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2013.12.26

《2013年11月》 IFFT/インテリア ライフスタイル リビングで見つけた次の暮らしのデザイン【リポート第2弾】

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photo, movie & text: Motohiro SUGITA + Tranlogue Associates

2013年11年6日(水)〜8日(金)、東京ビッグサイト東4・5ホールにおいて、国際見本市 IFFT/interiorlifestyle living 『IFFT/インテリア ライフスタイル リビング』が開催されました。
メディアを通して次の暮らしをデザインするトランローグは、第2弾として家具や建具、内装材などを紹介します。
なお、本展はB to B/商談見本市であり、一般来場者は入場できません。ご注意ください。

VANDECASTEEELE|DESIGN STUDIO WOOD
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▲日本初上陸のヴァンデキャステルは、1976年にベルギーで創業した家族経営の会社。ユニークで大胆なアイテムの数々ですが、使い込まれた木材の風合いやスチールが懐かしさや楽しさ、親しみやすさを感じさせます。木は本当に温かいですね。

Ligne roset®|ドリームベッド株式会社

▲トレンドカラーを自在に操り、スタイリッシュでありながら柔らかい印象のソファーが人気のリーン・ロゼですが、今回注目したのは、好みの高さに調整できるGrande Lumatique。ダイニングテーブルやコーヒーテーブルを想定していますが、パソコンを使ってテレワークだってできそう。椅子のピンクは、トレンドカラーです。

half chair Op.1|株式会社メーベルトーコー
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▲チェロやバイオリン、フルートなど、音楽奏者のための、背筋をまっすぐに保ちながら背骨を支えてくれるチェア。チョン・ジウンさんによるデザイン。座の下にはロジンやチューナーなどの小道具を入れる引き出しまである優れものです。省スペースで、さらに3脚までスタッキング可能とか。特定用途に特化してデザインされた家具が、新規性や独自性ばかりでなく、一般性をもって私たちの心をキャッチする素敵な事例です。面白い、色々な場所で使える!と。

Oak Village
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▲「100年かかって育った木は100年使えるモノに」「お椀から建物まで」「子ども一人、ドングリ一粒(植樹・育林活動)」を理念とし、1974年に創設されたOak Villageが出展。上の写真、動画は、樹木と材木について知りたい、と願う私たちの好奇心、向学心をくすぐる大人の知育玩具とでも言うのでしょうか。本来は子ども向けかな? 触れれば触れるほど、もっと木のことを知りたくなるから不思議です。

Ruscello|株式会社岡村製作所
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▲ホームユースのパーソナルリクライニングチェア。座面は3種類の硬さのウレタンを一体成型しています。これにより体圧を分散することで、長時間座っても血行の悪化を防ぎ、疲れにくいとか。オフィスシーティングの専門メーカー、オカムラならではのノウハウのようです。従来リクライニングチェアは重くて動かせないものでした。メッシュの張り生地のRuscelloは、比較的容易に移動できるため、くつろぎたい場所でくつろぐことができます。Ruscelloの真骨頂ではないでしょうか。

Cookiray|富士工業株式会社
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▲レンジフードのシェアで国内トップの富士工業による空気をきれいにする照明。「プレフィルター(脱油)」「脱油フィルター」「脱煙フィルター」「脱臭フィルター」の4層のフィルターで、油捕集効率95%、煙捕集効率90%、脱臭効率80%とのこと(数字の根拠については、カタログ等でご確認ください)。工事不要で取り付け簡単。フィルターの交換も手軽にできます。ファンの運転モードの切り替えからLED照明の調光・調色までリモコンで操作します。希望小売価格は、7万円台から9万円台。

Seto-ne®|株式会社IMARUYO
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▲iPhone用拡音器「セトーネ/瀬戸音」は、瀬戸特産の白雲陶器を使い、その特性である反響効果により電気を使わずに音を響かせ、広げます。自然界の造形のような、ホルンのようなフォルムは、落ち着いた張りのある音を期待させます。フォルムも音も、今後ますます洗練されていくことを楽しみにしています。

