東京から発信する最新トレンド!Interior Lifestyle Tokyo
会期:2010年6月2日(水)~4日(金)の3日間
会場:東京ビッグサイト
主催:メサゴ・メッセフランクフルト 株式会社
カテゴリー:03■次の暮らしのデザイン
photo/text: Uta ISOBE
「ライフスタイルを提案するインテリアの総合国際見本市」として、開催20回を迎えた今年、「Interior Lifestyle Tokyo」と名称を改め、東京から世界へ向けて最新トレンドを発信。
今回は、国内外のユニークで楽しいインテリアグッズやキッチンツールが多く見られた本展示会をリポートします。
■CB JAPAN CO.,LTD
http://www.cb-j.com/
ポップなカラーが目をひくキッチンツール。素材はシリコンやメラミンが多く、電子レンジや冷凍庫でも使えるものもあるので便利だ。今後、発売予定のシリコンキッチンウェアには、最近よく見かけるようになったタジン鍋もラインナップ予定。使いやすい、ブラウンやベージュなどの落ち着いた色味の商品も登場するそうだ。また、シルバーに輝くカトラリー、実はプラスチック素材。ホームパーティーやアウトドアで使用すれば、手軽にひと味違った楽しみ方ができるので、おすすめとのこと。
■OXO
http://www.oxojapan.com/oxo/
誰でも使いやすいデザインと、黒、白、シルバーを基調とした飽きの来ない配色が男女問わず愛用されている。カラーバリエーション豊富なツールもあるので、ポイントカラーとして取り入れることもでき、楽しめそうだ。(写真上)
今年で創業20周年を迎えるOXOは、キッチンツールのイメージが強いが、実はオフィス用品や医療機器(写真中)の開発も手がけている。また、本国アメリカでは今年の夏にベビー用品(写真下)の販売もスタートする。使い勝手の良さと見た目のかわいらしさで育児を手助けしそうなアイテムに期待が持てる。
■BUNACO
http://www.bunaco.co.jp/
青森県産のブナの木を使用したテーブルウェアやランプ、インテリアグッズ。
厚さ1mm程のテープ状にし、巻きとったものを基にして形づくっているそうで、丸太から削り出すよりも無駄が少なく、さまざまな形をつくることができる。表面に耐水加工を施しているので、ワインクーラーなど水を入れて使用する商品もラインナップしている。
ブナをペーパー状に薄くスライスして用いたタイプも。素材を2枚重ねたランプシェードは、重なった部分の木目が表情をつくり、光を通すと赤味が増して、とても温かな印象だ。
■CAST JAPAN
http://www.cast-japan.com
ヨーロッパを中心とした海外からセレクトされた玩具や雑貨を取り扱う。商品は玩具店の他、書店などでも手に入れることができる。
今年新たに加わった「maya organic(マヤオーガニック)」(写真上、中)は、インドでつくられたフェアトレードの玩具。すべて職人のハンドメイドで、インパクトのあるカラーはアカネ、ターメリック、インディゴなどを使用した自然の塗料。表面の光沢もニスなどを使わず、葉を用いて磨き上げられているそうなので、安心して遊ばせられそうだ。
オーストラリア発「Scuttlebug(スクートルバグ)」(写真下)は、直接、地面を蹴って進むベビー用スクーターで、よちよち歩きを始めた1歳頃から3歳まで使用できる。
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