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2011.10.08

2011稲刈り体験&収穫祭リポート『米づくりを楽しむ人びと』(田んぼワークショップ)

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カテゴリー:08■ワークショップ Workshop 01 米作り/家庭菜園

photo: tranlogue associates text: 参加の皆様+tranlogue associates

去る9月18(日)、トランローグは房総のワークショップで「有機無農薬による米作りを楽しみたい方」「将来自給自足に挑戦してみたい方」を対象に、「稲刈り体験」「収穫した新米の試食」「里山の保全・再生」「田舎と都会の交流」を目的として、WWOOF(労働と食事の交換)方式で稲刈り体験と収穫祭を行いました。
ここでは当社連載記事『エコ生活を楽しむ人びと』をもじって『米づくりを楽しむ人びと』と題し、ワークショップの様子を、参加者の生声を中心にリポートします。今年は、収穫する新米の一部を、米づくりの参加者を通じて被災地の方に届ける予定です。わずかですが、小さい子どもたちにも食べてもらえれば、嬉しく思います。
今回の参加者は、過去最高の51名となりました。参加者には次の4点について質問させていただきました。回答をいただき次第アップしていきます。お楽しみに!

1_被災地へ送る米について。またメッセージは?
2_稲刈り前に期待したこと、稲刈り当日に面白かったこと、良かったことは?
3_その他、気づいたこと、発見したことは?
4_次回(田植えあるいは稲刈り)に期待することは?

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まず、稲を刈った後の縛り方について説明。ここでしっかり縛っておかないと、ハザ掛けした後、乾燥していくうちに緩んで竹竿(さお)から落ちてしまいます。

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▲SOUTA[千葉県茂原市在住/小学4年生]
はじめと、おわりだけですが、おてつだいしてできたお米を東北におくることを聞いて、よろこびとともにほこりをかんじます。あたらしい人や、食べ物、生き物と会えることを期待してワクワク、ドキドキです。(当日は)料理はおいしく、カエルやヘビを見つけ満足です。

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▲Chise[東京都文京区在住/会社員]
おいしいご飯を食べて、これから前進する、元気の源に少しでもになれば幸いです。収穫祭でのおいしいご飯、楽しいおしゃべり、新しい出会い。3年前から参加させていただいていますが、毎回大満足で帰ります。違う業種はもちろん、違う世代の方々と出会う、貴重な機会だと思っています。帰りの車の中で話題に出ましたが、参加される方の人数も増え、さまざまな方がくるようになったので、ロケーションを生かして、田植え以外のワークショップなどをやると面白いのではと思いました。毎回、楽しくすごさせていただき、杉田さんご夫妻はじめ、スタッフの皆様には本当に感謝です。

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▲國澤 道雄[東京都板橋区在住/会社員]
継続的な応援についてよく考えます。そのためにも、色々なコミュニティーの活動に興味をもちSNSなどを通して情報伝播していこうと思います。充実感→がんばったので、「ありあり」です。昆虫やヘビやカエルなどが普通に沢山いることが面白いですね。(気づいたこと、発見したこと)お米以外の野菜が増えていた。次回は、田植え&Camp&サーフィンをして帰ろうかと。宜しくお願い致します。