浜松注染そめ|したごしらえ 静岡伝統工芸
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▲染料を如雨露(じょうろ)で注いで染める「注染」。浜松注染そめは、関東大震災で避難した職人が、空っ風を生かして繊維業が集積する浜松に移住したのが発祥とか。トランローグが注目したのは道具の如雨露(じょうろ)。液体を注ぎたい場所にピンポイントで注ぐ。苗への水やりなど、この機能を必要とする場面は多いはず。特定用途の道具ですが、洗練された容姿は、どこで使われてもおかしくない、存在感があります。

ROOMBLOOM
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▲「暮らしを考えるための新しいペイント」というコンセプトに、日本ペイントが立ち上げた新ブランド「ROOMBLOOM」と、第1弾の商品となる住宅内装用ペイント「ROOMBLOOM Matte」。144色のコンセプトカラーと45色のデザイナーカラー(2014年春発売予定)をラインナップしています。コンセプトカラーは「街や国の雰囲気」「感情」「時間の移ろい」などを表現。また、室内用ペイントに必要な水性、超低VOC(揮発性有機化合物)、超低臭、ホルムアルデヒドフリーを実現し、マットな質感で落ち着いた仕上がりです。リビングデザインセンターOZONEにあるショーケースでは、自らペイントするためのワークショップやイベント、ペイントサポートからプロによるフルペイントまで様々なサービスを準備して、暮らしを丁寧につくり上げる、次の暮らしについて発信しています。

e.wood+|株式会社今井産業 小山内デザイン事務所
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▲青森県産の杉、リンゴ樹の端材を利用した木質新資材「波形ボード」。木製段ボールなどの材料に加工したり、家具や建具、雑貨として仕上げたり、用途は自由。「環境にやさしく(ecology)」「木の素材をそのままに(essence)」「お値打ち価格で(economy)」と3つのeがコンセプトです。

リビング障子|有限会社吉原木工所
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▲800年前、鎌倉時代の発祥と言われ、欄間や床の間の装飾として重宝された「組子」が、現代のリビング障子へと生まれ変わりました。その他、パーティションや照明などにも展開されています。豊かな時代に豊かなモダンインテリアをつくる、シンボリックなアイテムになりつつあるように感じます。

備煎-BISEN-|岡山県備前焼陶友会
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▲備前焼を日常生活のなかに普及させることを目的に、小ぶりな手持ち急須「宝瓶(ほうひん)」を中心に「お茶を丁寧に淹れて楽しむ」文化を発信。花器や酒器のイメージの強い備前焼ですが、お茶の渋みを和らげる効果があるとか。会場では、この日のために特別に譲っていただいたという、値段のつかない煎茶をいただきました。動画のように、茶のしずくを一滴一滴味わう作法と、備前焼の重厚で自然な風合いもあって、心と体に深く染みわたりました。まるで生きた甘い葉のエキスをいただいているような感覚です。この貴重な記憶を日常のなかで再現するために「備煎」を使ってみたくなりました。伝統工芸を保全、再生させる道は様々ですが、キーワードの「丁寧」から共感の輪が広がるのではないでしょうか。

DISCIPLINE|SEMPRE
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▲2011年ミラノで創業したDESCIPLINE。今回は岩崎一郎氏デザインによる家具を中心に展示。下写真「TAGスツール」の取っ手は、壁などにかけるためのものとか。その他、定番あるいは売れ筋の色や形、素材といった記号を自在に組み合わせたポップなラインナップ。店舗から家庭まで幅広く使われそうです。


第3弾に続きます。お楽しみに!


