。
CAROLINA by Doriana and Massimiliano Fuksas
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ローテーブルの新しい提案とソファのベージュに紫のクッションをコーディネート。
NINFEA by Matteo Ragni
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CASSINA
カッシーナでも白、黒、に加えてベージュ色
VOLAGE by Philippe Starck
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YCAMI
昨年話題になったORIGAMIのローテーブルバージョン
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CASAMANIA
つい、座りたくなるお尻椅子
HIM&HER by Fabio Novembre
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CAPPELLINI
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カッペリーニでは、LOVES ECO-DESIGNとして、シュレッダーした紙を固めた椅子やハンドメイドのガラスのボウルなども展示。
by Stephen Burks
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by Stephen Burks
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カラフルな折りたたみ椅子
STITCH CHAIR by Adam Goodrum
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でこぼこに仕上げてクラフト感を出した照明
by Francois Azambourg
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