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2009.12.24

IFFT interiorlifestyle living 2009 で見つけた次の暮らしのデザイン

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会期:2009年12月2日(水)〜4日(金)の3日間
会場:東京ビッグサイト
主催:社団法人 国際家具産業振興会 メサゴ・メッセフランクフルト 株式会社
入場者数:20,226名(2008年度実績:26,912名)
※2008年度は4日間開催、一般来場者を含む。

カテゴリー:03■次の暮らしのデザイン

photo/text: Motohiro SUGITA

「ライフスタイルをトータルに提案するインテリア総合見本市」をテーマとする本展示会は、家具見本市「IFFT (東京国際家具見本市)」と、毎年6月開催の
「インテリア ライフスタイル」の秋版にあたる「インテリア ライフスタイル リビング」の
2つの見本市が融合。
国内外から集結したデザインを愛する出展社とバイヤーの熱気、予想以上に質の高いプレゼンテーションで、不景気を感じさせない商談の場を創り出していました。


■Furniture Trend 2010
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「時代を超えて使い続ける、にっぽんの家具」をテーマに、日本を代表する家具産地の最新製品を紹介する「にっぽんらいふ2009」の特別企画。2010年のファニチャートレンドを示唆する、最新インテリアトレンドのコーディネーションを紹介。素材の組み合わせとアイチャッチする個性的な家具、プリントによって、レトロ、ナチュラル、モダンなどのテイスト感のある今日的イメージをつくることがポイントのようだ。

■tobi LIVING DESIGN TOKYO / 都美
www.tobi-tokyo.jp
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家具のない床座の室礼から生まれた日本人の生活様式に根ざした美学を原点に、椅子座の室礼を目指すプロジェクト。世界中から注目される先進の都、東京が海外からの客人を持て成すための「新東京生活様式」を創造。高田公平氏によるプロデュース。岩倉榮利氏によるデザイン。東京都家具工業組合と東京商工会議所によるプロモーション。都内8社のマニュファクチャーが参加し、平成21年度JAPANブランド支援事業に認定。他を圧倒する規模と、質感があり完成度の高いデザインで一際存在感を示していた。

■日本フィスバ
www.fisba.co.jp
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「クリスチャン・フィッシュバッハ創立190周年を記念して出展。『新しい時代の幕開けを象徴するドラマティックでセンセーショナルな要素がたくさん詰め込まれた、ブランドコンセプト“BED BATH HOME”をトータルエディットしたデコレーションを展開』」(日本フィスバ・ホームページより)。
グローバル企業らしく国内企業には無いこなれたプレゼンテーションで、来場者も安心して見ることができる空間だ。

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「人がなにか行動した時に起こる事(action)、それが楽しく(fun)、機能的(function)であるものをつくりたい。そんな想いで片岡哲氏が立ち上げた“funaction”。第一弾としてデザインされたクッションには、フィスバの100%リサイクル生地「ビニューキューブ」や、世界中で人気を誇る「リリエボ」を使用」(日本フィスバ・ホームページより)

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エコをテーマに100%ペットボトルリサイクルファブリックを使用した「ビニューコレクション」のためのインスタレーション。カーテンを開けるとペットボトルの窓が……。分りやすく好感の持てる商品とプレゼンテーション。

■株式会社高岡屋×天童木工
www.takaokaya-kyoto.jp/
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京都で座布団づくり90年の高岡屋と天童木工のコラボレーションで生まれたおじゃみスツール。おじゃみは、関西でお手玉のこと。生地は西陣織シルクの他、多彩な素材で展開。スツールはテーブルにもなるため、おじゃみとの組み合わせで、様々なフロアライフを楽しめそうだ。伝統を現代に活かすお手本のようなブランド展開だ。