▶第1弾はこちら


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2009年12月■IFFT/interiorlifestyle living 『IFFT/インテリア ライフスタイル』の記事はこちら

2010年11月■IFFT/interiorlifestyle living 『IFFT/インテリア ライフスタイル』の記事はこちら

2011年6月■interiorlifestyle TOKYO 『インテリア ライフスタイル』の記事はこちら

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2013.12.18

《2013年11月》 IFFT/インテリア ライフスタイル リビングで見つけた次の暮らしのデザイン【リポート第1弾】

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photo, movie & text: Motohiro SUGITA + Tranlogue Associates

2013年11年6日(水)〜8日(金)、東京ビッグサイト東4・5ホールにおいて、国際見本市 IFFT/interiorlifestyle living 『IFFT/インテリア ライフスタイル リビング』が開催されました。本展はB to B/商談見本市であり、一般来場者は入場できません。
メディアを通して次の暮らしをデザインするトランローグは、
会場に出展社を訪ね、取材しました。第1弾の今回は、主催者(一般社団法人日本家具産業振興会/メサゴ・メッセフランクフルト株式会社)による企画展示を中心にリポートします。
洗練されているのに独自性が高く、知性と感性にテクノロジーまでもが融合されたアイテムの数々に注目です。リポート第2、第3弾では家具を中心にリポートします。お楽しみに!

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▲『布のトレンドがみるみる分かる!南村弾のファブリックマジック2014』と題して、フランクフルトで開催されるホーム&業務用テキスタイルの見本市Heimtextilでトレンドセッターを務める南村弾さんによる、2014年のトレンドを紹介するセミナー。司会は編集者でライターの本間美紀さん。具体的なテキスタイルを示しながら、トレンドの背景にある思想や文化、技術について解説されました。

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▲『Heimtextil 2014』で発表されるトレンドを先行して見ることのできる「HEIMTEXTIL TRENDSPREVIEW 2014/2015」。 “Progress”というカテゴリーから派生した2つのキーワード“GENERATE COLLISION! ”と“ENGINEER NATURE!”。“Revive”というカテゴリーから派生した2つのキーワード“EXALT PURITY! ”と“REJUVENATE CRAFT!”について、素材やカラー、イメージを紹介していました。トレンドについて詳しくは、上の動画『南村弾のファブリックマジック2014』をご覧ください。

a.e.c 他|DAN PROJECT
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▲Heimtextilのトレンドセッター、南村弾さん自身による商品提案。『a.e.c』という未利用リサイクル繊維を用いた定番カーテンを発表しました。やさしい風合いのモノトーンの生地にカラーのラインが次の暮らしにマッチしそうです。クリップで生地のまま吊り下げる提案に親しみを感じるユーザーも多いのではないでしょうか。

白の展示…素材|コンフォルト×R不動産 toolbox×IFFT/インテリア ライフスタイル リビング
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▲インテリア情報専門誌『コンフォルト』の人気連載企画「脱・均質の素材学」が、リノベーションやインテリアデザインのためのパーツや素材を紹介する「CREATIVE RESOURCE」に展示されました。和紙、特殊塗装、漆喰など様々な白の仕上げを一覧的に比較して見ることができる、プロにもセミプロにもうれしい企画です。

Drop Table|宮富ガラス工房+藤森泰司アトリエ
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▲「CREATIVE RESOURCE」において、「ヒカリ」をテーマにガラス作品をピックアップした「9lass(グラス=9のガラス工房)」が企画展示されました。
上写真の「Drop Table」は、テーブルなどの上に置く、さらに小さなテーブル。一枚のフロートガラスの平滑さをそのままに、一部分を変形させることで生まれる形、そして光と影によって浮かび上がる存在感が際立った造形。その美しさの秘密は、ガラスの一部分のみに熱を加えて柔らかくし、主に重力によって自然に生まれた形態にあるようです。

puddle|GALACO+MUTE
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▲同じく「9lass」に展示されていた秀作。「puddle(水たまり)」と名づけられた作品は、「水の入ったグラスを置くための、水のような表情の天板をもったサイドテーブル」とのこと。複数の板ガラスを積層させて接着し、研磨してつくられているため、見る方向によって積層面がダイナミックに浮かび上がります。

Glass Parabola|狩野グラススタジオ/ 宮冨ガラス工房/ 芹沢啓治建築設計事務所
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▲パラボラアンテナのような直径1105mmの湾曲したガラスの中心に光を当て、95%の透過光(背面)と5%(正面)の反射光によって自身の存在感をアピールする照明。明るく照らされた背景と対照的な、柔らかな反射光のせいか、眩しさのない不思議な空気感を醸し出します。「9lass」にて展示。

