DESIGNTIDE TOKYO 2008
今年からメイン会場がミッドタウンに移って開かれたDESIGNTIDE TOKYO 2008は、それぞれのブースが天井から吊られた不織布で覆われ、境界があいまいな感じが会場全体の統一感につながっていて、とてもやわらかな感じ。全体が白くてシンプルな印象も、最近の日本のデザインを表している気がする。
クラフト感と建築的な感じが同居した照明器具
日本在住のカナダ人デザイナーのつくるシェードは、ブロックをひとつづつ積み上げたような形と、表面の素材感が残っていているのが新鮮。ふたつのパーツで出来ていて、別々に逆さにして置いても絵になる。
more info)www.chriskirbydesign.com
紙袋を逆さにしたようなユニークな形のベンチ
イギリスから参加のRaw-Edges Design Studioのポリウレタンフォームに付き板張りのベンチは、樹脂の自由なフォルムと木のナチュラルな質感の両方を手に入れたデザイン。
more info)www.raw-edges.com
こちらもRaw-Edges Design Studioデザインの照明。シェードを巻いている紐を引張るとスイッチON/OFFできる。
more info)www.raw-edges.com
金型を作らずCADデータから直接モデルを作成
central line studioのVanishing Pointは、3D CADから直接モデルが作れるRP(ラピッドプロトタイピング)を使って複雑な形状の再現にチャレンジしてできたデザイン。
RPでできた模型をもとに製品を作成
more info)central-line.net
食をテーマにアート作品
イタリアの女性5人のグループArabeschi di Latte。チーズやマヨネーズの作り方などを独自のセンスで再現。ままごとのようでも、何か引きつける魅力がある。チーズのつくり方などは「やってみたい!」と思えて興味深い。
more info)www.arabeschidilatte.org
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