米づくりワークショップ10周年イベント 開催リポート【ダイジェスト編】
米づくりワークショップ10周年記念イベント
2018年9月16日(日)千葉県睦沢町岩井にて開催
主催 トランローグ有限会社
後援 睦沢町 睦沢町教育委員会 社会福祉法人 睦沢町社会福祉協議会
photo: 古山直樹さん(睦沢町役場) 杉田以成さん Shizue INOUE + Tranlogue Associates
movie: 杉田以成さん Shizue INOUE + Tranlogue Associates
text: Motohiro SUGITA + Tranlogue Associates
本ページでは、4つのイベントをダイジェストでご紹介しています。
各イベントの詳細は、末尾に記載の各ページでお楽しみください。
谷合の美しい里、睦沢町岩井。
そこには、求めてきたすべてがありました。
17年前、東京から移住するなら、電車で1時間、海からひと山越えた土地、と決めていました。
田舎暮らしに最適な敷地配置と間取りを考えて母屋を建て、小屋をセルフビルド。
次は周囲の環境を美しく整える番。
美しい場所を壊して家を建てるのではなく、家を建てることで環境が持つポテンシャルを引き出すのが極意です。
11年前、自動車の一部が不法投棄された眼前の耕作放棄地。
これ以上荒廃するのを防ぐため、夏の3カ月間木を伐り、草を刈り、開墾しました。
広々と美しく風通しのいい大地が現れると、
近隣の賢者は、米をつくれ、と教えてくれました。
翌年、無農薬、有機肥料、手作業、天水、天日干しによる米づくりワークショップをスタート。
雑草と戦い続けて6年経った頃、ひとつの農法が完成しました。
自給自足には十分過ぎる収穫がありました。
イノシシによる獣害、収穫期に荒れ狂う気候変動のなか、持て余す田んぼ、有り余る米をどうするか?
“2016年・里山薪ストーブカンファレンス”を開催し、米づくりワークショップ参加者、地元住民、地元自治体に知恵を求めた結果、一部をふるさと納税の対象“1人1年分の米づくりワークショップ”に。一部をこども宅食に寄付することにしました。
米づくりを始めて10年目の“稲刈りワークショップ”。
35年間温めてきた“はじめての演劇祭”。
幾度となく挫折しかけた“小さな小さな屋台村”による美しい街並みの再現。
“睦沢町の郷土料理”と収穫祭。
2018年9月16日(日)。10周年を記念し、4つのイベントを開催することができました。
米づくりワークショップ10周年を記念して行われた4つのイベントは、次のページでご覧ください。
▶︎はじめての演劇祭編
▶︎小さな小さな屋台村編
▶︎睦沢町の郷土料理と収穫祭編
▶︎稲刈りワークショップ編
10年間ご支援いただき、ありがとうございました。
次の10年も、よろしくお願いいたします。
「米づくりワークショップ 10周年記念イベント開催リポート」をダウンロード
睦沢町の広報誌で特集されました!
▲“【2018年・体験型ふるさと納税対象】1人1年分の米づくりワークショップ”や【WWOOF方式】米づくりワークショップが、睦沢町の広報誌で紹介されました。こちらからダウンロードしてご覧ください!
過去の稲刈り&収穫祭の様子は、次のページでご覧いただけます。
(第8回は、台風被害のため中止。代わりに“2016年・里山薪ストーブカンファレンス”を開催し、持続可能な米づくりワークショップについて話し合いました)
2017年(第9回)
2016年(第8回)
2015年(第7回) 2014年(第6回) 2013年(第5回) 2012年(第4回) 2011年(第3回) 2010年(第2回) 2009年(第1回)その1 その2 その3
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