■株式会社匠工芸
www.takumikohgei.com
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北海道をベースとする匠工芸によるアッシュ材やメープルを使った、上品で温かみのある家具。ディレクターズチェアを思わせるアームチェアも、ロッキングチェアも、そして玄関で靴を履くためのスツールも、まるで友だちのような親しみやすさで、放っておけない存在感を発散している。


■トットリプロダクツ協議会 / トリノス
www.torinopro.com
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トットリプロダクツ協議会は平成21年1月に設立。「トリノス」シリーズは、首都圏で暮らす30代、40代の女性の感性に向け、ブナ材を活用。家具は、気負いの無い質感の良さばかりでなく、立体漉き和紙の照明を組み込んでいるところが面白い。とても居心地の良い空間をつくれそうだ。グラデーションカラーの引き出しにも楮カラー和紙を使用。

■Coquette
www.coquette.jp
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フランスでは、粋で洗練された大人の女性のことを「Coquetteな女性」ということからネーミングされ、Coquetteのこだわりは「1. Made in Japan」「2. クスッと笑えるユニークさ」「3. コーディネートの最後のアイテムになるバッグ」とのこと。壁掛けの鉢カバーは、とても知的で可愛らしい雰囲気。シンプルな壁にさりげなく飾ると効果的なようだ。

■+d / アッシュコンセプト
www.h-concept.jp
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アッシュコンセプトによる+d(プラスディー)は、「……仲間がつどい、遊び、発見し、挑戦しながら生まれます……」というメッセージの通り、5組6人のデザイナーによるデザイン雑貨のコレクション。展示会場も胸の高さまで吊り下げられた白い空間を下から覗き込む、という好奇心を掻き立てる展示。

■豊倉銘木有限会社
www.tk2.nmt.ne.jp
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銘木専門店。上代価格が1枚70万円など、以外にリーズナブルなものも。好きな人には堪えられない様子で、マニアックな眼差しと手つきで銘木に見入る来場者で賑わっていた。ナチラル、クラフト感覚な素材をモダン空間にアクセントとして使うコーディネーション手法で、今風のインテリア空間がつくれそうだ。

■SOON@NipponLife
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上写真:シートベルトを再利用した「ベルトチェア」と、ワインボトル用「ボトルバッグ」。安藤健浩デザイン室による。

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「時代を超えて使い続ける、にっぽんの家具」をテーマに、日本を代表する家具産地の最新製品を紹介する「にっぽんらいふ2009」の特別企画。「すぐにでも商品化が可能な実用的なデザインを持つ、やる気のあるデザイナーと日本家具メーカーのビジネスマッチングを実現する特別企画」(IFFT interiorlifestyle living オフィシャルフェアガイドより)。
ユニークな作品の数々。作家の個性と作品への思いの伝わる、とても好感度の高いプレゼンテーションだ。

■廣田硝子株式会社
www.hirota-glass.co.jp/
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明治32年創業、110年の歴史を持つ廣田硝子(墨田区錦糸)。太平洋戦争当時、空襲に合っても守り続けた硝子製造用の型を用いて、現代に復刻している。量産硝子であっても長い時間を経たモノは、味わい深くなるようだ。写真は60分計砂時計(写真手前/黒砂)と30分計(写真奥/白砂)。

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2009.12.17

「東京駅から1時間。1500万円の予算で「200坪の敷地と50畳の母屋」+「セルフビルドの12畳アトリエ」+「自給自足の田んぼ1反」のある暮らし」に関するご相談にお応えしています

07■セカンドハウス/週末住宅/田舎暮らし

text: Motohiro SUGITA

トランローグは、敷地探しや造成に関するコンサルティング、住宅設計、セルフビルドや米作りのワークショップを通して、エコ生活を実現したい方からのご相談にお応えしています。(注:費用は、土地や建物、田畑などの条件によって異なります。予めご了承ください。)

