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2007.05.16

クールなシャワータワー

5月11日新宿エルタワーのTOTOショールーム内に、デザインに特にこだわった商品を厳選したスペース「TOTO NEW MATERIAL DESIGN SHOWCASE」がOPEN。先日、取材してきました。ショールームの他のスペースに比べて、明るさをかなり落として海外のホテルのようなシックなスペース。ここでの注目アイテムは、フランスデザインチームによる水栓金具RENESSEシリーズ。

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2006年のミラノサローネに参考展示されたシャワータワー。シャープでありながらエレガント。シャワーヘッドの重量感とハンドルの操作感から、かなりのこだわりが伝わってくる仕上がり。値段も税込 ¥446,250と高額だ。

開発を担当されたデザインセンターの谷潤一さんに話を伺った。谷さんによるとRENESSEシリーズは、日本市場だけでなく、海外販拡戦略の重要なアイテムのひとつだという。TOTOは海外、特に中国やASEANでの高級ブランドとしての位置づけに成功していて、海外での販売が大きく伸びている。今後もグローバルな戦略が中核となっていて、次は欧州での販売網の拡大を目指している。世界に通用するデザインアイテムを送り出し、ブランドを確立することこそが、欧州での成功の鍵を握っている。


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シャワートイレの海外普及拡大も目標のひとつ

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書道のすずりをかたどった洗面シンク

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4月に発売が開始された、据え置きタイプの浴槽「ラフィア SUEOKI」追い焚き機能の対応も可能

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