地デジ時代のテレビ選び
景気が後退する中、エコポイント効果で、テレビや冷蔵庫などの家電は好調だ。液晶テレビ市場は、2008年度の約900万台(実績)に対して、2009年度は、150%増の約1350万台を予測している(三菱電機予測)。今まで買い替えを迷っていた層にとって、いよいよ買いたくなる製品が出揃ってくるだろうか。
カテゴリー:03■次の暮らしのデザイン
photo + text: Kazuko TOMOYORI
■テレビでリビングシアターを実現したいなら
「高音質、高画質でリビングが映画館に」がコンセプトのこだわりユーザー向け液晶テレビが、8月19日、三菱電機から発表された。10月30日、発売予定のMZW300シリーズ。
高画質の実現には、これまでぼやけていたものもクッキリさせるという独自の画像処理技術と最近主流の艶ありパネルで、深みのある黒を表現するというもの。そして、テレビの薄型が進むにつれて、置き去りにされがちだった音の質を、DIATONEスピーカーを更に進化させることで、厚みのある音質を追求。ウーハーを二つ内蔵し、5.1chサラウンドを再現した。スピーカーなどを別途につながなくても、テレビ一台で、映画館やライブのような臨場感のある音も楽しめるというものだ。
■機器の接続は苦手、簡単が一番なら
もうひとつは、世界初のブルーディスク・HDD内蔵の液晶テレビ、BHR300シリーズ。
次世代のストレージ(外部記憶装置)が、オールインワンなので、接続がとても簡単。ビデオテープからの乗り換え組やAV機器の接続が苦手な人にはおすすめのテレビだ。
昔のテレビデオのようなもの。BDのフェイスに入っているゴールドのラインは、高級感の表現と思われるが、少々古めかしい雰囲気で、違和感を感じたのは私だけだろうか。「ゴールドのラインが無ければ即買い!」というユーザーも多いのではないか?
便利な機能として、ニュースやドラマの途中で聞き取りにくい小さい音声を自動で大きくしたり、CMになった時に急に音が大きくなるのをふせぎ、音量を小さくする「おすすめ音量」機能が搭載されている。BHR300シリーズの32V型は、約20万円、37V型が約25万円で予定されている。
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