展覧会/廣瀬智央「官能の庭 - il giardino dei sensi」小山登美夫ギャラリー
イタリア在住の美術作家、廣瀬智央さんの展覧会が江東区清澄の小山登美夫ギャラリーで、11月29日(土) から始まりました。床に置かれた白亜の大理石は、イタリアのカラーラという大理石の産地で製作された作品。カラーラは「ラルド・コロンナータ」という熟成した豚の背アブラ(生ハム)の産地でもあり、ミケランジェロも愛したというこの「ラルド・コロンナータ」とここで切り出される大理石には秘密があると廣瀬さんは語ります。彼が見つけたストーリーを知れば、視覚だけでなく味覚をも刺激される作品です。壁には「豆のコスモロジー」を表現した作品。ほかにも豆を透明な素材の中に閉じ込めた立体の作品も見ることができます。この豆と空間にも彼は深い関係を見いだしています。展覧会は2008年12月27日(土)まで開催。ストーリーの続きはギャラリーで見つけてください。(text:kazukoTOMOYORI)
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