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2019.09.10

《2018年11月》 IFFT/インテリア ライフスタイル リビングで見つけた次の暮らしのデザイン

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photo, movie & text: Motohiro SUGITA + Tranlogue Associates



2018年11年14日(水)〜16日(金)、東京ビッグサイト西1・2+アトリウムにおいて、国際見本市 IFFT/Interior Lifestyle Living 『IFFT/インテリア ライフスタイル リビング』が開催されました。
本展は、東京から世界へ向けてライフスタイルを提案し、アジアを牽引するインテリアデザインのための国際的なB to B/商談見本市として開催されてきました。一般来場者は入場できません。
アトリウムでは、特別企画の「はじまりの仕事展」が開催されました。ひとつの商品が誕生したストーリーにフィーチャーした展示でした。
スタイリングが、商品の目に見える部分のデザインとすれば、ストーリーやコンセプトは目に見えないデザイン。
見えないものをどう伝えるか? 改めてその重要性と難しさに気づかされた展示でした。
目に見えないデザインは、開発プロセスでその本領を発揮。発売後はブランディングやプロモーションなど、広報・広告を通して、見える化していくことになります。
メディアを通して次の暮らしをデザインするトランローグは、
会場に出展社を訪ね、取材しました。
在宅ワークやコワーキングスペースにおけるソロワークを想定した、1人用狭小ワークスペースともいえそうな提案が、今年の特徴のひとつとして際立っていたようです。


はじまりの仕事展

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龍精密工業株式会社

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龍精密工業株式会社 は、福岡県久留米市をベースに木工用刃物の製造と研磨、レーザー加工などを行う。デジタル技術のよるレーザー加工は、天然木からMDF、アクリル、石、布、革、紙までさまざま、とのこと。切り絵作家とのコラボレーションによる行灯“華日(はなび)”は、2016年クールジャパン選定商品で、2017年筑後川ブランド認定商品だそう。
写真下は、アクリルと木、アルミの継手仕口。さまざまな素材の加工を専門に行う同社ならでは。異素材による在来構法が現実に見られる日がくるかも知れません。


manuf|TAKAYAMA

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福岡県八女郡広川町をベースとする株式会社たかやまがプロデュースするmanufは、工業製「手」工業的家具を標榜。
機械と、職人の手の加減でうまれる家具を目指し、手直しができるよう、無垢の木材を選択。自社工場で全工程の作業を行い、次の世代へ技術を継承することで、いつまでも手直しができる家具を約束しているとのことです。
写真は、軽量なペーパーコードを編んだ、ハイスツールやベンチ。軽快で良質なデザインは、さまざな次の暮らしにフィットしそうです。


日田家具工業会

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大分県日田市は83%が森林だとか。明治後半から森林資源を生かした木工品の生産が盛んに。現在では、箱物の大川、脚物の日田、と言われるほど、一大産地となっているそうです。日田家具工業会は、昭和29年に設立、昭和42年に改称。今回トランローグが注目したのは、仕事をしたり、映像を楽しむ際、1人で集中できるシェルターのような家具。複数人で団欒しやすい楕円形の炬燵。おが屑を詰めたソファ。紙管を並べたベンチなど、木を素材から見つめ直した提案。このような根源的な提案が、私たちに気づきや共感を与え、次の暮らしを先導してくれる、と期待します。


Nokta

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Nokta は、マレーシア、クアラルンプールをベースとする家具メーカー。予め自然染料で染められたFSC認証のエンジニアード・ウッドに突板を練りつけた板材を、コンピュータ数値制御のCNCルーターを用いてカービング。木部はすべてオイル仕上げ。突板のオプションにも、持続可能な森林から調達された無垢の芯材が用いられるなど、環境面にも配慮しているそう。シンプルだけれども、どこか懐かしく愛着のわくデザインです。


L.A.DEPO|株式会社アクセスホールディングズ

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L.A.DEPOは石川県金沢市をベースに、2016年12月スタート。「アメリカンヴィンテージ品を通し、物を大切にする文化を取り戻す」「音楽とヴィンテージ品を通し、人の輪をつくる」を目的としているそうです。展示会では、FC店・販売店を募集。本部がFC店を含めてネット通販を行うため、容易にネット売り上げも見込めるとか。
ひとつの世界観をまるごと大量に普及させる方法と楽しさが垣間見られた展示でした。


