2014.01.01

【謹賀新年】黒豆パワーで2014年スタート!

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明けましておめでとうございます。

おかげさまでトランローグは、昨年9月に創業20年を迎えました。
次の10年に向けて知力、体力ともに充実させ、がんばります!
今年も1年、よろしくお願い申し上げます。

平成26年正月
トランローグ アソシエイツ


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▲近隣の村杉さんから前年に収穫した豆をいただき、トランローグ ワークショップにおける「パーマカルチャー菜園」の1つ「田んぼ脇の畦(あぜ)菜園」で栽培した黒豆。黒は、道教で魔除けの力があるとされることから無病息災を願う対象に。豆は「マメに働く」と語呂合わせされ、正月料理に欠かせません。なお黒豆は、冬に枯れて黒くなる前、秋には緑の枝豆としていただける、文字通り2度美味しい野菜です。

関連記事:
パーマカルチャー
ワークショップ Workshop 01 米作り/家庭菜園

▼トランローグが企画制作した書籍『自然のしくみを生かす家庭菜園 パーマカルチャー菜園入門』はこちら

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2013.01.03

【謹賀新年】冬のコンパニオンアニマル

明けましておめでとうございます。

おかげさまでトランローグは、9月に創業20年を迎えます。
今年も1年、よろしくお願い申し上げます。

平成25年正月
トランローグ・アソシエイツ

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房総のワークショップには、鷹(タカ)や梟(フクロウ)など様々な猛禽類(モウキンルイ)が、野鼠(ノネズミ)などの小動物を求めてやって来ます。

鷹や梟は、ワークショップで栽培している米を食べる野鼠を捕食するため、私たちと利益を共有するコンパニオンアニマルなのです。

上写真は、野(地面)に腹をするように飛行して狩りをする姿から、ノスリと呼ばれる鷹です。

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▲本来は夜行性の梟ですが、冬の夜間は餌となる小動物の活動が鈍るせいか、日が出て彼らの活動が活発化する午前中から昼過ぎにかけて田んぼにやって来ます。餌が少ないためか、いとも簡単に餌付けに成功してしまいました。

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▲この冬ワークショップにやって来たもう一匹のコンパニオンアニマルが柴犬の仁(ジン)くんです。保健所に保護されていた彼を助けてくれたグループの方から譲っていただきました。彼は防犯だけでなく、心理面も共有できる大切なコンパニオンです。

コンパニオンアニマルなんて大袈裟に書きましたが、昔の人なら誰でも知っている当たり前の知恵、世界観です。ただし鷹や鳶(トビ)は、家畜の鶏や合鴨、鯉(コイ)を襲うため害獣にもなるので注意が必要です。

コンパニオンアニマルの活用法については、自然のしくみを生かす家庭菜園の書籍『パーマカルチャー菜園入門』で解説してします。

カテゴリー:パーマカルチャー

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2012.08.13

人気ブログ記事『スローな家づくり』をホームページにアップしました。

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photos & text: tranlogue associates

大増税時代の、金に左右されない“次の暮らしのデザイン”

東京から電車で1時間のJR外房線上総一ノ宮駅から、さらに車で10分。200坪の敷地には、30畳の土間のある50畳の母屋と、セルフビルドした12畳のアトリエ兼納屋。パーマカルチャー菜園で野菜をつくり、家の前の田んぼを借りて手作業の米づくりを楽しんでいます。
自然の力を最大限に利用し、金をかけない自給術は、これからの時代に必要な生活の知恵、と考えています。
そんな私たちの超ローコストでエコな家づくりは、『スローな家づくり』と題して住宅雑誌『ニューハウス』に連載されました。
また、宝島社『田舎暮らしの本2012年1月号』別冊付録で『保存版・テーマ別ベスト田舎105』にも選ばれました。
ブログで紹介し、たいへん好評をいただいた『スローな家づくり』を、トランローグのホームページにまとめ、さらに読みやすく紹介しています。
資金を貯めながら少しずつ完成させた、スローな家づくり。
トランローグのホームページでお楽しみください。
「スローな家づくり」