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▲河村邦泰[東京都練馬区光が丘在住/昨年10月まで大手広告会社勤務〜現在フリー+年金生活者+自由人]
被災地へのメッセージとしては、月並ですが「明日は今日よりもっと良い風が吹くと信じて」・・・楽天的ですが、私はTomorrow is anotherdeyを信条に、明けない夜は無い、春が来ない冬は無い、などと思って行動してきました。(被災者の方々に、そんな簡単なもんじゃない!と叱られそうですが・・・)被災地へお米を送られること有難い事だと思います。一人の力は小さくてもこれが実りの秋を迎え全国からお米が送られてくるようになればいいですね。
生まれて初めてつまり生まれて65年後に初めて稲刈りの経験をさせていただきました。田植えはまだ知りませんでしたが田植えから生育まで肥料や様々なお仕事ご苦労があったと思います。そして収穫の時期を迎え、われわれシロウトが収穫祭に参加できる、まさにいいとこ取りで申し訳ありません。また当日のお天気にも感謝です。炎天下の下、汗びっしょりになって稲を刈り稲わらで二股に縛りハザ掛けにかける。「収穫」の喜びが生まれ楽しい思い出になりました。これが単なる雑草取りだったら、やはりこんなに楽しくは無いでしょうね。それと、一緒に作業する初対面の仲間たちとの触れあい。このイベントが無ければ決して口を利くことも無いだろう人たちとの出会い。そしてそして、豪華なお料理シャンパン、ビール、サングリア!などの美酒満載のテーブルを囲んでのランチ正に収穫祭にふさわしい料理演出、流石です! お料理を作ってくださった方たちにお礼と感謝申し上げます。良かった事は、自分で稲を刈っていたら1本、2本落穂がでますが何といとおしい事かと一本も残すことなく束にしました。お子さんも大勢来ていましたが、稲刈りを経験して農家の方たちのご苦労を体験して、お米一粒も無駄にすることが無いような食生活を家族で話し合ってありがたくご飯を頂けるようになって欲しいと思います。私も孫に参加させたいと思いました。
人間はじめ生き物は食べなければ死んでしまう悲しい動物です。いつまでも外国に頼るのではなく日本はもっと食料自給率を上げていかなければならない。そのための第一歩として今回の収穫祭に参加できて問題意識も改めて持つことが出来て良かった。また、大津波や原発で直接被害や風評被害を受けた東北〜関東のあらゆる農家の方々に同情を禁じえませんでした。正直、農業って絶対儲からないな・・・と感じましたが如何でしょう。(まあ規模にもよるでしょうが)次代を担う子ども達に一人でも多く参加して貰いたい。上総一ノ宮のお子さん達は田植えや農作業に接している子も多いと思うができれば、都会の子ども達にお米はお母さんがスーパーで買ってきたりお米やさんが配達してくれるからご飯が食べられるのではなく、お米を作る人がいるからご飯が食べられるんだよ、と身をもって体験させてあげたらいいと思います。
我が家の子ども達のしつけは、まずご飯食べ終わったらお茶碗にお米粒を残すんじゃないよ。と言い聞かせました。レストランなどでご飯を(汚らしく)残している人々を見ると悲しくなります。私事になりますが、終戦直後の生まれとして当時の保育園でお弁当を食べる時必ず感謝の言葉をとなえてから食事が始まったものです。「お父さん、お母さん、有難うございます。お百姓さん有難うございます。いただきまーす!」今はこんな言葉死語になってしまったのでしょうか?

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▲毎回、裏方もお手伝いいただいている、佐藤将さん。

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▲R.H[長生村在住]
田植えに続き、孫たちと一緒に稲刈りにも参加させていただきました。いろいろな人と知り合ってお話ができてとても楽しかったです。

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▲ヤンチャな松ちゃん[東京都中央区在住/博多より単身赴任3年目の会社員]
…東日本の銘米に負けないくらいの温かい思いのもとで実った愛米。
身体中が稲穂のヒゲでチクチクした子供の頃の思い出に出会えるかもというワクワク感、全く新しい仲間と出会えるワクワク感。思いっ切り節操なく汗をかき、へたばった自分の顔を見れるかもとの期待感。面白かったことは…、稲刈りのレクチャーを受けて、最初の鎌を入れる際の心地よい緊張感と稲に語りかけるような気持ちで稲刈りすることの尊さ。良かったことは…、米作りの大変さへの気づきと感謝の芽生え。もっとお米は高い値段で流通してヨシッ!!! 太陽のもとでの稲刈りそして初めての仲間達との気さくなやり取りの中に、素直に浸れる実直な幸福感を発見。そしてやはり、女性は頼もしッ?!
田んぼの神様に感謝する場があってもいいかなと。例えば、誰かが歌を奉納するとか、詩を朗読するとか、踊りを披露するとか(私は無理ですが(^_^;))。…みんなで田んぼに向かって感謝の一礼と柏手を打つというのでも良いですね。

