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2009.08.31

人気の蒸気レスIH炊飯器が、キッズデザイン大賞(経済産業大臣賞)受賞!

子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つデザインを顕彰する(主催:キッズデザイン協議会)第3回キッズデザイン大賞を、「蒸気レス」というわかりやすい機能とデザインの良さが評価され、三菱電機の世界初の蒸気レスIHジャー炊飯器が受賞(今年2月に発売)しました。

カテゴリー:03■次の暮らしのデザイン

photo + text: Kazuko TOMOYORI

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この蒸気レスは、意外と簡単な仕組みで、炊飯の際、お水を入れたタンクを同時にセット。ご飯から出る水蒸気が、このタンクの水とぶつかってその中へ。うまみ成分だけは炊飯機の中へ戻るというもの。これまで外に着いていた蒸気を受けるタンクを中に組み込んだという、まさに発想の転換で実現。

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炊飯時に蒸気が出ると収納家具を傷めるので、キッチンでの置き場所に困っていた方も、蒸気レスで一気に解決。これで、換気扇の下に限る必要もなくなり、デザインがいいからダイニングテーブルの上にだって置いておけます。赤いボディの人気も高く、シルバー色と五分五分なのだそう。四角いかたちもすっきりしていて、オープンキッチンのデザインアイテムとしてもぴったりです。

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太陽光発電の電力をこれまでの倍額で買取り。日本は再び世界トップの座を奪えるか。

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(住宅用太陽電池:三菱電機 2009年3月ビッグサイトで行われた、太陽電池展にて)

カテゴリー:03■次の暮らしのデザイン

photo + text: Kazuko TOMOYORI

 住宅用の太陽光発電の電力買取り価格を引き上げる制度を11月から開始する、と二階俊博経済産業相が発表(8月25日配信 毎日新聞)。これまで、電力の売電と買電は同額でしたが、11月からは約2倍の1キロワット当たり48円で、10年間はこの金額が保証されるというものです。ヨーロッパの一部では、高い買い取り価格がすでに実施され、このような施策がドイツなどの太陽光発電普及を促進させたと見られています。ただし、この費用の負担増は電気利用者に上乗せされ、来年4月から電気の使用料金は値上げされます。つまり、パネルを設置しない層には負担が増える、ということに。

 太陽光発電設置に係る補助金も今年から復活し、買い取り価格も上がれば、設置費用の償却もかなり早まることに。データを見ると、今年の太陽電池セル・モジュールの国内出荷量は増加し、対前年同期比182.5%。ただし、全体の約7割を占める輸出が減少しているため総出荷量は、対前年同期比109.9%に留まっています。(平成21年度第1四半期/社団法人太陽光発電協会:発表資料)今後も日本での設置量の増加が、期待されています。
新規参入も相次ぎ、HONDAの100%子会社である(株)ホンダソルテックは2007年から本格参入し、シリコンを使わないCIGS薄膜太陽電池で、低価格の電池を販売。屋根に載せてもおさまりの良いブラックフェイスも特徴の一つ。

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生産量で世界トップクラスのシャープは、窓ガラスにも設置可能な薄膜シースルー太陽電池も。
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三菱電機は、太陽光発電量をテレビで簡単にチェックできる、業界初のエコガイドTVユニットを今年から販売し大好評を得ている、とのこと。環境意識の高い購入者には、設置後も納得のいくフォローが大切。
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 2005年以来、太陽光発電における国別累積設置量でドイツにトップの座を奪われた日本。昨年はスペインに2位の座も譲り、現在は3位。補助金制度と買い取り価格の上昇が追い風となり、再びトップの座につくことができるでしょうか。
 昨日の選挙で、政権交代も実現。環境対策には、ブレーキが掛かることのないよう願いたいものです。