過去の関連記事■セカンドハウス/週末住宅/田舎暮らし 次の暮らしのデザイン

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2012.06.01

「日本ジビエ振興協議会」設立。ジビエ料理試食会を取材しました。

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photo, movie & text: Motohiro SUGITA

2012年5月31日(木)、天王洲のJTBビル(東京都品川区)において、日本ジビエ振興協議会設立についての記者会見と、一般説明会ならびにジビエ振興セミナーが開催されました。
ジビエはフランスで、野生動物の食肉を指し、秋冬の高級食材として人気。東京のレストランでは、蝦夷シカの薫製や丹波篠山のイノシシの赤ワイン煮込み・・・と、すでに定着していますが、これをさらに全国隅々まで普及させよう、というのが本会のようです。
その背景には、増え続ける野生動物による農作物荒らしなど、農林業から観光業まで被害の深刻化があります。現在イノシシとシカの捕獲頭数は、いずれも約30万頭。そのほとんどが悲しくも廃棄されています。そこで、近年各地に獣肉の処理施設が開設され、ジビエを地域資源として活用しようという機運が高まっていました。処理施設は全国に、約100カ所あるそうです。
このような状況で本会は、国産ジビエの普及・拡大を図ることにより、地域の活性化と中山間地域の農林業などの産業を守ることを目的に設立されました。
メディアを通して次の暮らしをデザインするトランローグは、ジビエが、海外から安い食材を買い続ける暮らしを見つめ直す、1つのきっかけとなることを願い、取材しました。
なお会場には、くくり罠でイノシシを捕獲する名人の戎井(えびすい)さん(千葉県南房総市)もいらしてました。戎井さんとガンコ山のシシ狩りの様子については、下記をご覧ください。

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▲会の代表でオーベルジュ・エスポワースのオーナーシェフの藤木徳彦さん(右)と、事務局長で株式会社ゆい工房代表の小谷浩治さん(左)により、記者会見が行われました。藤木代表のモットーは、「獲った命は無駄なくいただき、人の命の糧としよう」。

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▲記者会見から会場を移し、一般向けの説明会とジビエ振興セミナーが開催されました。

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▲岩本司・農林水産副大臣によるお祝いの言葉と、ジビエ振興に係わるサポートについてスピーチが行われました。「海外から買い漁っては廃棄している日本の食料で、海外の5つの国の食料をまかなうことができる」とのこと。ジビエ文化の普及を通して、身近な動植物の尊い命をいただくことに対する感謝の心が養われるとすれば、本当の成功と言えそうです。

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▲本会の発起人の一社、株式会社JTBの久保田穣・常務取締役より「地域活性化に向けたジビエの可能性」について基調講演が行われました。ジビエに係わる認知度やイメージの調査分析、過去のイベントの成功事例などが紹介されました。調査分析資料についてはホームページに掲示されるそうです。長野県ではメディアの努力でお年寄りでも知っているジビエですが、「どうもカタカナはわかりにくくて」という人向きには、「自美恵(自然の美しき恵み)」や「滋味会(滋味豊かな山の幸との出あい)」などの当て字で、日本語化していくのもありでしょうか?

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▲一般向け説明会では参加者に、赤白のワイン付きでジビエがふるまわれました。写真右上から時計回りに、鹿肉ハンバーガー、鹿肉の特製カレー、鹿肉のサラミ・リンゴの香り、鹿肉のテリーヌ、鹿もも肉のロティ・タタキ風、ツキノワグマのシューファシル。ローカロリーでヘルシーなジビエの特徴を生かし、カレーを除けばいずれも素材の美味しさのわかる薄味。こってりとしたソースでいただきたい人は、レストランで作り立てをどうぞ!
藤木代表のジビエ料理を食べて初めて、ジビエが美味しい、と納得したある人は、「今までジビエは美味しくないと思っていたが、今日初めてジビエが美味しいとわかった。そして初めてお酒が飲みたいと感じた。さらに、一晩泊まって行きたいと思った」と語ったそうです。それくらいジビエはワインなどのお酒と合い、また、ゆったりとした気持ちにさせてくれる魅力があるのです。つまりは、ビジネスチャンスに溢れている、とのこと。藤木代表によると、加熱次第で美味しくもまずくも。美味しくないのは、材料の見分け方と調理法が不適切だから。とか。
なお、懸念される放射性物質については、各自治体ごとのルールに従う、というのが本会のスタンスでした。