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▲稲刈り初挑戦、スペイン出身のカルラさん。「収穫祭では、パエリアやサングリアなどスペインの料理があって嬉しかったです」

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▲TAKESHI[千葉県茂原市在住/プラスチック工場経営/40代]
震災当初やはり真っ先に心配したのは食料、米の不足でした。正常な生活がもどっている今、感謝の気持ちをこめて、米作りワークショップから被災地に手作りのお米を送っていただけることは、大きな意義があり、参加者の喜びです。参加人数も多いと聞いていたので、サポート役にまわろうと思いました。主に稲を縛り、オダ掛けするほうですが、最後の方は作業に夢中になる余り、違う品種を混ぜて掛けてしまう、失敗もありました。暑さもあり、ペースが落ちましたが、美味しい料理を目の前にして(!?)力をあわせてなんとか半分終わらせたときの達成感が良かったです。田植えと比べ稲刈りは作業内容が多いので、各個人の進み具合が違い、全体の進行が読みにくい。と感じました。毎度おいしい料理をありがとうございます。次回は、全稲を一掃したい。

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▲慣れない作業に「稲をきつく束ねるのが難しい」とサチさん。仲間で教え合いながら、丁寧に作業するうちに少しずつ慣れてきました。

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▲Y.T[茂原市在住/公務員]
今年は田植えから参加させていただいたので昨年よりも稲刈りを楽しみにしていました。残念ながら予定が合わず、田んぼの草取りに参加できなかったのが心残りですが、次回は田植え、草取り、稲刈りと参加して、稲の成長を見たいと思っています。

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▲K.T[茂原市在住/主婦]
田植えの時は震災の影響で参加者も少なかったようですが、稲刈りは大勢の方が参加されてとてもにぎやかで楽しかったです。毎回お料理を楽しみにしていますが、今回も全部おいしかったです。

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▲こう[茂原市在住/小学4年生]
最初は鎌で稲を刈るのが難しかったけど、すぐに慣れてきてどんどん上手く刈れるようになりました。僕たちの作ったお米が震災の被災地に届けられると聞いて、少しでも協力できてうれしかったです。また来年も参加したいです。
ゆう[茂原市在住/小学2年生]
稲刈りの時の田んぼにはバッタやカマキリ、トカゲ、トンボがいてとても楽しかったです。刈った稲を縛るのはちょっと難しかったけど、稲刈りは頑張りました。また来年も参加したいです。

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▲田植えに引き続き、稲刈りも参加してくれた。中学3年生の伊能くん。

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▲田植えに引き続き、稲刈りも参加してくれた。中学3年生の山口くん。

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▲昨年の稲刈り&収穫祭、今年の田植えに続き、参加3回目のなおこさん。今回も無心になって稲刈りを楽しんでくれました。稲刈りの手さばきも、昨年からさらにグレードアップ! 次回も是非、宜しくお願いします。

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▲ワークショップ初参加のISSEYくん

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▲Yukiko&Issey[東京都台東区在住/経理・財務]
助け合いの精神は素晴らしいと思います。私達は自分の知らないところで沢山の人たちの協力や想いがあって助けられ命を延ばしていけて、日々生きているのだと感じます。私達自身も見えないところで沢山の人たちの支えになれると素敵だと思います。
稲刈り前に期待した事というより、予想していたのは、都会育ちの私はきっと稲を刈っている時に、虫が怖くて出来ないのではないかと思っていましたが、いざ稲刈りを開始すると、稲を刈るのに一所懸命になりそれどころではありませんでした。同時に、米作りは本当に手間がかかるし根気がいることを実感しました。一粒の米に7人の神様がいると言いますが、本当にそうなんだろうなぁと思いました。
子供も普段見られないもの・出来ない事の体験が出来、そして、素敵な出逢いもありお話できたり、遊べたりして大変有意義な時間を過ごせました。翌日に筋肉痛や腰痛はないかと聞かれて、ふと思ったのは慣れない作業をしたにもかかわらず、体調は良好だったこと。あまり稲刈りしていなかったのかしら。。。(^−^) 今回、稲刈は初体験だったので、次回は田植えに参加させて頂きたいです。