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2009.08.20

地デジ時代のテレビ選び

景気が後退する中、エコポイント効果で、テレビや冷蔵庫などの家電は好調だ。液晶テレビ市場は、2008年度の約900万台(実績)に対して、2009年度は、150%増の約1350万台を予測している(三菱電機予測)。今まで買い替えを迷っていた層にとって、いよいよ買いたくなる製品が出揃ってくるだろうか。
カテゴリー:03■次の暮らしのデザイン

photo + text: Kazuko TOMOYORI

■テレビでリビングシアターを実現したいなら
「高音質、高画質でリビングが映画館に」がコンセプトのこだわりユーザー向け液晶テレビが、8月19日、三菱電機から発表された。10月30日、発売予定のMZW300シリーズ。

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高画質の実現には、これまでぼやけていたものもクッキリさせるという独自の画像処理技術と最近主流の艶ありパネルで、深みのある黒を表現するというもの。そして、テレビの薄型が進むにつれて、置き去りにされがちだった音の質を、DIATONEスピーカーを更に進化させることで、厚みのある音質を追求。ウーハーを二つ内蔵し、5.1chサラウンドを再現した。スピーカーなどを別途につながなくても、テレビ一台で、映画館やライブのような臨場感のある音も楽しめるというものだ。


■機器の接続は苦手、簡単が一番なら
もうひとつは、世界初のブルーディスク・HDD内蔵の液晶テレビ、BHR300シリーズ。

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次世代のストレージ(外部記憶装置)が、オールインワンなので、接続がとても簡単。ビデオテープからの乗り換え組やAV機器の接続が苦手な人にはおすすめのテレビだ。

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昔のテレビデオのようなもの。BDのフェイスに入っているゴールドのラインは、高級感の表現と思われるが、少々古めかしい雰囲気で、違和感を感じたのは私だけだろうか。「ゴールドのラインが無ければ即買い!」というユーザーも多いのではないか?
便利な機能として、ニュースやドラマの途中で聞き取りにくい小さい音声を自動で大きくしたり、CMになった時に急に音が大きくなるのをふせぎ、音量を小さくする「おすすめ音量」機能が搭載されている。BHR300シリーズの32V型は、約20万円、37V型が約25万円で予定されている。

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2009.08.17

2009 米作り体験ワークショップ リポート Part 10: トラブル&困難&試練II – 台風による稲の倒伏

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カテゴリー:08■ワークショップ Workshop 01 米作り

photo + text: Motohiro SUGITA

5月3日(日)に田植えを行って14週目、8月11日(火)台風の通過に伴い、稲の半分が倒伏してしまいました。
倒伏した稲を目の当たりにした瞬間、「やられた……。甘かった……」と虚脱感に襲われました。
しかし、当初から土地のレベル調整がうまくいかず、予想していた結果で、覚悟はできていました。
早速12日(水)に対処方法を検討し、13日(木)、14日(金)に176本の杭を打ち、条間(稲の列と列の間)に88本の縄を張って倒伏した稲を起こしました。農家が、倒伏しても放置(放棄)していることを考えれば、私たちの対処方法は明らかに不経済で、やり過ぎです。しかし、僅か一反の田んぼしか無い私たちにとっては、少しの米も無駄にできません。なお、倒伏して水没した稲を放置すれば、水を含んだ稲から発芽してしまいます。


■倒伏の主な原因は、コシヒカリ品種と、水深差&水温差による成長差

田植え時点で倒伏し易いコシヒカリしか手配できなかったことが第1の原因です。台風の通り道である房総半島では、背が低く倒伏に強いフサオトメ、フサコガネなどが一般的で、人気です。
また、地面の高低差(水深差)から水温差が生じ、高温部分の稲が生長し過ぎたことがもう一つの原因です。倒伏したのは、水量豊富(栄養豊富)で高温部分の稲ばかりです。

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水深が深く、水温が高く、生長し過ぎてしまった北側で倒伏が発生。
倒伏が多かった場所は、田植え時に目安となる縄の定規を使わずに、1畳大の木製定規を使って植えた。その際、木製定規は株間(1列の稲の株と株の間)も条間(稲の列と列の間)も約23cmで、未熟な私たちには狭く、また直線状に植えられなかった。足のサイズを考えれば、手植えする際に23cmがいかに狭いか、想像できる。そのため、除草作業も倒伏した稲を起こして縄を張る作業も非常に困難だった。来シーズンからは、株間も条間も余裕をもって1尺(約30cm)とし、直線上に植えていきたい。

