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2010.07.28

自然のしくみをいかす家庭菜園『パーマカルチャー菜園入門』(書籍)が発売されました!

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カテゴリー:06■セカンドハウス/ 週末住宅/田舎暮らし
 07■ワークショップ Workshop 10■パーマカルチャー

書名   自然のしくみをいかす家庭菜園 パーマカルチャー菜園入門
発行   2010年8月1日
監修   設楽清和(NPO法人パーマカルチャーセンター・ジャパン代表)
栽培アドバイザー 笠原秀樹(自然農園レインボーファミリー代表)
発行所  JAグループ 社団法人家の光協会
仕様   A5サイズ 160ページ
企画制作 トランローグ有限会社
価格   本体1500円+税

パーマカルチャーとは、パーマネント・アグリカルチャー(永続的農法)とパーマネント・カルチャー(永続的な暮らし)の複合語です。またこれは、1978年にオーストラリアのビル・モリソンらによって提唱された「化石燃料に多くを依存する暮らしを改め、太陽の恵を十分に活用して環境にやさしい循環型の社会を築く」という思想です。
本書では、その思想を家庭菜園にも取り入れ、農薬や化学肥料に頼らず、自宅の庭で実践できる21の自然農法のアイデアを紹介しています。
「スパイラル菜園」はもとより使いやすい「スクエア菜園」、「コンパニオンプランツによるギルド」から「コンポストトイレ」、「種採り」まで解説しています。パーマカルチャー教科書的な内容です。
また本書では、パーマカルチャーの起源が100年前の日本にあったことを紹介しています。1909年に来日したアメリカの農学者F.H.キングは、日本・朝鮮・中国で4000年に亘って永続的に続けられてきた、自然の仕組を生かした有機農法の知恵を「パーマネント・アグリカルチャー」と表して、当時から資源収奪的なアメリカの農のあり方に対して警鐘を鳴らしていました。
本書の企画制作を担当したトランローグは、予てより「次の暮らしをデザインする」をスローガンに、家や庭について様々な提案を行ってきました。
本書の中でも、「庭を中心に家屋まで利用して、家中のあらゆる場所を食べられる森に変える」をテーマに編集しています。
週末田舎暮らしを楽しみたい方には「土間のあるサンルーム」と「日陰側のクールテラス」の2つのアイデアがおすすめです。この2つのパッシブ・ソーラー空間があれば、自給的エコ生活を何倍も楽しむことができます。

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2010.07.21

2010 田植え体験ワークショップ リポート Part II-3: 穂が出揃ったもち米、順調に育つうるち米

梅雨が開けると連日の真夏日と猛暑日。人間は夏バテ気味ですが、稲にとっては今が生長のピークです。
トランローグのワークショップ前の田んぼでも、早場米のもち米は一気に穂が出揃い、今にもコウベを垂れそうな勢いです。
うるち米については、一部に生長していない株も見られます。昨年は葉が育ち過ぎて背が高くなり台風に倒されてしまいましたが、今年は全体的に背が低く抑えられているため、この点ではまずまずです。
今年も無肥料無農薬です。


カテゴリー:08■ワークショップ Workshop 01 米作り/家庭菜園

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photo/text: 水土ひかり

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もち米(左)とうるち米(右)の間に畦波板を挿す。うるち米よりももち米の地面から先に水を抜いて乾燥させ、収穫する

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もち米(左)からはたくさんの稲穂が出ているが、うるち米(右)からは未だ出ていない

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勢いよく穂を出すもち米

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2010.07.07

「タワー菜園」で夏野菜を栽培。7月下旬出版の『パーマカルチャー菜園入門』で21の菜園アイデアを詳解!

トランローグのワークショップでは、パーマカルチャーの菜園アイデアの1つ「タワー菜園」をつくり、シシトウ、セロリ、エダマメ、オクラ、ショウガを育てています。
タワー菜園は、野菜の生育に必要な窒素を多く含む刈草や米ぬか、土中微生物を活発化させる炭素を多く含む段ボールや落葉、そして栄養豊富な川底の砂や田んぼの粘土を何層にも積み重ねる「積層マルチ」といったパーマカルチャーの技術と、伝統の栽培技術「踏み込み温床」をミックスし、短期間で土をつくりながら野菜を育てるアイデアです。
トランローグでは、「タワー菜園」を含む21のアイデアを『パーマカルチャー菜園入門』にまとめ、家の光協会より7月下旬に出版します。監修はNPO法人パーマカルチャーセンター・ジャパン代表の設楽清和さん、栽培アドバイザーは自然農園レインボーファミリー代表の笠原秀樹さんです。どうぞお楽しみに!
ワークショップ見学についても気軽にお問い合わせください。


カテゴリー:07■ワークショップ Workshop 01 米作り/家庭菜園
 10■パーマカルチャー
photo/text: 水土ひかり

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パーマカルチャーの栽培技術「コンパニオンプランツでギルドをつくる」により相性のよい野菜同士を隣り合わせて混植し、シシトウ、セロリ、エダマメ、オクラ、ショウガを栽培。タワー菜園は、その高さを生かしてニンジン、ジャガイモ、サツマイモ、ダイコン、ゴボウ、ヤマイモなど根菜類の栽培に最適

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「タワー菜園」は、高さ約90cmの角材、幅約90cmのスギ板、防鳥ネット、稲藁などを組み合わせてつくる。ここでは防鳥ネット以外は、近くの大工さんからいただいた廃材。なお、トランローグのワークショップでは冬の暖房は、100%廃材を利用。工務店では年間数十万円を負担して廃材を処理しているため、リユースには協力的。
木枠の内側を藁で囲み、その中で土をつくる方法は、伝統の栽培技術「踏み込み温床」を応用したもの。ただし、「タワー菜園」では柔らかな土をつくるため踏み固めない。通気性のよい防鳥ネットと稲藁で囲まれた「タワー菜園」の中では、酸素を必要とする好気性菌が活性化し、有機物の発酵・分解をスピードアップ。土づくりにおける「自然遷移の加速」を促進。また、土の中は元気なミミズがいっぱい


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タワー菜園の中に刈草や米ぬか、落葉や段ボール、そして川底の砂や田んぼの粘土を何層にも積み重ねて「積層マルチ」をつくる。これに放線菌を入れて有機物の発酵・分解を促進する。放線菌は落葉の堆積や朽ちた木に見られる白い固まり。また途中、レンゲソウを植えて土中に窒素を固定すると同時に、中の土が植物の生長に適した土になっているか確認。レンゲソウは宿根性のため刈っても再び生えるため、上からマルチして枯らし、「緑肥」として土に入れ込む


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