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▲あい[市川市在住/小学3年生]
最初は鎌を使うのが大変だったけど、慣れるととっても楽しかったです。お料理もとってもおいしかったです。今回は妹が来られなかったので、来年は一緒に参加したいです。

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▲石川 毅[神奈川県港北区在住/現在会社員、来年から一応、自営業目指し奮闘中!]
被災地に収穫した米を送ってあげられれば最高です。被災者の方々に美味しい新米を食べて戴いて、生き抜く力、エネルギーにして欲しいと思います。稲刈りは初めての体験でした。4〜5束纏めて結わえるのは中々慣れと技術?がいる事だと思いました。慣れれば、楽しい作業でした。思ったより鎌で刈る作業、腰と右腕の筋肉、疲れました。翌々日に一気に来ました。縄文後期? 弥生時代から、毎年連綿と続いてきた収穫作業だと思うと感慨もひとしおです。絶やさない?ようにしたいと思いました。田植え〜稲刈りの最初と最後は立ち会えましたが、途中草取り等は抜けてしまいましたが、来年は畦には枝豆作りとか、必要とあらば案山子制作とかの行事?も入ると面白いかも! 事務局?の杉田さんの運営が大変だけど・・・

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▲「すごくよい時間が過ごせた!」と、初めての稲刈りを楽しんでいた様子のパウさん。

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▲國澤美香[東京都板橋区在住/主婦]
被災地に、お米送るんですね!!いいことです。まだまだ支援がいる情況。お米は日本人に不可欠な命をつなぐ食料。喜ばない人はいないと思う!!面白かったこと。稲刈り、田植え、稲刈りと3回目の参加。子ども達の成長が早くてびっくりするのが1つ。稲だけではなく、他の野菜もたくさん育ってたこと。毎回、美味しいご飯にびっくり!!ありがとうございます!!
前回の気持ちとは違う気持ちで稲刈りをしました。それは、3月におきた震災(原発事故)でいろんなことを考えたからです。5月の田植えの時期では、まだ、4歳の娘がいる母としては不安だったのは事実。今回の収穫の案内をブログで「私たちの地域のお米からセシウムは検出されず。2011年新米を収穫します!」のタイトルを見たとき、ホッとしたのと同時に、生産者の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいになりました。食べられることなく廃棄せざるをえない野菜やお米。。。言葉にならないきもちでいっぱいです。食の大切さをあらためて感じた年でした。こんな思いをみんな二度としたくないはず。
NO NUKE!!

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▲ワークショップ参加、皆勤賞の中学三年生の佐藤捷くん。いつも友達を連れての参加ありがとう。

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▲色井香[東京都杉並区在住]
自分たちが食べているお米がどのように作られているのか、知りたいと思って参加しました。また、子どもたちには、自然の中で過ごす楽しさを知ってもらいたいと思いました。当日は、昔ながらの方法で稲刈りをできたのがよかったです。なかなかの重労働でしたが、昔の人はみんなこうしていたんだなあ、と思いをはせました。これまで以上にお米の一粒一粒を大切にしようと思いました。初めての参加でしたが、杉田さん、友寄さんがいろいろ気遣ってくださったおかげで、皆さんと楽しく作業ができました。また、プロである村杉さんと、お米を育てることについていろいろお話しできたのも貴重な経験でした。あとは、稲刈りをしたとたん、カマキリやバッタ、イナゴなどが一瞬だけ大量発生したのがおもしろかったです。いきなり住みかが丸裸になって、かわいそうでした。でも、すぐにいなくなってしまったので、きっとまた違う田んぼに行ったんだろうなと思いました。
田植えは未経験なので、ぜひ挑戦してみたいです。また、今回は収穫の流れを知ることができたので、実際にお米がどうやって作られるのか、最初から最後までトータルで教えてもらえるとうれしいです。
また、大変厚かましいのですが、次回もテント泊させていただけたらとってもうれしいです…。