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■対処方法は、杭打ち&縄張り、断水による生長抑止

対処として、倒伏した稲が水没して発芽しないように起こすため、田んぼの両端に杭を打ってシュロ縄を張りました。
また、倒伏しなかった残り半分の稲が、次の雨風で倒れないように、断水して生長を止めました。

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3660mm×30mm×40mmの杉野縁(一般的な水杭より一回り細い)を4本に切り(1本長さ915mm)、一方の先端が地面に刺さるよう、鉈(ナタ)で尖らせた。

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44本の杉野縁から合計176本の杭を製作。176本×@52.5円=9,240円

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条間にシュロ縄を張りながら倒れて水没した稲を起こしていく。

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シュロ縄をピンと張って両端を杭に結ぶ。シュロ縄は、水に湿らせてから使うと柔らかくなり、乾くと弛まない。縄の材質によっては、水に濡れると延びてしまうので要注意。

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片側88本(両側176本)の杭を打ち、88本のシュロ縄を張った。シュロ縄は5束で4,974円

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シュロ縄で稲を起こしても、もたれ掛かってしまう。生長して一度倒れてしまった稲は、まっすぐに戻らないようだ。もたれ掛かった稲には、いつまでも夜露が乾かずに残る。しかし、水没した状態よりはベター、と期待したい。

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2009.08.03

2009 米作り体験ワークショップ リポート Part 9: オダ掛け(ハザ掛け)用竹切り

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カテゴリー:08■ワークショップ Workshop 01 米作り

photo + text: Motohiro SUGITA

3週間に亘る田んぼの中干しを終え、再度給水を始めた1週間後の7月25日(土)。
一部の稲から穂が出始めました。この後、穂が出揃うと約一月後に稲刈りができるそうです。
私は、耕運と代掻きを依頼したシルバー人材センターの東条さんに指導をお願いし、稲刈りに備え、刈った稲を天日で乾燥させるオダ掛けに使う竹を切りに行きました。なお、オダ掛けは方言で、ハザ掛けと言うのが一般的なようです。
東条さんには、山の竹を切るために区長から了解を得ていただきました。山と行っても田んぼの脇の竹薮なので、竹を切ったり運んだりするには持って来いのロケーション。竹山は、私たちの田んぼから距離にして約1.5km、時間にして車で約3分程の場所にあります。
この竹山の竹は、太過ぎず、細過ぎず。太い竹は竿に、細い竹は三脚に使えるため、一箇所ですべてを調達することができました。最近では、竹を使うことが少なくなったため、このように農作業に丁度良い太さの竹のある里山が無くなってきているそうです。
ところで、一反の田んぼの稲を干すのに必要な竹の量は、田んぼの長手方向のオダ掛け(ハザ掛け)2列分が目安、とのこと。しかし、今回私たちは、数回に分けて稲刈りをするため、一先ず今日は1列分の竹を切ることにして、足りなければ後日不足分を切ることにしました。

竹切り作業は次の要領で行いました。
01●先ず、竹挽き鋸(ノコギリ)で竹を根元から切り倒す。竹切り専用鋸(ノコギリ)は一般的な横挽き鋸よりも歯が短く細かいようだ。

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02●次に、切った竹の枝を鉈(ナタ)で払う。初めに根元方向から上方向に、次に上方向から根元方向に竹割り鉈を入れるときれいに枝を払うことができる。下写真(中)の鉈は、竹割り専用鉈。下写真(下)は、一般的な鉈。垂直に振り下ろすには重くて良いが、水平に振って竹の枝を払うには少々重すぎる。
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03●竿として使う太い竹と、三脚として使う細い竹を分類する。