Through: expand/ weld/ blow|ガラス工房まつぼっくり+吉行良平と仕事
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▲試験管など主に理科学実験器具用に開発されたガラスを酸素バーナーで約2000℃で溶かし、様々な形に成形。軽くて丈夫な耐熱ガラス、という一面を持ち合わせているそうです。こちらも「9lass」内で展示。

筒井時正玩具花火製造所
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日本の優れたデザインや製品を通じて今の日本のライフスタイルを発信し、グローバルに展開する企画「JAPAN STYLE」からリポート。
筒井時正玩具花火製造所は、福岡県みやま市で子ども向け玩具花火を製造して70年以上の老舗。昭和50年代に入り安価な外国産線香花火が輸入されると、国内の製造所は次々と廃業に追い込まれました。そして2003年、国内最後の線香花火製造所が廃業するタイミングで、3代目筒井良太さんはそこで技術を学び、現在に至っています。300年前から受け継がれた藁を芯にした「スボ手牡丹」は関西地方で親しまれてきました。対して「長手牡丹」は、和紙で火薬を包む方式で、関東地方から全国に広まりました。同製作所ではこれら2つの伝統的な線香花火をはじめ、素材にこだわった花火を企画、製造しています。

変形多角形による角柱グラス|吉沼硝子
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▲大正5年浅草にて創業後、現在では業務用食器に特化してオリジナルな手づくり商品を中心に展開。展示は非対称な多角形を角柱にした、一見シンプルだけど豊かな表情の、とても味わい深いグラスシリーズ。ネーミングが外見のユニークさを補強し、パッケージが高度なハンドクラフトの技術を保証しているように見えます。カラーはクリア、ブルー、ピンク、イエロー。希望小売価格(税抜き)は、大2,800・中2,700・小2,600円。「JAPAN STYLE」で展示。

TIME & STYLE
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▲COXA:人体の脚部と上半身を連結させ、支える股関節周辺の重要な骨格部位である顴骨(かんこつ)を意味するCOXAがネーミングの由来。システマティックに変化させることで天板の形態、サイズ、素材に呼応。文田昭仁さんによるデザイン。「JAPAN STYLE」エリアで展示。

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▲同じく文田昭仁さんデザインによるLOCUS EASY| chair/ armchair/ ottman。背・座・脚・ひじ宛といったパーツの意味を解体し、再構築したコンセプチュアルなラウンジチェア。

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▲T-370:トップは無垢天然板。脚部は富山県高岡市の真鍮鋳物技術を用い、上質なダイニングテーブルを完成させました。

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▲T-380:同じく富山県高岡市の真鍮鋳物技術を用いた脚部の素材は、銅・アルミを採用。脚底・支柱・受座を一体で成形することにより、継ぎ目のない軽快なフォルムを実現しました。トップはガラスや小口を大きく面取りし、脚部との一体感を演出しています。


▲昨今の和物ブームは、仏具や仏具製造の技術を生かした商品開発としても展開されています。TIME & STYLEでは打ち鳴らしの道具の1つ「磬子(けいす)」を一般家庭のインテリアの一部にすべく、近日発売予定とか。磬子を置く座布団などは、次の暮らしにフィットするよう新たにデザインされるとのこと。心に響く鐘の音は、リラクゼーション効果抜群です。

▶リポート第2弾はこちら

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2013.12.17

『2013収穫祭&稲刈りワークショップ』に参加いただいた竜田さんから素敵なメッセージが届きました。

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▲橋本雅美さん、竜田広美さん、竜田麻衣さん[建築家・物作り人・イラストレーター]
4回目の参加。
印象に残ったのは、途中みんなで「え~んやこら♪」と歌いながら稲刈りしたこと。声を出すと不思議と力がわいてきました。
美味しいごはんとかわいい番犬・仁くんに癒され、帰りの電車でご一緒した河村さんとおしゃべりで盛り上がり、、、と最後まで楽しい一日でした。ありがとうございました!
▶イラスト:竜田麻衣さん


