2019 田植えワークショップを開催しました!
▲撮影を担当していただいた村越さん。ありがとうございました!
▼動画もあります!お見逃しなく!
開催日 2019年5月4日(土・祝)
開催場所 千葉県睦沢町岩井
主 催 一般社団法人 里山ソーシャルデザイン
後 援 トランローグ有限会社
千葉県・睦沢町
千葉県・睦沢町教育委員会
photo: 村越教子さん + Tranlogue Associates
movie: Sugita Motohiro + Tranlogue Associates
text: Sugita Motohiro + Tranlogue Associates
去る5月4日(土)「米づくりを楽しみたい方」「将来自給自足に挑戦してみたい方」を対象に、「田植え体験」「里山の保全・再生」「田舎と都会、国内外の交流」を目的として、田植えワークショップを開催しました。
当初開催予定の4月30日(火)が雨天となり、延期したにもかかわらず、60名を超える方々に参加いただき、ありがとうございました。
また、予定いただいたにもかかわらず、参加いただけなかった30名の皆さま、申し訳ございませんでした。
トランローグは、2009年から房総の工房前の田んぼで米づくりワークショップを主催してきました。
昨年まで10年間、無料で実施してきましたが、ボランティアに頼る運営方法には限界があると考え、11年目の今年からはワークショップの参加メンバーで、一般社団法人 里山ソーシャルデザインを設立し、有料で主催しています。
トランローグは活動を後援し、不足する経費を寄付します。
今年も東京都文京区のこども宅食事業に米を寄付します。
こども宅食向けの草取りから脱穀までは、従来通り無料のWWOOFF方式※1で運営・実施します。
このページでは、田植えワークショップの様子をリポートします。
米づくりは、田植えから稲刈りまで“、無農薬+100%有機肥料+雨水・湧き水+天日干し+手作業”による、今時あり得ない、昔ながらのやり方です。
“次の暮らしをデザインするトランローグ”と里山ソーシャルデザインが提案するのは、「みんなでつくって、みんなんで食べる」。
人と人が助け合いながら、自分たちが食べる米を自分たちでつくる技と楽しみを伝承すること。さらに、1人で食事する機会が多くなった今日において、大勢の人たちと一緒に食事することの楽しみを共有することです。
今年の稲刈り&収穫祭は9月15日(日)を予定しています。
雨天等延期の場合は、9月16日(月・祝)または23日(月・祝)の予定です。
是非ご参加ください。
はじめに北側からスタート。
▲小川(水路)で長靴や靴下を洗って休憩です。
東京からチャーターバスで到着した皆さんも、南側からもスタート。
おかげさまで11年目。バス旅まで進化・発展しました。
▲11年目にして初のバス旅決行。東京駅前発・船橋経由で睦沢町へ。
▲地元のクリエイティブ集団・なみわい企業組合さんが本場タイから輸入されたトゥクトゥクも登場。
田植えの合間に、坂本先生の指導による通称“田んぼヨガ”でからだをほぐしたり、参加者同士の会話を楽しみました。
▲8月に英語キャンプの講師をしていただく、ヘイニーご夫妻も愛娘さんと一緒に来てくれました。
田植えを再開。両端からスタートした田植えも残りあと少しです!
最後は恒例のハイタッチで完了です。
田植えのあとは食事会。
市原町長、むつざわヤギ牧場の熊本さんからのメッセージに続き、ワークショップ常連の海老澤さんの音頭で乾杯し、食事を楽しみながら参加者同士で交流しました。
▲ワークショップを後援いただいた睦沢町の市原町長から、町のさまざまな魅力をご案内いただきました。詳しくは巻頭の動画でご覧ください。
▲むつざわヤギ牧場の熊本さんから、牧場の活動についてご案内いただきました。詳しくは巻頭の動画でご覧ください。
▲長年参加いただいている海老澤さん(写真右)に乾杯の音頭をとっていただきました。詳しくは巻頭の動画でご覧ください。
▲延期したため参加いただけなかった佐藤さんから、手づくりフルーツあんみつを差し入れていただきました。
一般社団法人 里山ソーシャルデザインの理事から、ビジョンや計画についてご案内しました。
▲今年、睦沢町でSUPサーフィン&キャンプを予定しています。詳しくは巻頭の動画でご覧ください。
▲バス旅を目指して、今後もテスト運行を行います。詳しくは巻頭の動画でご覧ください。
小さな小さな屋台村では、里山はちみつさんの“採れたて春のハチミツ”と、トランローグがプロデュースした“睦沢産食材を使った豆のリゾット2種”などを販売しました。
▲養蜂家の飯村さんに、睦沢町や近隣で採取したハチミツを販売していただきました。
▲“青大豆とウコン”と“落花生とシイタケ”。2種類のビーンリゾットを販売しました。道の駅“つどいの郷むつざわ”で各480円(2人分)で販売しています。
参加者が品物を持ち寄り、物々交換をして交流を楽しみました。
▲食品、衣料品、花瓶、手づくり笙の笛、野点セット。メダカまで出品いただきました。ご協力ありがとうございます!
むつざわヤギ牧場の熊本さんが連れてきてくれたスペシャルゲスト、ヤギたちとふれあいました。
近隣の村杉さんが、白子町産の大きなタマネギを寄付してくださり、参加者に2個ずつ配りました。
辛味がなく、生のまま食べられるのが特長。下写真の料理は、村越さんのスペシャリティー。
▲米づくりワークショップが、睦沢町の広報誌で紹介されました。こちらからダウンロードしてご覧ください!
▲体験型ふるさと納税のきっかけとなった、“2016年・里山薪ストーブカンファレンス”については、こちらからご覧ください!
今年の稲刈り&収穫祭は9月15日(日)を予定しています。
雨天等延期の場合は、9月16日(月・祝)または23日(月・祝)の予定です。
是非ご参加ください。
※1 WWOOF(Willing Workers On Organic Farms)方式は、人手の必要な農作業に協力いただく参加者から労働力を提供いただく代わりに、参加者へ農作業のノウハウと食事や飲み物を提供する、相互扶助の仕組みです。
過去の田植えの様子は、次のページでご覧いただけます。
2018年(第10回) 2017年(第9回) 2016年(第8回) 2015年(第7回) 2014年(第6回) 2013年(第5回) 2012年(第4回) 2011年(第3回) 2010年(第2回) 2009年(第1回)その1 その2
関連記事:ワークショップWorkshop 01 米作り/家庭菜園
| 固定リンク
「ワークショップ Workshop 01 米づくり/家庭菜園」カテゴリの記事
- 稲刈り体験&キャンプ〜こども宅食向け稲刈りサポーター募集〜(2020.08.03)
- 2020年 田んぼをつくろう!災害に強い社会をデザインしよう!(2020.04.21)
- 2019年・第11回“稲刈り&収穫祭”+手ぶらキャンプを開催しました!(2019.12.24)
- 純米大吟醸酒“睦水”が郵便局のギフトカタログ・トップページに!(2019.10.17)
- 自然と生きる『パーマカルチャー菜園入門 第8版』改訂増刷のお知らせ(2019.10.02)
コメント