2019年・第11回“稲刈り&収穫祭”+手ぶらキャンプを開催しました!
▲台風15号の猛威に見舞われた千葉県ですが、台風でも倒れない品種として開発された千葉の“ふさおとめ”は、毅然とした姿で立っています!
▲参加者の皆さんと田植え、草取り、収穫した米を、その後、脱穀・選別、籾摺り・選別、精米・選別。
約120kgの白米を、12月初旬に東京都文京区のこども宅食事業へ寄付しました。2020年2月に支援家庭へ配布していただく予定です。
▼動画もあります!お見逃しなく!
開催日 2019年9月15日(日)
開催場所 千葉県睦沢町岩井
主 催 睦沢町農泊推進協議会
協 力 一般社団法人 里山ソーシャルデザイン
後 援 トランローグ有限会社
千葉県・睦沢町
千葉県・睦沢町教育委員会
photo: 村越教子さん + Tranlogue Associates
movie: Shizue INOUE + Tranlogue Associates
text: Sugita Motohiro + Tranlogue Associates
去る9月15日(日)「米づくりを楽しみたい方」「将来自給自足に挑戦してみたい方」を対象に、「稲刈り体験」「里山の保全・発展」「田舎と都会、国内外の交流」を目的として、稲刈りと収穫祭を開催しました。
トランローグ有限会社は、2009年から房総の工房前の田んぼで米づくりワークショップを主催してきました。
昨年まで10年間、無料で実施してきましたが、11年目の今年からはワークショップの参加メンバーで、一般社団法人 里山ソーシャルデザインを設立し、有料で主催しています。
トランローグは活動を後援し、東京都文京区のこども宅食事業に米を寄付するための作業と、経費を負担しています。
また、里山ソーシャルデザインは、睦沢町農泊推進協議会の中核団体として、“手ぶらキャンプ”などを通して、農村民泊の普及に取り組んでいます。
“次の暮らしをデザインするトランローグ”と里山ソーシャルデザインが提案するのは、「みんなでつくって、みんなで食べる」。
人と人が助け合いながら、自分たちが食べる米を自分たちでつくる技と楽しみを伝承すること。さらに、1人で食事する機会が多くなった今日において、大勢の人たちと一緒に食事することの楽しみを共有することです。
このページでは、“稲刈り&収穫祭+手ぶらキャンプ”の様子をリポートします。
本ページ上▲に動画もあります。お見逃しなく!
米づくりは、田植えから稲刈りまで“、無農薬+100%有機肥料+雨水・湧き水+天日干し+手作業”による、今時あり得ない、昔ながらのやり方です。
昨年から登場した “小さな小さな屋台村” では、里山はちみつさんによる地元睦沢町で採取された四季折々のハチミツや、地元産の酒米による純米大吟醸酒 “睦水(ぼくすい)”、トロンローグがプロデュースした地元食材を使った “ビーンリゾット”などを販売。
来年の田植えは、“稲刈り&収穫祭+手ぶらキャンプ”は5月3日(日)を予定しています。
また、“稲刈り&収穫祭は、9月20日(日)”を予定しています。
なお、雨天などで変更する場合があります。当サイトで確認いただくか、直接お問い合わせください。
皆さまのご参加を心よりお待ちいたしております。
初めに稲の刈り方、稲わらの縛り方を説明したのち、みんなで稲を刈りました!
皆さんの集中力が凄い!
休憩時間。睦沢町役場の宮崎さんから台風被害の状況について報告していただきました。倒木や停電が主な被災で、ほぼ復旧している、とのこと。
▲この夏、“英語親⼦キャンプde⾥⼭体験
”で講師を務めていただいたヘイニー夫妻とニコルちゃんが登場。英会話教室のこと。英語キャンプのこと。アメリカ英語ツアーなどについてご案内いただきました。これからもよろしくお願いいたします。
休憩のあとは、一気に刈り取り。
わらで縛った稲の束を運び、竹の竿にかけ、2週間天日で乾燥。稲全体の旨味が米粒に移動し、凝縮されるとか。
長年参加され、1人1年分の米づくりワークショップにも挑戦された大村さんに、乾杯の音頭をとっていただき、収穫祭がスタート!
▲田植えと稲刈り&収穫祭。通算10回参加いただいた物部さんと村越さんに、後援のトランローグ有限会社から感謝の気持ちを込めて、睦沢町の酒米でつくった純米大吟醸酒・睦水(ぼくすい)を贈呈。村越さんには、今回のイベントの写真撮影もお願いしました。物部さん、村越さん、参加者の皆さん、ありがとうございます!
小さな小さな屋台村では、里山はちみつさん、トランローグが出店。
台風で被災された硝子屋福の吹きガラスや、同じくみのりファームの新鮮卵なども販売。皆さま、ご協力ありがとうございました!
参加者全員で自己紹介して交流を楽しみました。
むつざわヤギ牧場の飼育員、熊本さんから子どもたちに牛乳をプレゼントしていただきました!
パスタで有名なイタリアの食品メーカー、バリラ・ジャパンさんより、ビスケットをご提供いただきました。
子どもも、大人も、笑顔が最高です!
収穫祭のあと、2組のご家族がキャンプ!
夜は強い雨のなか、大人はテントで。子どもたちは母屋の2段ベッドでぐっすり。それぞれのキャンプを楽しみました。
皆さん、ご参加・ご協力いただき、ありがとうございました。
来シーズンもよろしくお願いいたします!
過去の稲刈り&収穫祭の様子は、次のページでご覧いただけます。
(第8回は、台風被害のため中止。代わりに“2016年・里山薪ストーブカンファレンス”を開催し、持続可能な米づくりワークショップについて話し合いました)
2018年(10周年記念・ダイジェスト| はじめての演劇祭| 小さな小さな屋台村| 収穫祭|稲刈りワークショップ) 2017年(第9回) 2016年(第8回) 2015年(第7回) 2014年(第6回) 2013年(第5回) 2012年(第4回) 2011年(第3回) 2010年(第2回) 2009年(第1回)その1 その2 その3
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