【ワークショップ管理人より】
稲刈り当日は「え~んやこら♪」「六根清浄(ろっこんしょうじょう)♪」と声を掛け合ってがんばりましたね。「六根清浄とは、人間に具わった六根を清らかにすること。六根とは、五感と、それに加え第六感とも言える意識の根幹である(wikipediaより)」とのこと。登山や山岳修行で使われてきたようです。
現在、ワークショップの田んぼの一部を水田にしたところ、一面に氷が張っています。これで来年は雑草が抑制されるはず(?)です! 来年もよろしくお願いします。

▶関連記事:ワークショップ Workshop 01 米作り/家庭菜園

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2013.12.01

惜しまれながら終了したDESIGNTIDE TOKYOが、SHOWCASE展として生まれ変わりました。動画でリポートします!

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photo, movie & text: Motohiro SUGITA + Tranlogue Associates Inc.

デザイン関連のイベントで盛り上がる10、11月の東京デザイン月間。2013年11月2日(土)〜4日(月)まで、space EDGEでは、「未来へ向けた展示会」SHOWCASEが開催されました。
メディアを通して次の暮らしをデザインするトランローグは、渋谷並木橋近くの会場を訪ね、「思考をトレードするDESIGNTIDE TOKYO」によって東京のデザインシーンを刺激し続けて来たメンバーが、新たにSHOWCASEで何を実現しようとしているのか、取材しました。

初めに主催者を代表して、株式会社E&Y代表取締役の松澤剛さんに伺いました。

▼DESIGNTIDE TOKYOの成果と課題は?
松澤剛さん:六本木のミッドタウンホールで開催した2008年からの5年間は、ひとつの結果と課題を見出せた良い期間になったと思います。もちろん、それは過去の流れがあっての5年間でもあると思います。
ビッグサイトなどでおこなわれているザ・トレードショウは、商品を拡販していく装置。
我々が目指し大事にしていた事は、作家やデザイナーの思考をプレゼンテーションするという場をつくり、思考をトレードさせる装置として機能させること。
目的が違いますが、両方とも大事な装置であると思っています。
我々はもちろん後者ですが、5年間の成果として、ひとつはデザインというものを、ほんの少し当たり前なものにできたという事。これは我々だけの成果ではないですが、少しは担えた気もします。もうひとつはデザイナーの市民権を少しでも拡大させる事ができたという点。デザイナーのアイデアやアプローチが様々な企業や人から求められ、形になって実績をつくっていったということ。各方面から、実績の話しを聞くことができました。
同時に課題も見つけました。日本はヨーロッパなどのいわゆるデザイン先進国のフォローで育ってきました。それゆえ、焼き直しが多く、独自の思考、評価、物すべて、オリジナルという言葉ごと稀薄になり、日本に来ても独自のオリジナルを見る事ができないという状況が海外のメディアやジャーナリストの足を遠ざけました。
もちろん、デザインタイドもそういった危機感の中でやってはいましたが、大きな面で社会に提案するイベントというものの限界も見えた気もします。

▼SHOWCASEという言葉に込められた意味は?
 SHOWCASEで何を実現しようとしていますか?

松澤剛さん:SHOWCASEという言葉は主に「陳列用ガラス箱」そのような認識かと思いますが、我々の捉え方は、「試験的に披露する場所, 試演の場」です。
数ミリでも更新をと、デザイナーは日々戦っています。焼き直しではなく、実験的であって、更新を目指すデザイナーこそ正しいし、残るであろう物を作品として生み出す可能性を秘めています。それを効果的に陳列させたいと思い、名付けました。
今回は日本の作家やデザイナーを8人選んで編集していますが、世界中のデザイン編集者とのパートナーシップを結んで、他の国も同じ様に編集しようと思っています。最終的には5〜10カ国の展開をしようと思います。その状況が生み出す新たな事件に期待して、今回スタートしました。
国内という狭い範囲での評価軸や接続ではなく、海外との接続をはじめから想定し、国ごとで集めることで浮き彫りになる各国の文化背景なども比較しながら、新たな状況を生む機会を目論んでいます。
我々は、日本はもちろん各国の才能を編集し、規模は小さくとも内容を濃く、フットワーク良くスピンオフさせること。これを目指しました。それをshowcaseとして発展させていきたいと考えています。