04●三脚として使う細い竹を適度な長さに切り揃える。長さは、実際に近くの田んぼに行って地面に刺して決めた。地面に刺す部分も含め、全長約2m20cm。

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05●竹薮から離れ、他に延焼するモノのない空き地で、前項02で払った枝や余分な竹を燃やす。枝を払わずに竹を持ち帰るのは困難。また、払った竹の枝は作業の邪魔になる。竹は一瞬で燃えてしまうので、木のようにいつまでも燻ることもなく、火事の心配も少ない。

06●三脚用の細い竹を持ち運びやすい量に縄で束ねる。竹の束を持ち上げ、根元部分を下にして地面にトントンと突いて天地の長さを揃えると、美しく運び易くなる、と東条さんのアドバイス。

07●竿用の太くて長い竹を、東条さんの軽トラの荷台の中心に2本のロープで縛り付ける。根元部分は荷台からはみ出して地面に突かない高さに。竹が暴れないように、さらに2本のロープで竹の根元と真ん中やや上部を縛り付ける。また、私のハイラックス・ピックアップの助手席を倒してスペースを作り、後部座席の窓を開け、荷台から竿用の太くて長い竹を差し込んだ。こちらは竹が暴れる心配が無いのでロープ無し。

08●縄で束ねた三脚用の細い竹は、東条さんの軽トラの荷台の左右に。

09●荷崩れしないように最新の注意を払いながら、私たちの小屋まで最徐行で竹を運んで作業完了。

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午後3時半に作業を開始して6時半に終了。
気温30℃を超える真夏の竹切りを終了すると、極めて充実した達成感と同量の疲労感。しばらく庭の芝に腰掛けてボーッとしながら、家族に完了報告の電話を入れました。
東条さん!毎度、無知未経験の私に温かくご指導いただき、ありがとうございます!

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2009 米作り体験ワークショップ リポート Part 8: 中干し/再給水/出穂・開花

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田植えから13週目、最初の出穂から1週間後の稲の様子

カテゴリー:08■ワークショップ Workshop 01 米作り

photo + text: Motohiro SUGITA

5月3日(日)の田植えより8週間後の6月28日(日)から7月19日(日)までの3週間、米作りの途中で給水を停止する「中干し」を行いました。中干しは、稲が水に含まれる養分を吸い過ぎて葉や茎が生長し過ぎるのを防ぐために行います。生長し過ぎて背が高くなると、穂が出た後、台風に倒されやすくなります。また、中干しすることによって根が地中深くまで延び、地中の養分を吸い上げ、稲穂に栄養を蓄えることができます。つまり、倒れにくく、おいしい米ができるのです。
3週間に亘って中干しした7月19日(日)に、地区共同の給水が行われたので、私たちの田んぼにも上流で貯めた雨水を西側排水路から流し込んでいただきました。
気温が高くなると、何れの田んぼも生長に差がなくなるため、地域で同時に給水作業が可能となり、作業効率が上がるようです。
そして、給水から1週間後の7月26日(日)に、田んぼの西側の稲から穂が出て花が咲き始めました。
穂が出る頃には十分な水が必要となるため、一週間前の給水は、私たちの田んぼにとっても良いタイミングでした。なお、田んぼの西側から穂が出始めたのは、長時間に亘って強烈な日射が続く、夏の西日パワーによるものと思われます。
なお、7/26(日)現在、完全無農薬、完全有機栽培。しかも、有機肥料も使わない完全自然栽培です。
近隣農家によると、「来年もう一年、肥料は要らないだろう」とのこと。ありがたいことです!

■中干し〈6/28日(日)〜7/19日(日)までの3週間〉

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断水して乾燥した地面。根は地中深く伸びて行く。私たちの田んぼは水はけが悪く、このように株間まで完全に中干しできたのは一部だけ。

■出穂・開花〈7/26日(日)〉

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どこか前方後円墳に似てないか!? 来シーズンは「田んぼアート」に挑戦しようか!?

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勢い良く生長した稲。西側の稲から穂が出始めた。

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花の咲いた稲穂。収穫まで間近。何事も起こりませんように!

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南側吸水口近く、低水温で生長の遅れた稲も、真夏日の暑さで急生長し、他に追いついてきた。

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