Natural Craft Connection Enterprise

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Natural Craft Connection Enterpriseは、フィリピンをベースに、アバカ素材による家具やラグ、雑貨を製造・販売しています。アバカはマニラ麻とも呼ばれますが、麻ではなくバナナや芭蕉と同族で、耐光性、耐水性に優れ強靭で、船舶係留用のロープや日本銀行券にまで使われているそうです。
植物繊維をそのまま使った素朴な製品は、丈夫で長持ちするという実用性ばかりでなく、自然と乖離するモダンな生活空間にも、自然の持つ優しさやパワーを与えてくれます。


+ design|Evis Furniture

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Evis Furnitureは、さいたま市をベースに、オフィス家具を中心とする家具メーカー。1965年に日本初の脚折れ座卓を発売以来、天板を回転させて収納しやすくしたフラップテーブルが主力商品とか。
さらなる可能性を追求するプロジェクトが+ design。橋脚をイメージし、ワイド4.2mの天板を4本の木製脚で指示するBrace。脚を強固に保持するインナーユニットにより、多種多様なデザイン脚を展開可能にしたOne Port System。強さと美しさが、次の暮らしをより快適にしてくれそうです。


Picnic Mat/ Bag|JOHNSON World Group Corp

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ヨハンセンワールドグループはフィリピンをベースに、木製家具を中心とする家具メーカー。トランローグが注目したのは植物性材料を編み込んだピクニックマット。広げた時の質感、肌触りはもちろん、バッグとして収納した姿も、とても上質で心豊かな印象です。プラスチック製のレジャーシートで簡単手軽なアウトドアライフばかりでなく、環境や景観にも配慮したエシカルなライフスタイルも実現しなければいけません。


ligne rose(R)

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フランスをベースに1960年代半ば、社会の原動力になっているベビーブーマー世代に注目し、音楽を聴いたり、本を読んだり、楽しく会話したりするソファが時代のニースをつかんだligne rose(R)。優れたクリエイションは、時代の反映でなければならないという。最近はクラフトマンシップと自然素材への関心が高まっているとか。
写真のL’IMPREVUは、快適さとマルチファンクションをテーマに、2台合わせるとクインーンサイズの本格的なベッドになるそう。足を上げてソファの上でくつろぐスペース、深く座るスペース、浅く座るスペース。それぞれ3種類の奥行きがあります。また、3つの独立した背もたれは取り外しが可能だとか。
同社の取り組みと製品は、マーケティングの科学的な洞察と、アートのインスピレーションの融合により、これまでにない革新的な家具が生み出されることを教えてくれます。


MARUKI|株式会社丸紀
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和歌山県三浜町をベースに、和室造作材の邸宅別販売などを行う株式会社丸紀。
ひとつひとつ異なる表情をもつ個性ある木と向き合い、木と人をつなぐことを目標としているそうです。
トランローグが注目したのは、“壁掛け棒”という名の、掛け軸上の薄い板。樹種やサイズによって7,560〜8,640円という価格帯ですが、それ以上の存在感、価値があるように見えました。
普段見慣れている木でも、やっぱり木っていいな、と思わせるプレゼンテーションが、人と木の新たな関係をつくり出してくれるようです。


金澤屋

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群馬県高崎市をベースとする金澤屋は、1836年創業以来、寝具を販売しているそう。睡眠を支え続ける同社が提案するベッドは、オーストリアのリラックス社の2つのシステム。
中写真は、Naturflex BED SYSTEM。木のしなりと天然ゴムのクッションを利用。体に合わせて細かな調整ができるウッドスプリングマットレスを採用しています。
下写真は、RELAX 2000 BED SYSTEM。一個一個独立したムクのブナ板盤が、360度円を描くように柔軟に動くウッドスプリングマットレスを採用。体重移動に連動し、寝返りも楽にできるとか。
心身の健康に大切な眠りが追求される今、一度試してみたいベッドです。


karimoku|カリモク家具

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カリモクは、江戸時代に始めた材木業が元となり、1940年に愛知県刈谷市にて木工業を創設。1960年代からオリジナルの木製家具の製造を開始したとか。
写真上から、MAS Familyは、熊野亘氏デザインによるプロトタイプ。国産ヒノキによる軽量家具で、枡に使われている組継ぎをが使われているとか。
小林幹也氏によるプロトタイプ、HARU。
デンマーク・コペンハーゲンをベースに活動するNorm Architectsによるプロトタイプ。
イノダ+スバイエのデザインチームにより2017年に発表したKUNSTのプロトタイプ。デンマーク・クヴァドラ社の上質な布地のバリエーションを増やし、表情豊かに仕上げるそうです。
国内外のデザイーナーとの協働により、時代にあったシンプルで上質な家具が増えてきているようです。