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▲会場から見た天王洲の風景。今「お堀のたぬき」が話題になっていますが、基本的に東京はジビエの産地ではなく、消費地。地産地消を目的とする日本ジビエ振興協議会にとって東京で説明会を開催した意義は、本会を全国に展開すること。そして、東京に暮らす人々が全国各地のジビエ料理を堪能するツーリストとなることを期待しているようです。

トランローグ・ワークショップでのジビエ料理はこちらから▶[その1][その2]

過去の関連記事■『シシ狩りマスター』参加リポート 〜ガンコ山ツリーハウスヴィレッジ主催 括りワナをつくってシシを獲る! 日本初の猟師養成塾〜

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2011.12.07

『田舎暮らしの本』で「ベスト田舎105」に選ばれました!

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過去の関連記事:■セカンドハウス/週末住宅/田舎暮らし ■ワークショップ Workshop 01 米作り/家庭菜園 ■ワークショップ Workshop 02 セルフビルド ■パーマカルチャー ■次の暮らしのデザイン

トランローグのワークショップが宝島社『田舎暮らしの本2012年1月号』の別冊付録『保存版・テーマ別ベスト田舎105』に選ばれました。私たちのテーマは「都市から1時間」。
上総一ノ宮駅近く、という立地環境で毎日東京まで通勤しながら「米づくりワークショップ」や「セルフビルドワークショップ」を通して都会と田舎を結ぶ取り組みが注目・評価されたようです。
ぜひ書店で手に取ってご笑覧ください!
これからも「人と自然」「人と人」、さらにパーマカルチャー菜園によって「自然と自然」までも繋げていきたい、と願っています。

田舎暮らしの本-2012年-01月号

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2011.09.06

田舎不動産その1

土地探しはライフスタイルを考えることから始める
 土地探しを始める動機は「自分の手で野菜を育ててみたい」「趣味の陶芸をやりたい」「自分のアトリエで絵が描きたい」「薪ストーブにあたって静かな夜を過ごしたい」「好きな釣りに毎日でかけたい」「広々とした庭で食事を楽しみたい」等、人によって様々でしょう。しかも誰しも複数の目的があるのではないでしょうか。しかし、何かをメインに据えて土地探しを始めないと、無数ある中から自分にあった土地を探すのはとても困難です。
 また、海山での生活は都会と違って、季節に大きく左右されます。雪深いところでは、交通も不便になりますし、家庭菜園をするには季節が限られてしまいます。反対に年中暖かいところは、真夏は暑くて避暑にはならいことも
頭に入れておかなくてはなりません。まずは、一番何をして過ごしたいかをはっきりさせましょう。
 
ライフサイクルもしっかり頭に入れて
 週末別荘を長く楽しむには、年齢と共に変化するライフサイクルのことも頭に入れておかなければなりません。
例えば、現在40代で、冬はスキーを楽しめる人も、少しづつ体力が衰えていきます。将来、定住した時に、雪の多い寒い地方での暮らしができるのか、スーパーや病院は近くにあるか等も考えに入れて、場所選びは慎重に進める必要があるでしょう。安いからといって敷地が広すぎるのも考えもの。なぜなら、夏の草刈りや除雪の作業等、広ければ広いほど大変だからです。