小さすぎるビル(実寸)|中山英之

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▲LEDライトとスクリーンの間に模型を配置し、室内の模擬的な「敷地」にバーチャルでとリアルをミックスさせたスタディモデル「小さすぎるビル(実寸)」を建てる仕掛け。スクリーンに映し出されたテーブルの下にある実物の椅子に座れば、自ら影絵の世界に入り込むことだってできるんです。「頭の中にある『家』の置き場所を、ちょっとだけ揺さぶる建築」とのこと。

Line Works_「線の引き方次第で、世界が変わる」|織咲誠
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▲動画初めから順に。100年間、挟む単機能の発想だったクリップですが、「Clink!=Clip+Link」は挟みながらモノとのリンクを可能にしました。しかも、従来のクリップと同じ長さの材料を、曲げ方を変えただけで実現。バネを省いてもスプリング機能がある「クロス・アーム・スプリング」。「インデックス・パンチャー」は紙に切り込みを入れることでインデックス(本やノートの小口から飛び出したツメ)をつくる道具。「or-ita段ボール折り曲げ用カッター」は段ボールに折り目をつくるためのカッター。従来は専門工場に依頼しなければならなかった加工が、自ら可能になりました。
織咲さんが提唱するLine Worksは「より少ないものでより多く」を実現するコンセプト。物質や資本に多くを依存せずに利を得るクリエイティブを提唱しています。

Looks Like Music, Tube Map Radio |スズキユウリ

▲異なる音を持つ5つのColour Chaserが、紙の上のラインを辿りながら音を奏でる仕組み。絵を書くことで作曲し、しかも演奏できる多層的でインタラクティブなインスタレーションです。

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▲ロンドンの地下鉄マップのデザイナーHarry Beckは、電気回路図に例えられる、垂直、水平、45°の直線で構成されたTubu Mapをつくりました。それは、世界中の路線図の原型となったと書いても過言ではないでしょう。展示のTube Map Radioは逆転思考により、ラジオ回路をTubu Mapに見立て、複雑なプリントサーキットを親しみやすくしました。音も出ます。

ANGLE |藤城成貴
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▲紙を使ったサンプル模型を手がける藤城さんは、日頃から紙の風合いを生かした家具を試作。今回は、紙製L型アングルを用いて最低限の強度を確保しました。紙の質感は私たちの視覚や触覚から入って、他の素材にはない、やさしい感覚を呼び覚ましてくれます。

土壷|熊谷幸治
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▲「土を器にしていくと壼になる 土を壼にしていくと玉になる 玉のはずだが壼で終わり器を繰り返す 土壼にはまらず玉をつくりたい」とは熊谷さんの言。土に触れると、手も脳も勝手に玉をつくり始める、といった経験をお持ちの方も多いはず。そこに、なぜ?はなく、どれだけの玉になるか、それが問題のようです。人と土の根源的で、しかも究極的なテーマを直感させてくれた展示でした。土を触りたくなります。

PEACE SHADOW PROJECT |長嶋りかこ
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▲「非核への意思と存在を、影として焼き付けるプロジェクト」。被爆された人々の青い影は、実際に子どもの頃に被爆した現場にインストールされています。被爆した瞬間から青い影は、その場から移動したり、またそこへと戻ったりしながら、意思と存在を訴え続けているようです。

Moiré no.2|enamel. 石岡良治, 石岡紗佑里
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▲「インクジェットプリントは版がいらない、という特性を利用し、色が変化するよう長尺にプリント。透明や透過、見えない、霞む、そのようなことを追ったプリントデザイン」。素材を様々に加工してつくられるテキスタイルですが、完成しても素材感や空気感に満ちているのが、他の創作物とは異なる特徴の1つ。そんな感覚を表現しているようです。

連日トークイベントが開催されました。
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▲会場では毎日17:00から19:00まで、出展しているデザイナー・作家、主催者とのトークイベントが開催されました。試行錯誤を繰り返しながら更新される作品と思考。作家や来場者の間で共有したり、トレードしていたようです。

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