お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ: info@tranlogue.jp

事前にご相談内容を、より具体的に教えていただければ、答えられる範囲で準備しておきます。
なお、トランローグは不動産販売や施工などを行わない、デザインを中心に情報提供をビジネスとする会社です。
つきましては、ご相談の報酬について、コンサルティング料として、下記の2種類を考えております。ご確認ください。
不明点があれば、ご遠慮なくお問い合わせください。

記)
コンサルティング報酬■その1
1時間(※1)3,000円[2名ないし1名で対応]。コンサルティング料には、資料作成料や具体的な設計料は含まれません。

コンサルティング報酬■その2
当社主催「田植えワークショップ」「稲刈りワークショップ」「セルフビルド・ワークショップ」の何れかへ1回(1日)ご参加(※2)いただきます。コンサルティング料には、資料作成料や具体的な設計料は含まれません。

(※1):
厳密に60分以内ということではありませんが、大幅に1時間を越えない範囲で対応させていただきます。
時間内にお答えできないことで、公開情報から調べられることは当社で調べ、後日お答えできるよう善処いたします。行政情報や不動産情報など、お客様ご自身で調査いただいた方がお客様の将来に有益と思われる内容については、情報源だけ提供させていただく場合もあります。

(※2)
当社ではWWOOF(Willing Workers On Organic Farms)方式によって、「田植えワークショップ」「稲刈りワークショップ」「セルフビルド・ワークショップ」を開催しております。
WWOOF方式とは、人手の必要な農作業に協力いただく参加者から労働力を提供いただく代わりに、参加者へ農作業のノウハウと食事や飲み物を提供する、相互扶助の仕組みです。
当社ワークショップでは、2〜4時間程度の時間内で、楽しみながら作業しています。
「田植えワークショップ」は毎年ゴールデンウィーク最初の休日、「稲刈りワークショップ」は毎年敬老の日前日の日曜日(9月第3日曜日)を予定しております。参加いただける日に参加いただければ結構です。

報酬について2種類を準備したのは、通貨(円)だけでモノやコトの価値を量らず、地域通貨(コミュニティー通貨)や物々交換などによって労働や情報を交換し合う選択肢も持ちたい、という考えからです。
お客様の指向で2種類の何れかをお選びいただければ幸です。

以上)

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土地探し〜土地購入までは「自然を楽しむ週末別荘傑作選(別冊家庭画報 Home ideas/世界文化社)」で紹介しています。

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土地造成から母屋の建築までの様子は「NewHOUSE 2004年2月号〜6月号(月刊住宅雑誌/ニューハウス出版)」で紹介しています。

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土地探しから入居後の様子は「建築家と考えるセカンドハウス (エクスナレッジムック) 」で紹介しています。

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2009.12.15

vol.2 イタリア ボローニャ

カテゴリー:05■暮らしのかたち/旅で出会った家とライフスタイル
photo/text: Motohiro SUGITA

26年前の夏、トスカーナの片田舎に迷い込んだ私を、一宿二飯でもてなしてくれた老夫婦のリビアーノとイソリーナ。
25年ぶりに彼らの暮らすボローニャのマンションで再会した私は、そこで7人の子どもと17人の孫に囲まれて幸せに暮らす彼らのライフスタイルを目の当たりにした。

昨年2月、見知らぬイタリア人からメールが届いた。
英語で書かれた文面に我が目を疑った。
なんと、ルカと名乗るその青年は、リビアーノとイソリーナの孫、と書いてあるではないか。
去る1月にリビアーノ80歳のお祝の席で、偶然にも本に挟まれた私からの手紙を発見したリビアーノが、建築家で日本に興味を抱いているルカに私のことを話したところ、早速ルカは、ネット・サーフィンで私を探し当てたのだった。
もちろん最初は私たちのことを知った第三者の悪ふざけと疑ったが、どうやら彼らはリビアーノの家族に間違いないことがわかった。
一ヶ月ほどの間、何通かメールのやり取りを行った後、私は4月に開催される世界最大のデザイン・イベント「ミラノ・サローネ」での取材と合わせ、二泊三日の予定でリビアーノ一家を訪ねる約束をした。
そして、2カ月後に25年分の思い出と感謝を荷物に詰め、ミラノから彼らの暮らすボローニャへ向かった。

