EUの多彩なファッションブランドに出合える展示会「weareurope」2012-2013
過去の関連記事:EU Gateway Programme 次の暮らしのデザイン
photo/text: Shizue INOUE
会期:2012年3月28日(水)、29日(木)
会場:グランドハイアット東京
主催:欧州連合
3月28日、29日の2日間、EU加盟国からモダンでユニーク、高品質なファッションブランドが一堂に会する展示会「weareurope」(www.weareurope.com)が開催されました。
この展示会は、EUの優れた技術やデザインを日本に紹介するプログラム「EU Gateway Programme」(www.eu-gateway.jp)の一環として行われているもの。トランローグは、ブランディングとプロモーションデザインを担当しています。
レディスウェア、メンズウェア、バッグ、シューズ、アクセサリーなど、幅広いアイテムが揃い、EUファッションのクオリティとデザインの高さを見せてくれました。
受付付近の様子。「weareurope」の文字を組み合わせた今回展示会のキービジュアルをポイントに、シックでモダンな演出でまとめられていた。
この展示会の中でも来場者が楽しみにしているのが、両日開催されるファッションショー。訪れた3月29日(木)は、19ブランドがショーに参加。キャットウォークの両側は、来場者で埋め尽くされていた。
■ファッションショー出展ブランド【3月29日(木)※ショーの出展順】
▲CONNY GROENEWEGEN/オランダ
▲fufavi/ハンガリー
▲FANNIE SCHIAVONI/英国
▲DUSTY Marjut Uotila/フィンランド
▲mara gibbucci/ポーランド
▲Aurea Vita/スウェーデン
▲STYLE BUTLER/デンマーク
▲LANGNER/ポーランド
▲Paca Garcia/スペイン
▲MARLOTA/スペイン
▲CHRISTIAN WESTPHAL/デンマーク
▲GRETCHEN(バッグ)/ドイツ
▲ANTONIA GOY/ドイツ
▲ARTISTA/ハンガリー
▲Bas Kosters/オランダ
▲FELDER FELDER/英国
■DORA ABODI/ハンガリー
出展ブランドのブースもいくつかご紹介。こちらはビーズやラインストーン、リベットなどで個性的な装飾を施すDORA ABODI。ゴールドやフリンジなども効果的に用いてラグジュアリーに演出。普段使いからパーティーシーンまで、幅広く活躍するアイテムが充実。
■fufavi/ハンガリー
「ストライプの箱の中に広がる魅惑の国」というコンセプトで展開するfufavi。女性ごころをくすぐり、ワクワクさせるアイテムに出合える。
デザイナーのMs. Lilla Fufavi。おとぎの国にいる女の子のようなキュートさが、ブランドの世界観をより一層引き立てていた。
■GRETCHEN/ドイツ
素材にこだわり、高級本革のみを使用。ソフトな手触りとベルベッドのような艶のワックス仕上げと、染色後、磨きをかけ光沢を出すグレージング仕上げが特徴。職人が1点1点ハンドメイドで仕上げている。
■handwritten by TANYA SARNE/英国
衿元から裾に向かって施されたプリーツが女性らしいラインをつくるワンピース。handwrittenは、ドライクリーニング不要の素材を独自開発するなど、デザインだけでなく、着やすさや取扱いのしやすさにも配慮している。
■siempreesviernes/スペイン
10代後半〜40代半ばの女性をターゲットにした、スペインのレディスウェアブランド。「UPPER EAST SIDE」「SOPHISTICATION」「ORANGE JUICE」「GRAN GATSBY」など12のテーマでコレクションを展開。ブランドロゴがプリントされたポップなマネキンが印象的。
スパンコール刺繍が施されたキュートなニット。大人かわいいファッションスタイルに一役買いそう。
■STYLE BUTLER/デンマーク
ファーやシルク、カシミアなどを取り入れ、贅沢でフェミニンなコレクションを披露していたSTYLE BUTLER。ショー直後、ブースにてモデルさんがポーズをとってくれた。
■Wave/フィンランド
伝統と前衛が調和する木靴を展開するWave。フィンランドに伝わる木材曲げ加工の技術を取り入れつつ、軽量で弾力のある仕上げで歩きやすさにも配慮。アッパー素材は、皮革やフェルト、透明プラスチックなど。個性的な足元を演出できる。2009年、フィンランドのBest Design Product of the Yearを受賞。
受付横に設けられたカフェスペース。来場時に配布される本展示会のエコバッグに、各ブースで貰ったカタログを詰め、一息くつろぐ来場者の姿が。
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