小暑を過ぎ、モチ米の穂が出はじめました!
photo & text : Tranlogue Associates
梅雨明けが近づき、暑さが一段と厳しくなる頃とされる小暑(2015年は7月7日)を過ぎ、トランローグワークショップの田んぼでは、モチ米の穂が出はじめました。1週間後にはコシヒカリも穂を出すでしょう。
そして、3週間後には穂も出揃い、1カ月後には田んぼの水を排水し、稲刈りの準備を始められそうです。
ところで、トランローグワークショップの田んぼでは、中干しをしません。無農薬栽培なので、雑草の繁殖を抑えるため、常に水を深く張っているからです。また、潮干狩り用の鋤簾(じょれん)で除草する際に稲の根を切ることで、稲はより深く根を張ろうとがんばります。結果的に中干しをしなくても台風でも倒れない丈夫な根になります。植物が吸収しやすいと言われる天然のリンを豊富に含む有機肥料も、稲を丈夫にしているようです。
エルニーニョの発生で長梅雨と冷夏が予想されている今夏ですが、短い梅雨の晴れ間に、一気に生長するたくましい稲の姿を見るのは、とても大きな楽しみです。
| 固定リンク
「ワークショップ Workshop 01 米づくり/家庭菜園」カテゴリの記事
- 稲刈り体験&キャンプ〜こども宅食向け稲刈りサポーター募集〜(2020.08.03)
- 2020年 田んぼをつくろう!災害に強い社会をデザインしよう!(2020.04.21)
- 2019年・第11回“稲刈り&収穫祭”+手ぶらキャンプを開催しました!(2019.12.24)
- 純米大吟醸酒“睦水”が郵便局のギフトカタログ・トップページに!(2019.10.17)
- 自然と生きる『パーマカルチャー菜園入門 第8版』改訂増刷のお知らせ(2019.10.02)
コメント