郊外の閑静なマンションに暮らす二人

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リビアーノとイソリーナが暮らすマンション外観

ボローニャ駅に着くと直ぐに、ケータイが鳴った。そして、私と友人の廣瀬君の二人は、ルカの運転する車に乗り込んだ。
20年近くミラノに暮らす廣瀬君は、世界各国で活躍する日本を代表する現代アーティストの一人。おしゃべりなイタリア人も静かに彼の話に聞き入ってしまう程、彼は上手に会話し、たくさんの話を聞き出してくれる。
当初、言葉の通じないリビアーノと私との会話は、孫のルカたちが英語で通訳する予定だった。しかし、80歳を越える高齢の彼らと今後何度会えるか、と考えると少しでも細かく正確な話を聞いておきたくて、私は廣瀬君に通訳をお願いした。

リビアーノとイソリーナは、ボローニャ郊外の緑豊かな新市街にあり、大きな公園に隣接するレンガ張りで低層の、とても感じのよいマンションに暮らしていた。
私は、再会に胸を躍らせながらベルを鳴らし、エレベーターで上がり、玄関に立った。

「Mo ! To ! Hi ! Ro !」
まるでオペラを歌うように両手を広げ、抑揚たっぷりにリビアーノは叫び、私たちはお互いをきつく抱きしめ、喜びに目頭を熱くした。
再会の挨拶が済むと直ぐに、25年前同様私たちは、玄関隣りのリビング兼ダイニングの食卓に就いた。

イタリアが世界に誇る料理上手、イソリーナ劇場の幕開けだ。
いつもの習慣らしくルカが皆にアペルティフとしてカンパリのミニボトルを配った。ワインは、バルコニーの巨大クーラー・ボックスのような貯蔵ケースから1本1本出した。
敬虔なクリスチャンのリビアーノは、食事の前に私たちに一言断ってお祈りした。
すると、イソリーナがダイニングの奥にあるキッチンで料理した前菜を自ら運び、続いてパスタ、メインと順番に運んで来てくれた。そしてデザートとコーヒーで〆るまで、私たちは25年前のお互いの状況や気持ちについて語り合った。


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前菜を取り分けるリビアーノ

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トマトソースのパスタ。その奥はアペルティフ用少量のカンパリソーダ

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メイン料理を取り分けるイソリーナ

リビングやゲストルームには、彼ら大家族の写真や思い出の品々を高級感のあるセンスでデコレーションしてあった。さすがはデザイン大国イタリアの一般家庭だ!


リビアーノの半生の一端に触れて

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ボローニャ最古の教会

翌日気持ちよく目を覚ますと、私たちはビスケットとエスプレッソの簡単な食事を済ませ、午前中はリビアーノの案内でボローニャの歴史的中心街を足早に観光した。
リビアーノが定年退職するまで勤めた銀行の前を通り、ボローニャ最古の教会の司教を務める従兄弟と会い、その教会の地下室を借りて古い文献の修復を行う息子のアトリエを垣間見たとき、神学校に通い、ボローニャの大司教に仕えたリビアーノの家族が、いかに教会と深い関係にあるかがわかった。

再びマンションに戻り、イソリーナ手作りのおいしいフルコースをいただいた。
昼食時には必ず孫の一人が訪ねて来て一緒に食事をするそうだ。絵に描いたような幸せな老後、家族像だ。

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17人の孫の中で最年長のルカ(左)

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地元名物ボロネーゼ・ソース(ミートソース)のパスタ


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卵白をからめて焼いた鶏肉と、付け合わせのラタトゥイユのような煮込み野菜