週末住宅までの距離は約2時間が理想
週末住宅までの距離は、車で約2時間未満前後が理想的です。それ以上になると、最初のうちはよくても年月を経るにつれて、足が遠のいてしまいがちです。東京近郊でも、海や山を楽しむのに最適な場所はまだ見つかります。穴場なのが、那須や房総です。一度、不動産情報をのぞいてみてください。東京の土地の値段を見慣れているとその安さに驚くでしょう。

確認申請が不要な場所が多い
住宅地のほとんどは、都市計画区域に指定されているので、建築の確認申請が必要です。しかし、田舎不動産のほとんどは、都市計画区域外なので、建築の確認申請ではなく、大きさなどだけを書き込んだ、届け出だけで済むことが殆どです。ネットで届け出書類などをダウンロードすることができます。業者に頼まず自分おこなえば費用を浮かせることができます。

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2011.07.17

『シシ狩りマスター』参加リポート 〜ガンコ山ツリーハウスヴィレッジ主催 括りワナをつくってシシを獲る! 日本初の猟師養成塾〜

関連記事:07■田舎暮らし

 

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photos & text: tranlogue associates

 2011年7月9日(土)、10(日)の2日間、房総半島の最南端、南房総市にあるガンコ山ツリーハウスヴィレッジにて、里山や田畑を荒らす獣害対策の一貫として、イノシシの狩猟ノウハウを実地で伝授する日本初・猟師養成塾『シシ狩りマスター』が開催されました。銃を使わず「括(クク)りワナ」でイノシシを捕まえ、肉をいただくと聞き、いま森で起きている現実をこの目と体で確認しよう、とジャーナリスト魂(野次馬根性?)に火を点けられ受講して来ました。
 元々千葉県内にイノシシはいませんでしたが、ハンティング目的でブタとイノシシを掛け合わせて山に放ったのが爆発的増加の原因とのこと。自然界のバランスを崩すのも保つのも人間次第、という一面がここにも見られました。それでは次の課題として、自然界のバランスを保つために捕獲したイノシシをどうするか?
 「人が食べる」が1つの答えです。
 ところで近年、およそ40%という食料自給率の低さが問題視されています。しかし、主食用の米はほぼ100%、野菜は80%以上ですから、ベジタリアンであればほぼ自給できている、と言えそうです。大きく自給率を下げているのは、牛肉などの肉類(飼料自給率を考慮すると11%)とその餌(25%)、そして食用油(14%)なのです。元来日本食文化にはなく、生活習慣病の原因でもあるこれらの輸入食材に依存する生活が食料自給率を下げている、と書き換えることもできます。
 増え過ぎて森の木々や人に襲いかかるイノシシを捕獲しておいしくいただくことは、日本人が自然とともに生きていた時代の、伝統文化だったのではないでしょうか!?
 『シシ狩りマスター』は、失われた伝統文化を垣間見せ、再生する知恵と技を教えてくれました。

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▲まずはガンコ山マスターの平賀さんのガイダンスで、クワガタ獲り、高木に吊られたブランコ乗りなど、軽く準備運動を。そして森に入り、森の進化(自然遷移)についてレクチャーを。ガンコ山では、森が誕生したばかりの先駆種の群生から、森の生長の最終段階の極相種の群生までを観察できます。ところで森は、増え過ぎたイノシシの個体調整を行なうために木々の間で、イノシシの餌となる実を減らす「一斉同調」を行なうそうです。森は戦略的に生きてるんですね!
 また現在、イノシシは森の生態系を構成する一員としての位置を占めておらず、人がイノシシを食することによって個体調整が行なわれた場合に初めて、人を含む森の生態系の一員になる、というお話はとても興味深いです。

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▲シシ狩りマスターの戎井(エビスイ)先生による「括りワナ」実技講習が始まりました。地元南房総市の建築士で大工さんの戎井先生は、3年前から猟師に。今ではイノシシの習性を熟知し、捕獲後の解体まで手掛ける貴重な人物です。ところで狩猟を行なうには、この養成塾とは別に狩猟免許の取得が義務付けられています。

