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2008.11.19

トラクターで開墾

敷地前の荒れ地(休耕田)の桑の根を開墾した後、地元シルバー人材センターに相談し、トラクターで荒れ地の地中に残っているススキやクズの根を切って耕していただくことに。
晴天が続き、地面が乾いて耕しやすくなった11月中旬の午後、シルバー人材センターに登録していて耕運を引き受けていただける一番近所の東条さんが来てくれました。
短い草のはえた休耕田をトラクターで一走りすると、クズの根がトラクターの刃に絡み付きました。東条さんと私はそれを鎌で切って取り除き、2度目の耕運を行いました。
約一反(300坪=990平米)の休耕田を2回に渡って耕すのに2時間以上かかりました。トラクターと人件費で9,700円。道具も知識も無い私たちには、とても有り難いことです。
良く耕された地面を歩くと、40cm程の深さのフカフカの羽毛布団、あるいは新雪のゲレンデのように足がスッポリと沈んで歩きにくいけど、とても気持ちの良い感触が楽しめました。土に酸素が入り微生物の活動が活性化しそうです。
すると、目ざとい野鳥が数羽舞い降りて来て、地中から出て来た生き物たちをついばんでいました。また、その鳥を捕らえようと近くに住み着いた捨て犬が狙いますが、犬に捕まるほど野鳥は鈍くありません。地面を耕した後、様々な生き物がやってくる様子を観察するのも土仕事の楽しみになりそうです。
(text:motohiroSUGITA)

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トラクターの刃に絡まったクズの根を刃渡り15cmほどの短い鎌で取り除く東条さん

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トラクターを自在に操る東条さん。彼は以前、高低差のある田畑を耕運中にトラクターごと転倒して大けがを。今回は平地なので引き受けてくれた


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休耕田の西端4〜5mは、地下水が染み込んでぬかるんでいるため耕運は軽く1度だけ

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2回目の耕運。
画面上左が母屋。上右がセルフビルドした芝屋根のアトリエ。家の前が田畑、奥が里山という絶好のロケーション。しかし、里山は間伐されず放置林に。手が空いたら間伐を申し出る予定。
来春には休耕田の手前を水田に、奥を畑にして機械を使わず人手でできる範囲で耕作を始め、水路から引き込む水と、田畑に染み込む水の様子を観察する予定。

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トラクターの刃に絡み付いたクズの根。とにかく弾力があり丈夫だ

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休耕田の南から北を見た様子

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休耕田の北から南を見た様子。奥の耕地もその奥も今年から休耕田に。荒れないように見守っていかなければ・・・

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2回目の耕運でも絡み付くクズの根。しぶといやつだ

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羽毛のように、新雪のようにフカフカに耕された土

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