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イチゴのマチェドニア、アイスクリーム添え

昼食を済ませると、7人の子どもを育てながら都心のマンション、郊外の一戸建て、そして老夫婦二人暮しのマンションと3軒の家を移り住んだリビアーノの半生について聞いた。
また、25年前に私たちが出会ったトスカーナ、サン・マルティーノ村の家は、快適な自然環境の中で大家族が一緒に涼しい夏を過ごすために廃墟となった教会を借り、自費で修復しながら住み続けているセカンド・ハウスであることがわかった。

元々リビアーノとイソリーナは、サン・マルティーノ村近くの農家に生まれたのだった。
イタリアでは、夏をセカンド・ハウスで過ごすのは一般的な習慣で、25年前当時も方々にセカンド・ハウスを探して回ったが、サン・マルティーノ村以上に気に入った場所を見つけることはできなかったそうだ。サン・マルティーノ村の環境の素晴らしさ、街並の可愛らしさは、日本人の私も太鼓判を押したい。

リビアーノは、少年時代に神学校に通ったことが縁で、ボローニャの大司教の運転手を務めることとなった。
やがてリビアーノの将来を案じた大司教は、彼に銀行に転職するよう勧め、彼も大司教に従い、夜間の猛勉強の末に転職を果たし、地元の銀行で定年まで勤めたのだった。

また、イソリーナが18歳のとき、1年間だけ帰郷していた当時21歳のリビアーノと出会い、4年後に二人は結婚。母から裁縫を習っていたイソリーナは、型紙の学校に通わせてもらうことを条件に、ローマのある家庭に住み込み、昼間子守りを勤めた。
これ以降、イソリーナは外で仕事をしたことはないが、料理を始め家事からペンキ塗りまで家のことはすべてこなし、7人の子どもを育て上げた。

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リビアーノとイソリーナ、そして7人の子どもたち。ボローニャにて

他方私は、幼年期をマリア幼稚園で過ごした。愛情深くも、体罰を含めて厳しく躾けるシスターに反抗しながら私は、彼女たちから人格形成にとって逃れられない影響を受けて育った。
やがて大学でデザインを学びながらイタリア文化に興味を抱くようになったそんなある日、目にしたのがタビアーニ兄弟の映画「サン・ロレンツォの夜」。映画の魅力に取り憑かれた私は、ロケ地を目指し、間違ってサン・マルティーノ村に迷い込み、リビアーノに出会ったのだった。

ここまでならば、カトリック文化に強い影響を受けた二人の偶然の出会い、と片付けられるが、翌日ボローニャを見下ろす街のシンボルとも言える丘の上の教会を訪ねたとき、二人の出会いは、偶然を重ね合わせて必然へと導く運命だった、と確信したのだった。

酔いも回り、少し疲れた私たちは、昼寝して、夕食はルカの家で大家族皆でいただく予定であることを聞かされた。

7人の子どものうち4人の家族が隣り合わせて暮らすマンションでの夕食は、いったいどんな様子なのだろうか。
次回は、4世帯が暮らすマンションの様子についてご紹介します。(つづく)

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2009.12.14

イギリスのデザイン誌「1000 Interior Details for the Home: And Where To Find Them」に面発光LEDシャンデリアairLUCE(エアルーチェ)が紹介されました

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イギリスの出版社Laurence King Publishersから発売された、「1000 Interior Details for the Home: And Where To Find Them」の2009年版にトランローグのデザインによる面発光LED照明airLUCE(エアルーチェ)シリーズが紹介されました。
本書では、世界中から集められたインテリアデザインのための7分野(Walls and Floors; Doors, Windows and Stairs; Heating and Cooling; Kitchens; Bathrooms; Lighting; Home Technology)の1000のアイテムが、全384ページに亘って紹介されています。
Amazonから本書の紹介文を引用)The selection includes a combination of the newest and the best products launched since the millennium, arranged into chapters to provide inspiration for every space in the domestic interior.

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