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▲狩猟専用ワイヤーを落とし穴の周囲に収め、イノシシが脚を落とし穴に踏み入れると、ワイヤーで脚を締め上げる仕掛けです。

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▲熱心に受講する参加者。イノシシに農作物を荒らされて困り果てている地元農家。ジビエなど季節の希少食材としてイノシシに注目するレストラン関係者。農林水産情報に係るメディア関係者。通勤途中でイノシシの被害を警告する看板を見るに付け「捕まえてやる!」と思い立った医療関係者。「農業体験の後は狩猟だ!」と考え、ネット検索で辿り着いた金融関係者。そしてエコロジカルな暮らしを実践、提案している私。7名の参加者のうち3名は、すでに狩猟免許を持っていますが、このように実地で狩猟を教わる機会はなかったそうです。

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▲森に入って獣道に「括りワナ」を仕掛けます。写真右端のブルーシートに乗って作業することで、獣道に人の痕跡を残しません。仕掛けには、イノシシが倒木をまたいだ先に落とし穴を仕掛けるなど、戎井先生のノウハウが凝縮されています。

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▲ワナを仕掛けたら必ず、人にその存在を警告する看板を立てます。人や木材の臭いが消えていればイノシシには気づかれないそうです。

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▲夕食は猪肉づくし料理を堪能。写真上から、シシ鍋用の出汁を取るためのガラ(肋骨、背骨、腰骨)。出汁を取って骨に残った肉も柔らかく、独特の味と香りがあって美味しい。写真中は、背ロースのブロック。白い背油と真っ赤な肉のコントラストが猪肉ならではの美しさ。写真下は、背ロースの焼き肉。肉も油もしっかりした歯ごたえがあって旨い。鹿や野うさぎなどジビエを堪能する食通には、これくらいの歯ごたえや味、香りの特徴がなければ物足りないに違いありません。ハンバーグしか食べられない子どもの味覚とは正反対の世界。この他、山桜のチップでスモークした前足の薫製など、大自然からいただいた命に感謝しながら堪能させていただきました。すべて戎井先生の捕獲、解体、調理によるもの。
 また夕食後には、戎井先生が「括りワナ」で捕獲したイノシシを、自ら沢で解体する様子を録画したDVDを見て学びました。こうすれば新鮮、衛生的でおいしい肉を短時間に取ることができる、といった納得の内容でした。

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▲2日目、梅雨も明けカラッとして、吹き込む風が心地よい朝のラウンジ(東屋?)で朝食をいただきました。ここ南房総でも放射能を心配する観光客の減少が著しく、例年の9割以上の減少という深刻な状況との話題も。子連れの観光客は「子どもに何かあっては取り返しがつかない」という思いと、おそらくは「子どもの心配をしながら遊ぶのは、かえってストレスになる」と考えて、遠出を控えているのではないでしょうか? 原発事故は農業分野ばかりでなく、計り知れない莫大な被害を東日本一円に撒き散らしているようです。

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▲朝食後に参加者は、各自「括りワナ」を仕上げました。詳しいワナの仕組については、戎井先生の『シシ狩りマスター』に参加して会得するか、専門書などでご確認ください。

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▲昨日森に仕掛けた「括りワナ」を見に行きましたが、残念ながらイノシシはかかっていませんでした。しかし近くには、最近イノシシがタケノコを食い荒らした生々しい跡が残されていました。

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▲昼食にはガンコ山マスター直々に、特性ドラム缶釜によるピザを焼いていただきました。季節の夏野菜に猪肉の味、香りが深みを与えてくれます。

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▲自作のワナや、ヤリなどの道具を手にした参加者とスタッフ。皆さんそれぞれのフィールドで狩猟や猪肉料理、自然と生きることについて実践され、後日談を聞かせていただけるのが楽しみです!

