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2014.07.22

2014年、ついに水草の除草に成功! 次は乾田での除草を始めます。

おかげさまで2014年も、無事に苗から穂が出ました。モチ米もコシヒカリも立派に生長しています。
完全無農薬で100%有機肥料、そして手作業による米づくりですが、冬期灌水と早め早めの除草が功を奏し、今のところ95%以上の面積で水草の防除に成功しています。
これから稲刈りに向け、水を抜き乾田となったところで現れる、乾いた土地を好む雑草との戦いが幕を開けます。乾田での除草の決めてはありません。1日も早く稲刈りを終えること。そして、雑草の小さな芽を1つ残らず除去する、先手必勝と完全除去を目標(理想)とします。

米づくりを始めて6年目。ようやく水草をコントロールできるようになりました。
完全無農薬によるトランローグ・ワークショップにとって今年は、最高に画期的な1年となりました。一度水草を減量できれば、翌年以降も激減できると期待しています。


photo & text: Motohiro SUGITA + Tranlogue Associates

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▲写真手前から、冬に水を張り放しにする「冬期灌水田んぼ(愛称“冬の氷り田んぼ”)」。真ん中は、レンゲを育て、米の栄養となる窒素を地中に固定させる「レンゲ田んぼ」(今年は春先に雑草に負け、窒素固定に失敗)。そして奥は、普通の田んぼ。(撮影:2014.7.22 以下同様)
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▲「冬期灌水田んぼ(愛称“冬の氷り田んぼ”)」。水を深く張ったことで水草の生長を抑え、さらに田植え3週間後から、手作業により田んぼ全体を5回にわたって除草した結果、99%以上(面積比)の水草の防除に成功。すでに穂が出ており、この後水を抜いて乾田にすることができるため、水草の防除に成功したと評価できます。今のところ乾いた土地を好む雑草の発芽も見られません。
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▲「レンゲ田んぼ」。レンゲは田植え前に雑草に負けて勢力が衰えたものの、田植え1週間後から、手作業により田んぼ全体を3回にわたって除草した結果、90%以上(面積比)の水草を防除できている状態。未だ穂が出ていない(実がついていない)ため除草の効果は評価できません。
苗を1本植えしましたが、7、8本〜15、6本に分けつしています。分けつの目標は、1株20本。1粒の米から1,500〜2,000倍の米を収穫する目論見です。
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▲いわゆる「普通の田んぼ」。田植え1週間後から、手作業により田んぼ全体を4回にわたって除草した結果、80%以上(面積比)の水草を防除できている状態。すでに穂が出ており、この後水を抜いて乾田にすることができるため、かなりの面積で水草の防除に成功したと評価できます。しかし、乾いた土地を好む雑草の発芽が見られるため、これから本格的な乾田での雑草との戦いが始まります。
この田んぼが他の田んぼに比べて雑草が多い理由は、深く水を張るなど防草対策がうまくいかなかったことと、レンゲ田んぼでの田植えの準備に時間を取られ、人力による除草が追いつかなかったことなどです。


▶水田での水草の除草については、こちらの動画で紹介しています。

▶除草など力仕事の後は、"からだメンテ・ストレッチ"でケアします。こちらのページでご覧ください。

関連記事:ワークショップ Workshop 01 米作り/家庭菜園

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