お米を届けた福島県の岩野さんから、お便りをいただきました。
米づくりワークショップ参加者の皆さんと一緒に作ったお米を、同じく参加者の石川さんを通して、福島県にお住まいのご友人へ届けたところ、次のようなお手紙と写真をいただきました。写真は北海道を旅行中に撮影されたとのことです。
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私は貴会に参加・活動されている石川毅氏の友人で、貴重な無農薬米を送って頂いている者です。 昨年に引き続き日曜日に新米が届きました。皆様の大変な手間が込められているお米を、ありがとうございます。ブログを拝見しました。苦労を楽しんでいらっしゃる姿がいいですね。
私の住んでいる伊達市は、福島市の隣で伊達市でも割と北の方です。震災の影響は少々でしたが、原発の影響はご存知の通りです。それでも福島市よりは、僅か低いのですが・・住んで行く上では、あまり変わりません。風評被害と線量軽減、仮置き場の戦いが続きます。
今日、お礼にお酒を送りました。皆様のミーティングの時にでも、僅かですがお召し上がりください。貴会のますますの発展と、盛会を祈ります。
岩野龍彦、美砂子、夏美
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私たちが勝手にお送りした米に対して、お酒まで送っていただき恐縮しています。ありがたく参加者の皆さまと頂戴したいと思います。
福島では、除染やがれきの処理、風評被害などとの戦いが続くと思います。もちろん関東に暮らす私たちも人ごとではありません。個人的には仮置き場ではなく、全国都道府県に放射性物質を最終処分する地下施設を建設しなければならない段階に来ていると考えています。福島の方々にも私たちのワークショップにご参加いただき、楽しんでいただければうれしく思います。田植えは特に気持ちいいですよ!
Kazuko[トランローグ・ディレクター/ワークショップ管理人]
※これは、トランローグが主催する米作りワークショップの参加者を通して、東日本大震災で被災された方々に、収穫した米を届けるプログラムとして行われたものです。
▲今の田んぼの様子。収穫後、田んぼの一部にレンゲを撒き、雑草の抑制と、植物の3大栄養素の1つである窒素を空気中から地中に固定する仕事をしてもらっています。来年はうまくいきますように!
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