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2011.03.18

石油や原発に依存せず、太陽の恵で野菜を育てて暮らす『パーマカルチャー菜園入門』

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東日本大震災で被災した方々には心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。
一日も早い復旧とご回復をお祈りすると共に、トランローグとしてできることに取り組んで参ります。
震災の復興と同時に考えたいのが、原子力発電に依存せず、また石油などの化石燃料に多くを依存する暮らしを改め、太陽の恵をフルに活用する食料自給の仕組。
『パーマカルチャー菜園入門』には、狭い庭でも多種多様な野菜を栽培できるアイデアが満載されています。
暮らしを見つめ直したい、とお考えの方は、是非書店で手に取ってご覧ください。

カテゴリー:08■ワークショップ Workshop 01 米作り/家庭菜園 10■パーマカルチャー
photo: tranlogue associates text: tranlogue associates

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書名   自然のしくみをいかす家庭菜園 パーマカルチャー菜園入門
発行   2010年8月1日
監修   設楽清和(NPO法人パーマカルチャーセンター・ジャパン代表)
栽培アドバイザー 笠原秀樹(自然農園レインボーファミリー代表)
発行所  JAグループ・社団法人家の光協会
仕様   A5サイズ 160ページ
企画制作 トランローグ
価格   本体1500円+税

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パーマカルチャー菜園アイデアの1つ「タワー菜園」。約1m×1m×1mのスペースで集約的に野菜を栽培。

パーマカルチャーとは、パーマネント・アグリカルチャー(永続的農法)とパーマネント・カルチャー(永続的な暮らし)の複合語です。またこれは、1978年にオーストラリアのビル・モリソンらによって提唱された「化石燃料に多くを依存する暮らしを改め、太陽の恵を十分に活用して環境にやさしい循環型の社会を築く」という思想です。
本書では、その思想を家庭菜園にも取り入れ、農薬や化学肥料に頼らず、自宅の庭で実践できる21の自然農法のアイデアを紹介しています。
「スパイラル菜園」はもとより、「コンパニオンプランツによるギルド」から「コンポストトイレ」、「種採り」まで解説しています。
また本書では、パーマカルチャーの起源が100年前の日本にあったことを紹介しています。1909年に来日したアメリカの農学者F.H.キングは、日本・朝鮮・中国で4000年に亘って永続的に続けられてきた、自然の仕組を生かした有機農法の知恵を「パーマネント・アグリカルチャー」と表現して、当時から資源収奪的なアメリカの農のあり方に対して警鐘を鳴らしていました。
本書の企画制作を担当したトランローグは、予てより「次の暮らしをデザインする」をスローガンに、家や庭について様々な提案を行ってきました。
本書でも「庭を中心に家屋まで利用して、家中のあらゆる場所を食べられる森に変える」をテーマに編集しています。
「土間のあるサンルーム」と「日陰側のクールテラス」。この2つのパッシブ・ソーラー空間があれば、自給的エコ生活を何倍も充実させることができます。


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