photo, text: Kazuko TOMOYORI + Tranlogue Associates
2015年12月2日(水)〜5日(土)、東京有明のビッグサイトで『国際ロボット展』が開催されています。
2月に政府が発表した「ロボット新戦略」では、2020年に向けたロボット革命の実現として「世界一のロボット利活用社会の実現」、「世界のロボットイノベーションの拠点」、「IoT時代のロボットで世界をリード」が掲げられ、技術開発や規制緩和により2020年までに、ロボット市場を製造分野で現在の2倍、サービスなどの非製造分野で20倍に拡大するといった数値目標が設定されました。これまでも産業用ロボットでは、世界をリードしてきた日本ですが、今後は医療や観光、家庭にサービスロボット、コミュニケーションロボットを普及させたい考えのようです。
メディアを通して次の暮らしをデザインするトランローグは、会場を訪ね話を聞きました。
unibo|ユニロボット株式会社
▲話しかけるとかわいい声で応えてくれます。家庭用ロボットunibo。2016年7月に先行販売。
MJI|株式会社MJI
▲こちらも家庭用のコミュニケーションロボット。ひょうきんな笑顔。2016年販売予定。
BOCCO|ユカイ YUKAI ENGINEERING
▲2015年のグッドデザイン賞受賞。コミュニケーションロボット。
アクトロイド|株式会社ココロ
VIDEO
▲透き通った肌に思わず目が奪われるアクトロイド(リアル人体型ロボット)。ここまできれいにつくられると、人型ロボットに対して感じていた違和感もなくなりそうです。海外のイベントにもひっぱりだこだそうで、先日ドバイから帰ってきたばかりだとか。ニューヨークでは、着物を着てお披露目されたそうです。
HOSPI -Rimo|panasonic
▲ハイビジョン画像の双方向コミュニケーションや顔認識で登録者を識別も可能。案内係さんに代わって、お客様を目的地まで案内したり、オフィスや商業店舗などで見回り監視などにも。現在開発中。
Partner Robot HSR|TOYOTA
▲トヨタの生活支援ロボットは、在宅介護などを想定したパートナーロボット。棚にあるものをとってきてくれたり、落としたものを拾ったり細かな動作が可能。将来的には、掃除や片付けなど様々な支援ができるよう開発中。
マッスルスーツ|株式会社イノフィス
▲東京理科大発のベンチャーが発売しているのは、腰補助用のマッスルスーツ。重い荷物を持ち運びする際の作業支援や介護での移乗支援を想定している。圧縮空気型、バッテリー背負い型、人口筋肉型などがあります。会場ではマッスルスーツを試すことができ、多くの人で賑わっていました。
Bubble Jumper(バブル ジャンパー)|TEAMBJ
▲第1回超人スポーツハッカソンで最優秀賞を獲得した初の超人スポーツ競技Bubble Jumper(バブルジャンパー)。とっても未来感があります。国内のスポーツ・ヒューマンインターフェース・ロボット・エンターテイメント・コミュニケーションメディアに関わる産学官の力を結集し、スポーツとテクノロジー、文化を融合させた超人スポーツの祭典を創るために設立された、超人スポーツ協会の主催によるもの。
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