自然と生きる『パーマカルチャー菜園入門 第9版』改訂増刷と中国語版(簡体字)発行のお知らせ
石油や原子力エネルギーに依存せず、自然エネルギーと生態系の活用をベースとする野菜づくりの本が『パーマカルチャー菜園入門』(JAグループ・家の光協会発行)。
おかげさまで2010年8月に発行以来、多くの読者にご支持いただき、10年で第9版を増刷することができました。
また、2020年8月には武漢の出版社から、中国語版(簡体字版|写真・上から2番目)も翻訳・出版されました。2013年には、台湾の出版社から中国語版(繁体字版|写真・上から3番目)が翻訳・出版され、その後さらに増刷されています。
中国において科学技術が集積された戦略都市、武漢から自然のしくみを生かす菜園と暮らしの本が出版された意義はとても大きいと思います。
歴史を遡ること100年余り前、アメリカの農学者 F. H. キングがパーマネント・アグリカルチャー(持続可能な農法)を求めて、日本、中国、朝鮮半島を調査したことを起源とするのがパーマカルチャー。その後、オーストラリアのビル・モリソンたちによって体系化(理論化・実践化)されました(★詳細は本書でご確認ください)。
100年の時を超え、東アジア諸国がさらに科学的知見を得て、自然のしくみを生かす技術やライフスタイルをリードすることに期待したいと思います。
コロナ禍の今、世界中で、これまで以上にたくさんの人が、パーマカルチャーな暮らしに向かっているようです。
再版に当たっては、巻末リストの次の連絡先を更新しました。第8版以前をお持ちの方は、第9版でご確認ください。
【パーマカルチャー関連団体】
・NPO法人 パーマカルチャーネットワーク九州
・NPO法人 沖縄パーマカルチャーネットワーク(OPeN)
・安曇野パーマカルチャー塾
・舎爐夢(シャロム)ヒュッテ
・富士エコパークビレッヂ
・レインボーファミリー農園
是非一度、書店で手に取ってご覧ください。
書籍の詳細
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