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2012.06.25

『デジタルサイネージ ジャパン2012』で見つけた次の暮らしのデザイン

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photo, movie & text: Motohiro SUGITA

2012年6年13日(水)〜15日(金)、幕張メッセにおいて、『デジタルサイネージ ジャパン2012』が開催されました。
文字情報を記載したサインから、動画を配信する電子看板へ。さらに、様々な情報を表示・発信しながら、双方向のコミュニケーションも可能にしたデジタルサイネージへと進化。
メディアを通して次の暮らしをデザインするトランローグは、
出展社へ取材し、次の暮らしを垣間見せてくれるプロダクトや技術、サービスについてリポートします。

■マルチタッチシステム|Sharp

「新世代デジタルサイネージ(218v型相当)マルチタッチシステム」に注目。つなぎ目が目立たない狭額縁モデルを8台をつなげたディスプレイに対し、同時に32カ所でタッチすることができるため、32人が一斉に片手で情報を入出力できる優れものです。

■32 Point Multi-Touch Display|石田大成社

前記シャープで紹介した技術と同様の、32 Point Multi-Touch Displayを用いたアイデアが楽しい石田大成社の展開。Digital Tableで複数の参加者が複数の楽器でセッションを楽しんだり、複数の参加者が一斉に射撃を行い、得点を競う、といったもの。

■pdc
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ディスプレイをバーチャルショーウィンドウに変える「4K2K対応裸眼3Dサーネージ(参考出品)」。新千歳空港向けフライトインフォメーション&施設案内は、日本語・英語・韓国語・中国語(簡・繁)の5言語対応。ダイバーシティに導入されている、災害時にも配慮した「ソーラー蓄電サイネージ」。ローコストなシステムを簡単に構築する「アンドロイドタブレットサイネージ」。さらに「二眼カメラ式視聴者属性認証システム」により、視聴者数、年代性別などの視聴者属性情報を顔認証カメラで分析するシステムなど、様々なソリューションを紹介。

■MITSUBISHI
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1モジュールが約30kgのため人による搬入と設置が可能な、屋外デジタルサイネージ用大型スクリーンの「オーロラビジョンLED」。成田空港に設置され、6/26(火)に運用開始となる、国内最大級の大型サイネージ「SKY GATE VISION」などを紹介。

■HITACHI

画面をさわりながら駅構内/構外をわかりやすく道案内するデジタルサイネージ。東京メトロにも設置されている、列車運行情報を表示するシステムなどを展示。

■ひかりサイネージ|NTT data

テレビのコンテンツに関連した情報を、ユーザーの好みや状況に応じて端末に自動表示する「パーソナル情報スタイル(参考出品)」。音楽や映像で連動し、リアルタイムに関連情報をスマートフォンやタブレットに表示する「Finger Print Service」。オフィスの電子黒板に流れるタイトルからほしいコンテンツをタブレットにダウンロードするなど、様々なソリューションを紹介。

■BRevue!|bePRIME

センサーにより人の動きを捉えてヴァーチャル空間に再現するブレヴュー。会場では、デモンストレーターがモニターの中で落下する花を両手でキャッチするゲームを紹介。ゲームの結果はプリントされる想定。

■きっとe! Channel for KINECT|YASKAWA
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Xbox 360向けのゲームデバイスから展開されたKinectを利用し、ディスプレイに手を触れずに操作するデジタルサイネージが、会場のあちこちで見られました。ここではYASKAWAの、骨格やモーション、音声を検知して音声ガイダンスを発する「きっとe! Channel for KINECT」をピックアップ。商業施設はもとより、製造業、介護・リハビリ施設、学校にも提案されています。

■透過型液晶ディスプレイ

Kinect同様に会場のあちこちで注目を集めていたのが、サムソンの透過型液晶ディスプレイ。ショーウィンドウのガラスの代わりに透過型液晶ディスプレイを配置して、商品の前面で画像を表示するもの。

■自販機ネット|JCTV
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自動販売機に付属する空容器ボックスを利用したデジタルサイネージ。天気予報やニュースなどの「ユニバーサルコンテンツ」、観光情報やケータイからの投稿などの「ローカルコンテンツ」、「緊急地震速報」その他を配信。

■交差点劇場|PD-sys
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交差点の信号や踏切の警報機の表示を判別して上映内容を切り替えるシステム。例えば赤信号では広告を配信し、青信号では交通を妨げない、駐車場への誘導などの静止画を表示。

■ミライルーペAR|KOWA COMPUTER

スマートフォンからApp store あるいはgoogle Playのマーケットで「ミライルーペAR」と検索し、アプリをダウンロードして起動。対象の写真にスマートフォンをかざすと専用の映像が表示されます。雑誌やカタログで展開。

■360VR for “SHOPPING”|TOPCON
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「特殊カメラで撮影・生成した360°動画」+「商店街の案内図」で「Web ヴァーチャル商店街」を実現。実際に商店街を歩いている感覚でほしい情報にアクセスできます。

■AI plate|ASUKANET

空中から水中にまで、静止画や動画を結像させるAI plate。その技術の革新性が理解できない来場者をして「すごいけど、従来の3Dと何が違うの?」と言わせるほど自然な映像体験でした。

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