▶日本ジビエ振興協議会設立とジビエ料理試食会についてはこちらから

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2011.02.04

田舎暮らしの本に「房総と東京を往復する、トカイナカ暮らしを実現する土地探し」を寄稿

田舎暮らしの本(宝島社)3月号の房総特集に、東京まで通える田舎、トカイナカ千葉の記事を寄稿しました。土地探しの様子や田んぼワークショップについて紹介しています。是非書店で手に取ってご覧ください。
また、田舎暮らしについてお気軽にお問い合わせください。

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田舎暮らしの本 2011年 03月号 [雑誌]

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2009.12.17

「東京駅から1時間。1500万円の予算で「200坪の敷地と50畳の母屋」+「セルフビルドの12畳アトリエ」+「自給自足の田んぼ1反」のある暮らし」に関するご相談にお応えしています

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text: Motohiro SUGITA

トランローグは、敷地探しや造成に関するコンサルティング、住宅設計、セルフビルドや米作りのワークショップを通して、エコ生活を実現したい方からのご相談にお応えしています。(注:費用は、土地や建物、田畑などの条件によって異なります。予めご了承ください。)

お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ: info@tranlogue.jp

事前にご相談内容を、より具体的に教えていただければ、答えられる範囲で準備しておきます。
なお、トランローグは不動産販売や施工などを行わない、デザインを中心に情報提供をビジネスとする会社です。
つきましては、ご相談の報酬について、コンサルティング料として、下記の2種類を考えております。ご確認ください。
不明点があれば、ご遠慮なくお問い合わせください。

記)
コンサルティング報酬■その1
1時間(※1)3,000円[2名ないし1名で対応]。コンサルティング料には、資料作成料や具体的な設計料は含まれません。

コンサルティング報酬■その2
当社主催「田植えワークショップ」「稲刈りワークショップ」「セルフビルド・ワークショップ」の何れかへ1回(1日)ご参加(※2)いただきます。コンサルティング料には、資料作成料や具体的な設計料は含まれません。

(※1):
厳密に60分以内ということではありませんが、大幅に1時間を越えない範囲で対応させていただきます。
時間内にお答えできないことで、公開情報から調べられることは当社で調べ、後日お答えできるよう善処いたします。行政情報や不動産情報など、お客様ご自身で調査いただいた方がお客様の将来に有益と思われる内容については、情報源だけ提供させていただく場合もあります。

(※2)
当社ではWWOOF(Willing Workers On Organic Farms)方式によって、「田植えワークショップ」「稲刈りワークショップ」「セルフビルド・ワークショップ」を開催しております。
WWOOF方式とは、人手の必要な農作業に協力いただく参加者から労働力を提供いただく代わりに、参加者へ農作業のノウハウと食事や飲み物を提供する、相互扶助の仕組みです。
当社ワークショップでは、2〜4時間程度の時間内で、楽しみながら作業しています。
「田植えワークショップ」は毎年ゴールデンウィーク最初の休日、「稲刈りワークショップ」は毎年敬老の日前日の日曜日(9月第3日曜日)を予定しております。参加いただける日に参加いただければ結構です。

報酬について2種類を準備したのは、通貨(円)だけでモノやコトの価値を量らず、地域通貨(コミュニティー通貨)や物々交換などによって労働や情報を交換し合う選択肢も持ちたい、という考えからです。
お客様の指向で2種類の何れかをお選びいただければ幸です。

以上)

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土地探し〜土地購入までは「自然を楽しむ週末別荘傑作選(別冊家庭画報 Home ideas/世界文化社)」で紹介しています。

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土地造成から母屋の建築までの様子は「NewHOUSE 2004年2月号〜6月号(月刊住宅雑誌/ニューハウス出版)」で紹介しています。

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土地探しから入居後の様子は「建築家と考えるセカンドハウス (エクスナレッジムック) 」で紹介しています。