FINARTE|TAKANO MOKKOU

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FINARTEは、1985年に設立されたフィンランドをベースとするスカンジナビアンラグのデザインハウス。ポルトガルの独自工場で生産を開始し、インドの手工芸メーカーと協働。伝統と最新の技術、確信的なデザイン、再利用可能な素材、東西のバランスが取れたラグをつくり続けているそう。
北欧、南欧、インドといった、遠く離れた地域の良さが、製品に結実した成功例と言えそうです。


woodio

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森の国フィンランドをベースとするwoodioは、伝統とイノベーションをテーマに、保有する資源を生かす取り組みを行っているそうです。
木材チップを型に入れて鋳造したベシンは、100%耐水性で、フィンランドで設計・製造されているそうとか。丸い形のSOFT四角いCUBE。2つのコレンクションがあり、それぞれにマットと光沢、さまざまな色のバリエーションがあるそうです。
再生可能な植物性材料を使うことで環境にやさしく、持続可能な暮らしを実現してくれそうです。


LOHATES|MazRoc × graf

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1921年創業のバリアフリー商品を提供するMazRoc(マツ六株式会社)と、大阪をベースに「暮らしのための構造」をキーワードにものづくりから考えるクリエイティブユニットgrafによる、“いっしょにいるとうれしく、そばにあると安心する、家族のような手すり”がLOHATES(ロハテス)だそう。
インテリアに馴染み、思わず手を添えたくなる親近感の湧くスタイリングは、次の暮ら
しにやさしく寄り添ってくれそうです。


TOMOYASU SEISAKUSYO

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大阪府八尾市をベースに東京台東区にも拠点をもつ友安製作所は、おしゃれで品質が良く、安価なブランド“COLORS”を通してお客様に、DIYの魅力を体験し、共感してもらうことをコンセプトとしているとか。
展示空間は、カーテンやウィンドウフィルム、フロアタイル、ウォールペイパー、タイル、照明、ペイント、アイアンなどの商品を、社3年未満の若手社員11名がコーディネート。カラクリショーをはじめ、面白楽しくプレゼンテーション。DIYの楽しさがいっぱいに伝わる展示でした。



Haymes|株式会社スタジオアナグラム

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東京都品川区をベースとするスタジオアナグラムは、2007年に創業。建築家やデザイナーたちの想いをカタチにする家具やプロダクトのエンジニア集団を標榜しています。
世界のユニークな材料を販売する自社企画「Materials 第3弾」として、オーストラリアで83年の歴史を持つ塗料メーカーHaymes社のArtisan Collectionを国内で販売スタート。 
チョークや砂、モルタルなど、自然な感触を再現するTEXTURES。ブラシやスポンジなどによる手仕事の風合いを、より自然な表情に仕上げるSURFACE。銅の質感、錆びなどの金属感を演出するMETALLICSなどのコレクションが、多様で深みのある空間を生み出してくれそうです。


THE ORII MARBLE

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昭和25年創業の有限会社モメンタムファクトリー・Orii は、富山県高岡市をベースに仏像、梵鐘、美術工芸品の着色を行っているとのこと。
着色は、銅や真鍮が持つ腐食性を生かし、薬品や炎を駆使して鮮やかに発色させる伝統技術。1mm以下の薄い銅板への発色に成功したとか。素材だけでも、その豊かな表情に見入ってしまいますが、花器などと組み合わせることで、さらに高級感や高品質感を演出できそうです。


COLOR POLYMOCK(R)

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ビート板に使われるポリエチレン樹脂からつくられたカラフルな発泡素材のカラーポリモック。
Material ConneXion Tokyoがプロデュースし、トラフ建築設計によるディレクションとプロダクトデザイン、三和化工株式会社によって製造・販売されています。
オリジナルの配色を混ぜて熱圧着され、ひとつとして同じものはなく、軽量でクッション性があり、断熱性、保温性、加工性に優れる特性を生かし、コースターからクッション、タイル、時計まで商品化されています。
次の暮らしのデザインは、より柔らかく、よりカラフルになるかも知れません。