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▲色井滋久さん。「来て良かった」と楽しんでいただけたようです。

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▲色井遊作くんと楽くんは、「テントでお泊りしたのと、虫捕りしたのが楽しかった!」(ママ談)

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▲HARUMI[千葉県茂原市在住/会社員/40代]
小さな子供の世話にかまけて、作業は殆ど手伝えませんでしたが、とても暑い中、皆さんご苦労様でした。脱穀した後の藁を4歳の子供たちが運び、それを小屋の横に積み重ねていくのをサポートしていただけでしたが、それでも暑くてまいりました。暑くても寒くても、日照りでも雨降りでも、野良仕事とは大変なものだと思い知らされます。田植えの時も稲刈りも、子供たちは自ら進んで参加したがっています。非日常の体験として楽しみ、労働力として、大人の役に立つことに満足しています。とてもいい経験をしています。次回は餅つき、失敗しないようにがんばります。

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▲以成[ワークショップ管理人の家族]
収穫した米の移動と脱穀後の選別が当日の主な仕事です。今年で3年目になる田植え、稲刈りでしたが、毎回人数が増えていて、このまま増えていったらどうなるのかと思ったことがありました。毎回皆さんが来てくれるおかげで、僕の仕事が減ってとても助かります。ありがとうございました。

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▲ワークショップ管理人の家族。松茸ご飯をつくってもらいました。

Dsc_0716_03 ▲Kiyomi[東京都世田谷区在住/インテリアコーディネーター]
今年も、東北各地では田植えが行われ、収穫を迎えているようです。しかし、今のところ近所の店頭で見られる新米は、新潟や千葉産ばかり‥東北のお米には「22年度産」の文字。東北の農家の方の生活は、どうなってしまうのでしょう‥けれど、危険を伴う食糧を食べて応援、というのは話が違うと思います。国が、その基盤をしっかりと支えてくれる事を強く望んでいます。田植えの時にも書きましたが、実家は被災地の宮城にあります。自分には小さな事しか出来ないですが、せめて身近な親や親戚に安全なお米を届けたい。単純に、そんな気持ちでおります。
フサフサと実った姿を見るだけで感動です。落ちてる一粒一粒も、勿体なくて!刈るのは割りと簡単ですが、ハザ掛け(と言うのですね?)の為に縛る作業が思ったより難しく、もう少し練習しなければ。改めて、自然の力で食物が実り、美味しく頂ける事、作って下さる農家の方に感謝です。両親がクリスチャンなので、小さい時から食事の前に感謝のお祈りをして育ったのですが今更ながら、その意味を実感しています。ぜひ、これからも参加させて頂きたいと思います!
(上写真は足踏み脱穀機で、収穫した稲から籾(もみ)を外している様子)

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唐箕(とうみ)を使って風をお越し、実の入った籾(もみ)から軽いゴミだけを吹き飛ばします。

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▲安部清美[東京都上板橋在住]
足踏み脱穀機に初めて挑戦。見るとするとでは大違い。杉田さん凄いです。バランスが難しい事と力の入れ方!来年も楽しみにしてます!  松茸ご飯のおにぎりを頂いて車中で食べ、美味しくて、もっと頂いてくれてば良かったと後悔しました。

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▲國澤さんの愛犬ソース。ご主人曰く「通りすがりの見知らぬ人から、あっ、そっくり!って失礼ですよね(笑)」とのこと。

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今年の新米でつくったお米づくし料理。米パンやスタッフドトマトもつくりました。

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自家菜園のミニトマトとオクラがたっぷりの冷たいジュレ。涼しげでしょ。

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今年は、畑でたくさん冬瓜やかぼちゃが収穫できました。

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料理を囲むように椅子やテーブルを並べて収穫祭のスタート。

