2017年米づくりワークショップに備え、里山から竹を伐り出し、竿をつくりました。
▲上写真:ピックアップに積んだ竹竿と竹の脚。下写真:里山では、払った枝を焼却できないため、荷台に積んで持ち帰りました。一番手間のかかる作業かも知れません。
photo + text: Tranlogue Associates
千葉県睦沢町岩井にあるトランローグワークショップ近くの里山で、1月15日(日)、22日(日)の2週にわたり、竹を伐り、その場で枝を払い、ハザ掛け用の竿10本、脚50本をつくりました。
里山は昔、人が農を中心とする暮らしのために必要な食料や資材を栽培・管理した人工林のこと。ハザ掛けは、稲を刈った束を約2週間天日干しするための竿と脚のことです。
なお、冬に竹を伐る理由は、生長が止まり身がしまり、水揚げも止まって、虫やカビがつきにくい、と言われているためです。
今では絶滅寸前の里山ですが、今回竹を伐った場所にはゴミが捨てられていました。竹を伐ることでスッキリしましたが、整備し続けなければ荒れ放題になりそうです。エントロピーが増大するのは自然の摂理ですが、ゴミを捨てない、という最低限のマナーを守ることこそ、人間には重要かも知れません。
トランローグは、房総のワークショップにて「米づくりを楽しみたい方」「将来自給自足に挑戦してみたい方」を対象に、「米づくり体験」「里山の保全・再生」「田舎と都会、国内外の交流」を目的として、WWOOF方式(有機無農薬栽培の技術や食事と、参加者の労働を交換)で、完全無農薬+100%有機肥料+手作業による、米づくりワークショップを行っています。
田植えから稲刈り、脱穀・選別・精米まで、一緒に楽しみませんか !?
米づくりワークショップについては、過去の記事をご覧ください!
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