SAN|正織興業株式会社

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岡山県倉敷市をベースとする正織興業株式会社は、1880年に織物製造業としてスタート。現在では、染色加工事業が中心とのこと。
廃棄する出荷規格外品をアップサイクルしようと考えられたのが、異なる布を積層させたSAN。
柔らかな布が、木や石など、立体的で存在感のある材料に変身。カットされた表面に、偶然にできた模様はとても自然でで魅力的。
家具の扉や壁のパネル、天板や座面、ペンスタンドやトレイに展開されています。
生まれ変わった素材が暮らしのなかにしっかりと溶け込んいく日が楽しみです。


D.I.Y.TILE|藤垣窯業株式会社

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岐阜県多治見市をベースに、タイル・石材等の企画・販売ならびにタイルユニット製造・販売を行う藤垣窯業株式会社が企画・開発した目地付きモザイクタイルシート“D.I.Y.TILE”は、通販サイトならびに代官山で店舗販売されているそうです。
塩化ビニール製のシート上にモザイクタイルが並び、2辺に目地があるため、裏面のシールで、連続して壁に貼ることができます。
そのままで深目地仕上げ。フラット目地用ネットをはめ込んだり、練り目地材で埋めることでより本格的な仕上がりに。
美濃焼の味わいを手軽に楽しむことができそうです。


SiNG|株式会社SING

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福岡県太宰府市をベースとするシリコーンゴム専門のメーカー、株式会社SINGによる生活用品ブランドがSiNG。
シリコーンの特性を手に触れて体感しやすいことから、デスクトップツールを開発したとのこと。
シリコーンならではのマットでしっとりとした質感を生かした、肌で触れたくなるアイテムが展開されています。
発熱の少ないLEDだから、ランプシェードも手触りを楽しめるようになりました。
次の暮らしのデザインは、五感を楽しませて
くれるようです。


TM Series/ USUMONO|ideaco

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大阪市をベースに、2018年にブランドデビュー20年を迎えたideaco。
竹素材にメラミンなどを配合し、紙食器そっくりに表現されたテーブルウェア"TM Series”。紙の貼り合わせ部分まで再現する凝りよう。かさばらず、強度があり割れにくく、持ちやすく、風にも飛ばされにくい優れものとか。使い捨ての多いグランピングテーブルウェアを想定した提案。Red dot award 2014を受賞したとか。
写真下は、2018年の新商品で、オーソドックスでデイリー、アノニマスをキーワードに、バンブーメラミンによるテーブルウェア“USUMONO”。厚さ2mmの薄さで軽く、持ち運びやすく、収納しやすいとか。
2つの商品ともに、次の暮らしをインドアとアウトドアの境界なく、楽しくデザインしてくれそうです。


LEATHER TOWN SOKA PROJECT

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埼玉県草加市とその周辺の皮革関連会社によるプロジェクト。“空間と時間を超えて旅をするプロダクト”をテーマにしたブランド、“HIKER”を展示。
上質な印象の革を中心に、木や金属と組み合わせたアイテムは、旅のお供に、また日常でも旅気分を味わえる、独自の物語や世界観で次の暮らしを豊かにデザインしてくれそうです。


京都晒綿紗|大東寝具工業

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京都市をベースに1925年に創業した大東寝具工業。
“京和晒綿紗(きょうわざらしめんしゃ)”は、綿紗(ガーゼ)を重ねて空気層をつくることで、夏は風を通して涼しく、冬は体温を保って快適な環境をつくる寝具、ウェア、タオルなどのブランドだそう。
“京和晒綿紗”は、綿布を織ったあと、日本に数台しかない和晒窯で4日間かけて不純物や色素などを除去する、昔ながらの“和晒製法”によってつくられているとか。
仕上げに行うのは、天然の沖縄産澱粉による糊付けだけとのこと。
写真下は、“日本のソファ”を標榜する“tetra”。カバーは、8号帆布、デニム、柔道着など丈夫な素材で、インテリアに馴染むカラーや縫製などのバリエーション。
今、一番新しいのは伝統。そう思わせてくれる、次の暮らしのデザインです。


TIME & STYLE|株式会社プレステージジャパン

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1990年ドイツ・ベルリンと東京都江戸川区で起業。1997年、株式会社プレステージジャパン(東京・南青山)に社名変更し、TIME & STYLE HOME(自由が丘)オープン。
TIME & STYLEによるキャビネットは、四方から収納物が魅力的に見えたり、空間の真ん中に置いて楽しむことができる、かつてない家具です。
大胆な存在感とは裏腹に、ディテールはどこまでも繊細。
日本の手仕事、伝統のつくり方を見直し、金物は使われていないそう。高度な金物は或る日突然壊れる可能性があるとか。
補修しながら使い続け、長く愛される家具をつくる意思が、比類なき本物を生むのでしょう。
次の暮らしのデザインに必要なので、意思や覚悟なのかも知れません。
商品は写真上から“Jacket in the Rainbow” “museum cabinet for private collection” “Atari cabinet” “Drawers for creative documents”。
キッチンが部屋や暮らしの真ん中に置かれるようになって久しいですが、家具がライフスタイルの中心に置かれることで、一段と充実した毎日を過ごす。そんな次の暮らしのデザインが見えてきました。