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▲今年から田んぼの耕耘と代掻きをかって出てくれた、近隣農家で観光業を営むとても親切な村杉さん。村杉さんが育てた米の宅配便は、参加者に好評です。

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▲長野 真弓[東京都江戸川区在住/証券業]
今年の春に田植えに参加させていただいて、自分が植えた苗がちゃんと育っているのかなぁ?と期待と不安がありました。実際現場を見ても、どれがどれだか分りませんでしたが、たわわに実っていて嬉しかったです。自分が刈り取った稲を縛る作業が結構得意だったこと。思ったより手際良くできたと思います(^^;)
また皆さんにお会いして、楽しい時間が過ごせることを期待します。
YASU[東京都江戸川区及び千葉県茂原市在住/自営業]
ハザ掛けする稲を品種別にしなかった事を反省してます。稲刈りをなめてました。田植えより重労働でした。

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▲なんちゃってしし狩り仲間[横浜市青葉区在住/会社員他]
家内と参加。数日前から天気が今一でしたが、当日は残暑厳しい一日に。鎌も人数分以上用意していただいて、大変楽しく稲刈りができました。当初は束ね方が微妙に緩かったりしておりましたが、経験者からコツを教えていただき、しっかりと束ねられるように。久しぶりに大きなカマキリから沢カニ(?)まで出会うことができ自然を満喫いたしました。料理もスペイン尽くしで美味しかったです。全く言うことなし。帰路、連休最終日の渋滞に巻き込まれたのが余分だったかな?!本当にありがとうございました。音楽をかけながら、稲刈りというのはいかがでしょう?近所迷惑かな。束ねた稲の数を食事の時に報告してもらい、最多稲刈り者に杉田さんから表彰状の授与というのはいかがでしょう?

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▲今回、大好評だった「とりもものハーブ焼き」を作ってもってきてくれた佐藤昌子さん。
佐藤昌子[茂原市在住]
私は、少し遅れて、ちょうど自己紹介の時から参加させていただきました。国や年齢、職業、色々な人たちが集まっていて、その場にいるだけで楽しいですね。特に、一生懸命、虫を追いかけている子供などを見ていると、本当に癒されます。 3月の震災は、色々なことを考えさせられました。でも考えることは、たくさんあるけれど、結論がでることは、ありません。ただ、なんとなく思うのは、日常のことを、あまりにも細分化して、他人(海外)に頼りすぎず、せめて食べ物は、なるべく自分に近い所で手に入れたいですね。 杉田さんのような生活、いいですねー!

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▲参加2年目のsanteさん。今年は猛暑の中ありがとうございました!

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▲昨年の田植えに続き2回目の参加だった近藤さん。今回は収穫祭からの参加でしたが、次回はぜひ稲刈りも!

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▲同じく2回目の参加の橋本さん。「ぜひまた参加したいです」と嬉しい一言をいただきました。

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▲今年も収穫したての餅米で、餅つき大会開催。

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▲「フアンホ!フアンホ!」みなさんからのコールに後押しされ、餅つきに挑戦するフアンホさん(左)。

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よし今度は、「スイカ割大会」だ!

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うーんなかなか割れない!

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とっても暑い日でしたから、水鉄砲が気持ちいい!

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▲いのうえ[横浜市港北区在住/トランローグ・スタッフ]
今回も、普段なかなかお会いする機会のない方々とお会いすることが出来、楽しかったです。稲刈りというひとつの目的を通して、気持ちのよい汗を流しながら交流できるのは素敵ですね。また、自分で収穫した米はなんとも愛おしく、一粒でも落ちていると勿体ないと、こぼれ落ちた籾を丁寧に拾っていらっしゃる参加者の方があちらこちらで見られたのが印象的でした。回を重ねるごとに、2度、3度と参加して下さるお馴染みの方が増えていくのが楽しみなので、次回もまた、お会い出来る方が多くいらっしゃると嬉しいです。被災地ではまだまだ大変なご苦労をされている中で、自分たちが少しでも関わったお米によって、遠く離れた私たちの思いが届き、被災者の方が少しでも元気になって下さったら、自分自身もこの上なく幸せに思います。

