« DESIGNTIDE TOKYO 2010 | トップページ | OZONEでモダンな面発光LEDシャンデリア【airLUCE】の浮花とBellflowerを展示! »

2010.12.01

IFFT interiorlifestyle living 2010

Photo

インテリアライフスタイル リビング
会期:2010年11月24日(水)〜26日(金)の3日間
会場:東京ビッグサイト
主催:社団法人日本家具産業振興会 メサゴ・メッセフランクフルト株式会社

カテゴリー:03■次の暮らしのデザイン

景気が低迷する中、ここ数年展示会への出展者数も来場数も減少する一方ですが、まったく動きのなかった去年に比べると今年は、ちらほら仕事が動き出しているという声も耳にします。オフィスに引きこもっていても元気がなくなる一方なので、展示会やイベントにドンドン出掛けてみましょう!
今回訪れたのは、インテリアライフスタイル リビング展。その中からいくつか気になった製品をリポートします。

photo&text: Kazuko TOMOYORI

■Kitoki
www.kitoki.jp
Kitoki01_2
新しい感覚のちゃぶ台は、伝統的なふすまの取手をアレンジした形で写真は「はつかづき」。どこか懐かしい親しみあるデザインだと思えるのはこのためかも。また、天板のエッジ部分を薄く仕上げているためとても軽やかに見えます。

Kitoki03
こちらは、お重のようなお茶道具入れ。他にも身近に置きたいものを入れるのに重宝しそう。奥に写るテーブルのかたちは「りきゅうひし」。

Kitoki02
デザイナーの関洋さん。「若い女性のひとり暮らしを意識してデザインしました」とのこと。
森ガールたちに指示されそうな、つつましいエコな暮らしにぴったりなデザインですね。

■TATAMO!
www.tatamo.jp
Tatamo02
エコファーマー認定を受けたイグサ農家の畳表を使ったプロダクトを展開しているTATAMO。木製のフローリング材のようにブロックタイプの「TATAMO floor」は、これまで使えなかった短いイグサを利用した製品。いろんな貼り方ができて、これまでの畳の部屋のイメージをかえてくれる可能性を感じます。黒い畳を見た事がなかったのですが、あたらしいインテリアのイメージが広がります。

Tatamo03

Tatamo01
写真は「TATAMO! yoga」マット。畳の上でのヨガは、イグサのいい香りでリラック効果も。これもエコファーマー認定を受けたイグサ農家の畳表だからこそ。国産のイグサのシェアは、20%程度。もっと、今のライフスタイルにあった提案が広がっていけば、畳文化も引き継がれていくでしょう。

■ワークス・ギルド・ジャパン
www.wgi.co.jp
Wgj
森林資源の多い日本にもかかわらず、子どもが小さいころから触れる木製玩具が少ない日本。秋田県の伝統技術「曲げ木」技術を生かして作られた木製二輪玩具。ペダルが無く、足で地面を蹴ってバランスを保つようになっている。推奨年齢3歳〜5歳。子どもが大きくなってもインテリアとして飾っておきたいデザインです。


■富田興業 LECOSTYLE
www.tomita.co.jp

Tomita01_2
ファッション業界向けに天然皮革を扱っている富田興業が、インテリア業界にもっと鮮やかな皮革や様々な加工技術を提案したいとはじめたブランドがLECOSTYLE。写真はデザイナーの小泉さん。小泉さんが手に持っているのは、楽しい色柄の本革クッション「レザブ」。壁に貼られているのは、本革を100角から450角までタイルのモデュールにして使い易くした本革タイル「レモデュ」。施工など技術的な点は、富田興業がサポートするので、内装や家具に使ってもらいたいとのこと。

Tomita03
こちらは、靴の加工技術を使った本革iPhoneカバー「レアイ」。手になじんで愛着が湧きます。

Tomita02
他にもファッショングッズで培った技術のつまったカラフルなiPhoneカバー。ハンドバックとお揃いだともっと素敵。

■吉桂 
www.yoshikei-interior.co.jp
Ipole7

Ipole02_3
長時間、椅子に座って作業する際の姿勢の矯正や脊髄の健康をサポートするために開発されたiPole7。
韓国の医療機器を専門とするスタッフがデザインした製品。背もたれのように見える部分を前にして肘をつけて座ります。座ってみると確かに背筋がピンと伸びて気持ちがいい。おもしろい脚は、フットレストとして両足を乗せるようになっています。肩こりに悩む私も一脚ぜひ使ってみたい。

■リーン・ロゼ ligne roset
www.ligneroset.jp
Photo_2
輸入家具の旧ブランドが苦戦するなか、売上を伸ばしているというリーン・ロゼ。百貨店などでの扱いも増えて勢いを増しているそうです。写真は、今年のミラノサローネにも出品された新作ソファ「ルシェ」。キルティングのステッチがユニークで楽しいデザイン。この布地部分が取り外し可能になっていて、傷んだら取り替えできます。細い脚のバランスも軽やか。

02
パズルのように組み合わせができるソファは「コンフルアンス」。リーンロゼの人気のひとつには、この寝せべることができる椅子にあるのだとか。いつでもお行儀よくソファに座っているわけではないので、こういうカウチタイプが欠かせません。確かに他のブランドでも最近は、L形になったソファが良く売れると聞いています。それに加えて、リーン・ロゼ独特の独創的デザインが、好まれているようです。

03
壁にかかるのはインテリアオブジェ。8ピースセットと24ピースセットがあって自由な組み合わせが可能なクリエイティブなアイテム。

|

« DESIGNTIDE TOKYO 2010 | トップページ | OZONEでモダンな面発光LEDシャンデリア【airLUCE】の浮花とBellflowerを展示! »

次の暮らしのデザイン」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« DESIGNTIDE TOKYO 2010 | トップページ | OZONEでモダンな面発光LEDシャンデリア【airLUCE】の浮花とBellflowerを展示! »