大雪の大切プロジェクト|株式会社大雪木工

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北海道旭川市をベースとする大雪木工が、2015年から始めた“大雪の大切プロジェクト”。
家具デザイナーの小泉誠さんを中心と
した外部ブレーンとともに「ものづくりを続けるための、大切なコト」を探求して生まれたのが、同社が得意とする「箱」と「化粧貼り」による次の暮らしのデザイン。
“1人用シェルター”とでもいうべき、合板で囲われたデスク、ベンチ、本棚のユニット。オープンイノベーションやコワーキング、ホームオフィスが推奨される今だからこそ、1人で集中できる最小スペースが求められるようです。
また、練りつけ合板の技術を生かし、デニムや鯉のぼりなどの生地を貼ったキャビネットは、インテリアとファッションばかりでなく、環境や伝統といった時空を融合する優れもの。次の暮らしが多様で多弁に、さらに楽しくなりそうです。


TA on TA|株式会社三暁

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広島県福山市をベースとし、1951年に鍛冶屋として創業した鉄工所が高齢化のため廃業を決めたため、設備と技術を受け引き継いだ株式会社三暁。錨(いかり)製造技術を生かした家具ブランドがTA on TA(タオンタ)。
熱した金属をハンマーで叩く鍛造による脚部は、他にはない雰囲気、存在感で空間を演出してくれます。
オリジナル商品からオーダーメイドまで、対応しているそうです。
プロダクトやスタイリングばかりでなく、失われる技術、価値を後世に引き継ぐことも、次の暮らしのデザインに求められているようです。


マナビノイス(R) SLANTUP(R)|豊橋木工株式会社

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愛知県豊橋市をベースに成形合板技術を活かし、椅子を専門に製造する豊橋木工は1949年創業。
“マナビノイス”は、“学びの姿勢を守る”をスローガンに、“背筋を伸ばして座るよう導き、良い姿勢をサポートし、学びの集中力もアップするよう考えられた椅子”とのこと。
教育現場での使用を想定し、同社従来品より奥行を10%浅くすることで背筋を伸ば
すことを促しているとか。また、5つのサイズそれぞれに、座面高、座面奥行、背もたれ点(腰を支える点)を最適化しているそう。
SLANTAP(R)は、姿勢を守りながら目に優しく、集中力が持続すると言われる天板の傾斜が20度になるように設計され、持ち運びできるデスクサポート板。猫背を防ぎ、肺を圧迫して酸素不足になることを防ぐことで、記憶力や集中力の低下を抑制する効果があるそうです。
これらは、“どこでもオフィス”が当たり前になる次の暮らしのなかで、子どもばかりでなく大人にも求められる条件ではないでしょうか。


イストク|有限会社椅子徳製作所

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木工の産地、徳島でイスをつくるイストクは、見えないところまで仕上げにこだわる職人と、構造とスタイリングを融合させるデザイナーによる家具ブランド。
BRANCH(枝)と名付けられた椅子とテーブルは、イストクのポテンシャルを極限に引き出して完成されたかのよう。
BRANCH Chairは、曲木により、一本の無垢の脚が背やアームへと枝分かれする繊細なスタイリングですが、座枠と三角構造を形成することにより、倍以上太い木材に匹敵する強度を実現しているとか。
軽妙で画期的な椅子をデザインした山田佳一朗さんは、学生時代から15年間アイデアを暖め続けてきたそうです。
次の暮らしをイノベートする簡単な方法はない。そんなことを教えてくれる家具デザインでした。


過去のリポートは、次のページでご覧いただけます。

■IFFT/interiorlifestyle living 『IFFT/インテリア ライフスタイル』
2009年12月 2010年11月 2012年10月 2013年11月 2014年11月 2015年11月 2016年11月
■interiorlifestyle TOKYO 『インテリア ライフスタイル』
2011年6月 2012年6月 2013年6月 2014年6月


過去のリポートは、デジタルブックとしても配信しています。次の画像をクリックして、ダウンロードしてお楽しみください。

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Tokyodesignmonth_2014 Tokyodesignmonth_2013

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2019.09.03

Join us! --- Paddy harvesting and harvest festival in Japan

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▲Photos and video of previous workshop. Let's learn paddy harvesting on this video in advance!

photo, video & text: Tranlogue Associates


A workshop of paddy harvesting and harvest festival will be held in September, 2019 in Chiba prefecture, Japan.