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▲いそべ[東京都在住/トランローグ・スタッフ]
今回収穫したお米が、参加者の方々を通して被災地へ。たとえわずかな力だとしても、お米を通して少しでも元気を届けられるといいなと思います。暑い中での作業でしたが、大勢の方に参加していただき賑やかなワークショップになりました。どうもありがとうございました!稲の結び方を教え合ったり、ご家族で役割分担されたり、効率的に進める方法を工夫されたり……みなさんの、楽しみながらも一生懸命な姿が心に残りました。子どもたちも会うたびに大きくなっているので、それも楽しみにしていました。また、いつも参加してくださっている方々と親しくお話させていただいたこと、初めてお会いした方々から興味深いお話を伺えたことは、とても貴重な時間でした。

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▲mkk[東京都在住/会社員]写真右
思った以上に暑い日差しが照りつける中、恐らくこの夏一番大量の汗をかいた気がします。が、決して不快な心地はなく、ある意味究極のデトックスだったように思います。そして、悪いものを出し切った後に飲んだお酒のおいしかったこと!! 外で食べる心づくしのお料理の美味しかったこと!! お米っておいしいなあ、日本人でよかったなあ。昨年に引き続き、大変貴重な経験をありがとうございました。

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▲収穫祭の当日は、マレーシアのコタ・キナバルまで登山に出かけていた佐藤さん。後日、刈り残っていた稲を収穫に来てくれました。

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▲KAZUKO[ワークショップ管理人/料理担当/トランローグ・ディレクター]
皆さん、ご参加ありがとうございました。お米づくりもこれで3年目、有機肥料と無農薬で栽培しているため、雑草も生え放題で、他の田んぼのようにたくさんは収穫できませんが、夏のたんぼには、野生のカモやサギがたくさんやってきます。稲刈りの時にも、いろいろな虫がいましたね。東日本には有機・無農薬で農業を頑張ってきた人が、たくさんいるのに、今回の放射能の問題では、やりきれない想いでいっぱいです。トランローグの約1反の田んぼでとれるお米は、ほんのわずかですが、被災地の小さな子どもたちに食べてもらえるといいなと思います。

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杉田[ワークショップ管理人/トランローグ代表]
今年は猛暑のなか、お疲れ様でした。KAZUKOさんから「被災者に米を届けたい」と提案があったと時、どうすれば確実に届けられるか考えました。そして選んだ方法が「参加者を通して届ける」です。今のところ福島出身の石川さんと、宮城出身のKiyomiさんを通してお届けする予定です。米その他の物や言葉を介して見知らぬ者通しが繋がる、つまり一瞬でも心が通い合うことは、とても尊いことと思います。私たちのワークショップはそのためにある、と考えています。もちろん自然とも通い合っていただきたいと願っています(偉そうでスミマセン。ただ田舎に住んでるだけの素人です)。3年前、初めての収穫では無肥料無農薬でも放置されたことで生い茂った草が堆肥となって7俵(約420kg)も収穫。昨年、2年目も無肥料無農薬で2俵(約120kg)と激減。そして3年目の今年は農薬を使わないことは同じですが、昨年収穫した米ぬかと鶏糞を播いて5俵(約300kg)の収穫を目指しています。ちなみに面積は0.85反(255坪=約840平米)です。今年の稲刈りの反省点は、暑さのせいか気分を悪くした人が2名いらっしゃったことです。次回は気分が悪くなる前に涼しいところに移動していただくなど、配慮しなければならないと考えています。また、今年は丁寧に稲を結んでいただくようお願いしたこと、そして猛暑だったことも影響して収穫のスピードが遅くなったようです。石川さんを中心に「もうちょっとだから全部刈ってしまおう!」とみなさんに声をかけてくれたこと。そして、それに応えて一所懸命に稲刈りをしてくれた皆様に、心から感謝しています。来春の田植えもよろしくお願いします。またいつでも今年収穫した新米を食べに来てください。

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