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2009.06.25

東京駅から1時間。1500万円の予算で「200坪の敷地と50畳の母屋」+「セルフビルドの12畳アトリエ」+「自給自足の田んぼ1反」のある暮らし

photo: Kazuko TOMOYORI, Motohiro SUGITA
text: Motohiro SUGITA

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上写真:母屋サンルーム。セルフビルドのアトリエ完成パーティーのテーブル・セッティング。/下写真:50畳の母屋(左)。セルフビルドによる12畳の草屋根のアトリエ(右)。約1反の田んぼ(手前)。
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セカンドハウスや週末住宅、あるいは本格的な田舎暮らしのベース・キャンプとして、東京駅から特急電車で1時間、およそ1500万円の予算で実現した「200坪の敷地と50畳の母屋」+「セルフビルドの12畳アトリエ」+「自給自足のための田んぼ1反」のある暮らしをご紹介します。

自然豊かな広々とした環境で米や野菜を自給しながら、伸び伸びと暮らすライフスタイルは、掛け替えのない日常を体験させてくれます。しっかりと建設コストを抑えて節約しながら、質の高い家づくりは可能です。

トランローグは、敷地探しや造成に関するコンサルティング、住宅設計、セルフビルドや米作りのワークショップを通して、エコ生活を実現したい方からのご相談にお応えいたします。(注:費用は、土地や建物、田畑などの条件によって異なります。予めご了承ください。)
お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ: info@tranlogue.jp

「東京駅から特急で1時間、千葉県上総一ノ宮駅近く、200坪の敷地に50畳の母屋」の土地探しと土地造成、家の建設については、このカテゴリーでご紹介しています。予算は、家具やインテリアなど趣味的な費用を除いて約1350万円(キッチン・バス設備込み)。(注:費用は、土地や建物などの条件によって異なります。予めご了承ください。)
「12畳の草屋根(芝屋根)のアトリエ」のセルフビルドの様子は、カテゴリー8■ワークショップ Workshop 02 セルフビルド 草屋根のアトリエ、茶室 他ならびにトランローグ・ホームページでご紹介しています。予算は建築に必要な電動工具や材料を含めて約100万円。(注:費用は、土地や建物などの条件によって異なります。予めご了承ください。)
自給自足のための「1反の田んぼ」での米作りの様子は、カテゴリー7■ワークショップ Workshop 01 米作り 田植え体験 他でご紹介しています。予算は、田んぼを借り、手作業を基本に必要最少限の農機具を購入して50万円未満。(注:費用は、田畑などの条件によって異なります。予めご了承ください。)

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アプローチから見た母屋。春には野草の花が咲き乱れ、夏の夜には蛍が乱舞します。

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母屋リビング。房総の冬は暖かく、薪ストーブ1台でOK。土間は冬でも寒くありません。

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母屋は、リビング+ダイニング+キッチン+サンルーム=30畳コンクリート打ち放しの土間。畑仕事やDIYに欠かせません。

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母屋ダイニング・キッチン。天井高・最高6mだから床面積以上に広々と感じます。業務用キッチンでは、収穫した季節野菜の本格料理を。

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母屋、10畳の板間。表裏2重貼りの障子は明るく、断熱性能も抜群。障子を全開すれば40畳一続きの空間に。

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母屋、10畳のサンルーム。冬の日中は、天窓から注ぐ太陽熱をコンクリート床に蓄熱するパッシブ・ソーラー・システム。冬の夜間は、ロールブラインドで天窓からの冷気を断熱。夏の日中は、天窓をヨシズで塞いで暑さを防ぎます。夏の夜間は、窓を開け放しでは寒くて眠れません。冷暖房要らずの、地球温暖化時代にふさわしいエコ住宅です。

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母屋、10畳の小屋裏。来客時の家族の寝室、クローゼットなどに利用。

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母屋裏に設置した薪棚。セルフビルドの練習を兼ねて自作。たまに雪も降ります。

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セルフビルド中のアトリエ。

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ゴールデンウィークに、ワークショップ方式で約30人の参加者と行った田植え。

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麦も元気に育ちます。

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気づくと野菜も巨大化しています。

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