In our workshop, we continue to succeed raising rice with pesticide-free production and 100% organic fertilizer by hand work despite being considered impossible before starting the workshop.
 You must join us if you are interested in Japanese culture, people and traditional planting.
 For more information, please feel free to email to satoyama_sd#nifty.com(please substitute "#" for "@") with any questions you may have.

A paid tented camp is available in our workshop site until the following day of the event if you would like. We also prepare rental camping equipments.
Please check on "Tented Camp" in the following "Information".

-----Information-----

*Host of this workshop
- Association for Promotion of Farm stay in Mutsuzawa Town [chairperson: Motohiro Sugita] 

- SATOYAMA Social Design Association [Representative Director: Motohiro Sugita]
*SATOYAMA Social Design Association is core part of Association for Promotion of Farm stay in Mutsuzawa Town.

*Supporters' organization
Tranlogue Associates Inc., Mutsuzawa-town, Mutsuzawa-town Board of Education

*Purpose
 of this event
Cooperative activities through rice farming; "Farm together, Eat together."
- Conservation and development of Satoyama (A border zone or area between mountain foothills and arable flat land).
- Cultural exchange between city and country, or between domestic and international.
- Aiming at cultural promotion, contribution to society and industrial promotion.

*Date

Sun. 15 September, 2019

Start around at 10:30 AM (It is going to be postponed only in case of heavy rain).
*Rain date is either Mon.(holiday) 16 September or Mon.(holiday) 23 September.

*Venue

Mutsuzawa-machi (Mutsuzawa-town), Chosei-gun (Chosei-district), Chiba prefecture, Japan.

The Closest station: Kazusa-Ichinomiya Station on Sotobo Line (1 hour from Tokyo station by the limited express "Wakasio").

*Participation fee and insurance fee

- Person over the age of 30: 2,000 Japanese Yen.

*Recreation insurance fee is included
.
- Person under the age of 30: 100 Japanese Yen
.
*Only recreation insurance.

*Qualification for participation

As a general rule, people aged 10 or above can participate in this workshop with participants' safety in mind.
However, children under the age of 10 can participate if their parents or guardians always take care of them.
For more information, please ask us from here.

*Content of this event
- Paddy harvesting.
- Hanging out to dry paddy rice.
- Two little open-air stalls will be set up. You can purchase local honey, bean risotto which is made from locally sourced ingredients, etc.
- You can get polished rice(about 300 gram) as souvenir.
*We enjoy working in two to three hours with some breaks in this workshop.

*What to wear

It may be muddy in some places even if sunny day. You would be better off bring high rubber boots.
You also need long-sleeved shirt and long pants for protection from insects and solar insolation.
We prepare sickles and work gloves.
You would be better off bring extra cloths and towels just in case.
Shower is also available.

*Lunch [harvest festival]

Buffet lunch is provided.

*What to bring

Tableware; cup, fork, knife, spoon, chopsticks, plate, etc.

*Change or cancel of the schedule

The schedule of this workshop is subject to change or cancel with unavoidable circumstances such as bad weather, etc.

*Tented Camp
A paid tented camp is available in our workshop site until the following day of the event if you would like. We also prepare rental camping equipments.
Feel free to ask us from here about camping fee or rental fees of equipments.
*There is only one shower in our workshop. If you would like to have a bath, please use local bathing facilities. It takes about 5 minutes by car from our workshop.
*Please prepare cooking ingredients for the dinner and next-day breakfast by yourself.

*Note
Please note the following before you apply;
- We will shoot a video of this event for publication.
- Please answer the following questionnaire;
1. Names and age of all the participants.
2. Cell-phone number of representative person.
3. Name of your current hometown.
4. Transportation to our workshop; by your own car or using a transportation service from Kazusa-Ichinomiya Station to our workshop.
5. If you would like to camp in our workshop site, please ask details.
   *Tented camp needs extra fee.

*Application and enquiry
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2018(the 10th anniversary event)
- Digest version

- The first time theater festival in the event
- Little open-air stalls
- Local dishes and harvest festival
- Paddy harvesting workshop
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