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2012.12.19

【リポート】EUのモダンでハイエンドなインテリアデザインに出合える展示会「european design」2012

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photo & text: Shizue INOUE

会期:2012年10月31日(水)、11月1日(木)

会場:ヒルトン東京

主催:欧州連合

10月31日、11月1日の2日間、EU加盟国から36社が来日し、インテリアの展示会「european design」(www.europeandesign.jp)が開催されました。
この展示会は、EUの優れた技術やデザインを日本に紹介するプログラム「EU Gateway Programme」(www.eu-gateway.jp)の一環として行われているものです。トランローグは、本展示会のブランディングとプロモーションデザインを担当しています。
テキスタイル、テーブルウェア、インテリアアクセサリー、照明、家具など、ユニークで機能的なインテリアデザインの数々。その中から一部をリポートします。

■Anna Sykora Porzellan(アナ ズュコラ)|ドイツ

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Anna Sykoraは、通常は型に入れて成形する湯のみ、茶碗、花瓶、大皿などを生み出すときにも、自らの手でろくろを回します。これは、作品に込められた感性を丸ごと受け止めてもらうため、とか。濃淡のある落ち着いた色の地に有機的な直線や植物のモチーフを配し、もの静かでありながら存在感のある器です。

■Anne Black Aps(アンヌ ブラック)|デンマーク

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Anne Blackは、北欧で最も人気の高いデザイナーのひとり。陶磁器を用いたハンドメイドのインテリア雑貨やジュエリーなどをラインナップ。女性らしい繊細さとハンドメイドならではの温かみのあるデザインが魅力です。近年では、デンマーク女王陛下と皇太子妃殿下がAnnne Blackの工場を訪問するなど、北欧デザイン界を担う存在として、国内外から多くの注目を集めているそうです。

■Bull & STEIN GmbH & Co. KG(ブル&スタイン)|ドイツ

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ハンブルグを拠点とする工芸品メーカー、Bull & Stein。写真の陶製オブジェは、ブラジル人デザイナーのリサ・パボンによるハンドメイドの果物シリーズ。茎の部分には本物の枝を、そして、粘土や自然の顔料、石、金、銀などの天然資源を用いています。リアルなフォルムと表面の美しい仕上げで、見る人の目を奪います。

■Capti Design(キャプティ デザイン)|スウェーデン
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機能的でオリジナリティ溢れるCapti Design。Spejs Wall(上写真)は、慎重に重心が計算されており、固定する必要がなく、壁に寄りかけることで転倒せず強度を保つテーブルです。Bågen(下写真)は、シンプルなフォルムながら、空間にアクセントを与えるコートハンガー。アーチ部分にハンガーが7本かけられます。

■Collective Paper Aesthetics(コレクティブ ペーパー エステティックス)|オランダ

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1枚のフラットなシートから、ユーザー自身が組み立てて仕上げていく遊び心溢れるプロダクト。ポップな図柄が楽しいカードボードでできた上写真のKids Stoolは、複数組み合わせてテーブルとして使用するなど、アイデア次第で使い方が広がります。下写真は真ちゅう製のCandle Holder。くり抜いた三角窓やステッチのような折り線により、ユニークで美しいシルエットが浮び上がります。

■Inno Interior(インノ)|フィンランド

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パブリックスペースからプライベートまで幅広いインテリアに対応する、北欧のモダンファニチャーメーカー。写真はどこか木の枝を思い起こさせるコートハンガーのOKA。吊型、独立型、壁付け型の3種類をラインナップ。吊型タイプは天井からスチールワイヤーで吊り下げ、フックの方向や高さの調整もできる優れものです。

■komodoartdesign(コモド アート デザイン)|イタリア
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透明度の高いプレキシガラス(アクリル系樹脂)を素材に、家具やインテリアアクセサリーなどを展開しているkomodoartdesign。さまざまな色や他の素材との組み合わせ、加工により、独創的な製品を生み出しています。上写真は天板に何色かのプレートを埋込んだテーブル。天板のエッジにプレートの色面が浮き出るという面白い効果が。中写真は寿司のためのプレート。醤油を注ぐくぼみまでデザインされています。箸を立ててサーブするアイデアは日本人には発想できませんが、ポップな出で立ちはパーティで活躍しそうです。下写真はフラワーベース。不透明な面との対比で透明度がより美しく際立っています。

■OFFECCT AB(オフェクト)|スウェーデン

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オフィスやパブリックスペースのための家具や吸音パネルなどを製造・販売しているOFFECCT。上写真・上部の吸音パネル「Soundwave」シリーズは、デザイン性が高く、本来の吸音機能だけでなくインテリアとしても機能します。下写真は空間に癒しをプラスする「O₂asis」シリーズ「GRIP VASE」(手前)と「GREEN PEDEATALS」(奥)。OFFECCTの製品はすべてヨーロッパやアジアの国際的な有名デザイナーが手掛けているそう。その代表的なひとりがいま国内外で注目を集めている柳原照弘氏だそうです。

■Secto Design Oy|フィンランド
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木製デザイン照明を専門とするSecto Design。シェードには、森林認証(PEFC)を受けたフィンランドのバーチ材を使用し、全て職人による手作業で製造しています。建築家のセッポ・コホがデザインを手掛けており、1999年に最初のペンダントランプを発表以来、多くのインテリアデザイナーに賞賛されているそうです。

■Soonsalon(スーンサロン)|オランダ
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ユーモラスな表情のフラワーベース「Áááh vase collection」(上写真と中写真)は、草花を生けることで、さらに魅力が引き立ちます。中写真・右側には、ひび割れに絆創膏を貼って補修した様子が描かれ、絵柄もユーモラス。上写真・左側のオーナメント「Happy Bird」「Merry Bird」は、3D印刷という最新の技術を用いてつくられており、後から組み立てる工程を必要としません。下写真は、コットンロープを使用したフレーム。家具のパイピングに使用していた伝統的なロープをフレームに変身させるところにクリエイティビティを感じます。

■Verso Design(ヴェルソ デザイン)|フィンランド

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ウール100%のフェルト、リネン、ウッドといった天然素材を使用したインテリアアクセサリーやテキスタイルを展開。北欧らしい色づかいやモチーフが空間を華やかに演出します。下写真はテーブルを彩るコースターや鍋敷き。使用しない時にはディスプレイとして楽しんでも素敵です。

■Vincent Sheppard(ヴィンセント シェッパード)|ベルギー

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1917年に生み出された織り編み家具の製造技法、ロイドルーム。Vincent Sheppardはこの技法を用いて、確かな技術力と斬新なデザインで家具を製造しています。編み素材には紙を使用していますが、表面にコーティングを施し、耐久性に優れています。アースカラーを中心としたカラーバリエーションも豊富です。

■Zaida UL Ltd.(ザイダ UK)|英国

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多くの製品がヨーロッパの抽象画にインスパイアされているZaida UKのラグやクッションは、カシミールの村々の工房で職人たちの手によってつくられています。下写真のように、ベースとなる生地に隙間なく図柄を刺繍していきます。製品は、フェアトレードの精神を貫いて製造されており、すべての職人が正当な労働条件や賃金を保証されているそうです。

昨年の「european design」の記事はこちら

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