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トランローグはデザイン、ワークショップ、メディアを通して次の暮らしをデザインします。
web magazine TRANLOGUEでは、インテリア関連の新製品プレス発表会や展示会の情報をいち早くお届けします。
また、南房総で行っている芝屋根(草屋根)の小屋のセルフビルドや野菜・米づくりなど、ワークショップの様子もリポートします。

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2016.12.07

インド・デリー、グルガオンのライフスタイル Life Style in Delhi,Gurgaon,INDIA

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photo & text : Kazuko TOMOYORI + Tranlogue Associates


世界第2位の人口12億人を抱えるインド。2030年までには、中国を抜いて1位になるそうです。構成年齢も典型的なピラミッド型で、若い人口が多くを占めています。
2016年10月、商品開発に係る国内外の情報サービスを行っているトランローグは、インドのライフスタイル調査のため、現地を取材しました。その様子を一部ご紹介します。

インドは、新興国BRICs(※)の中でも、ここ数年GDPが年7%という高い成長率を達成しています。
※ブリックス: 2000年代以降著しい経済発展を遂げているブラジル、ロシア、インド、中国の4ヶ国の総称。南アフリカ共和国を加えることもある(wikiより)。
2014年にモディ政権が誕生し、海外投資を呼び込んだり、国内の製造業を後押しするなど、経済振興を推進しています。
現地で聞いた話によると、モディさんが政治に参加するようになったのは、彼が働いていた、チャイ店(カフェ)が政治家の集まりにチャイを提供していたのがきっかけだったとか。やがて、出身地グジャラート州の首相になりました。州では、インフラ整備や外資の受け入れに力を入れ、州の経済発展に貢献。その実績をかわれて、インドの首相に就任したモディさんとその政権には、国民も大いに期待しています。


中間層の増加で、車の販売も拡大を続けるインド

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MARUTI SUZUKI /マルチスズキ


取材した10月は、インド人が1年で最も買い物をする月間「デワリー(ヒンドゥー教の新年のお祝い)」。
ショッピングモールは多くの買い物客で賑わい、取材で訪ねたマルチスズキの販売店でも、1週間で(10月10~17日頃)、160台を販売したそう。店の周りに 納車予定の車がズラリと並んでいました。

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▲インドで4割近いシェアを持つマルチスズキのショールーム

モディ政権では、車を購入する際、現金よりローンを組む方が安くなるような政策を進めているとのこと。どういう意味かというと、インドでは富裕層ほど税金逃れのため、現金を持っており、ローンで車を買う庶民により多く車を買ってもらう政策の一つなんだそうです。また、銀行口座の開設を促し国民の財産を把握するためか、「口座を開設した人には、助成金を振り込む」といったユニークな政策や、11月8日には突然、高額紙幣の廃止を発表し、世界を驚かせました。表向きは、ニセ札対策だとしていますが、富裕層の現金による蓄財を吐き出させる狙いがあると見られています。

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▲案内していただいたマルチスズキ販売店マネジャー

インドの人の車の購入意欲は、高まっていて、庶民の車スズキをはじめ、FORDやHONDA、HYUNDAIなどのワンランク上の車の販売も好調。取材中にも多くのFORDのSUVを目にしました。マルチスズキもそれを見過ごすわけにはいかないとばかりに、昨年にはランク上のブランドショップ「NEXA」をオープン。店の中も通常店とは違う、おしゃれなインテリア。個室でiPadと大型モニタを使い、プレゼンテーションしています。

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▲昨年オープンしたマルチスズキの「NEXA」ショールーム

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▲個室スペースでのiPadと大型モニタを使った接客

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▲モダンで明るい店内。店員もオシャレなスーツで揃えている


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HONDA/ホンダ


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▲GurgaonにあるHONDAショールーム

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▲盗難予防や修理のアフターサービスの充実が購入のポイントになるインドでは、車のコネクトサービス加入者も多いそう

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▲車を購入する際は、家族みんなの同意を大切にしている


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▲デリー市内を走る車はどれも、想像以上に新しくきれい

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▲アジアならではの人力3輪車リクシャーも気軽な足として健在


住宅訪問:01

Sharmaさんのお宅

DelhiのRohini地区、宝石店に勤めるSharmaさんのお宅を訪問しました。Sharmaさんはミドルクラス。
まだ、新築されて間もない5階建てのマンションの1フロアに、家族4人でお住まいです。ご主人はお仕事で留守でしたが、奥さんと息子さん二人が出迎えてくれました。近年は、デリーなどの都市部は、このお宅のように核家族が増えているとのことでした。

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▲1階は駐車場。出入りは日本のマンションと同じようにインターホンで呼び出し、来訪者を確認した上で解除するオートロック式。呼び出し音はインドらしく、音楽とともにお経が流れる

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▲エレベーターホールの壁には大理石。インドでは大理石が豊富に採れるため、大理石の内装は珍しくない

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▲エレベーターの内部もインドならではの、ゴージャスなデザイン

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▲ご主人のお父さん、お母さんの写真が飾られたリビングダイニング

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▲奥さん、2人の息子さんとお友だち

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▲左手奥がリビングダイニングに続くキッチン

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▲息子さんはテコンドーの選手。いくつもの大会で優勝している

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▲テレビとサウンドシステム。インド人は大音量で音楽を聴くのが大好き

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▲インテリアは主に奥さんが選んでいるそう

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▲女性に人気の、赤い全自動洗濯機


住宅訪問:02
Mehtaさんのお宅

家電の修理を仕事にしているMehtaさんご夫婦と、外資系のコールセンターに勤める長男夫婦のお宅を訪問。Mehtaさんもミドルクラス。
二人は、結婚したばかりで、取材の翌日からドバイに新婚旅行に出かけるということでした。

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▲20代の若い女性は、TシャツにGパンが一般的になりつつあるようです。

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▲正面右手は、神棚。ヒンドゥー教の神さま、象の顔をしたガネーシャ柄のガラス扉。左はインド特有の、鍵の付いた冷蔵庫。ステッカーには省エネ度合いを示した星マーク。以前に比べ省エネ度合いに、とてもこだわるようになったそう

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▲奥さんに今欲しいものは何か、と尋ねると、「イタリアデザインのシステムキッチンにリフォームしたい」という答えが返ってきた

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▲お嫁さんが選んだという長男夫婦のインテリア


住宅訪問:03
Bhupinderさんのお宅

今回、取材コーディネートを務めてくれたBhupinderさんご家族。Bhupinderさんもミドルクラス。
いつも微笑みを絶やさず、渋滞だらけのインドでスケジュール管理もばっちり。ご家族も優しく、料理など家での暮らしぶりから学校生活まで、ライフスタイルについて教えていただきました。

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▲穏やかなご主人のBhupinderさん一家。奥さんとは恋愛結婚だそうで、インドでも少しづつ増えているとのこと

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▲女性の服装も最近では、 サリーより、シャルワール・カミーズと呼ばれるチュニックにスパッツのスタイルが人気。奥さんの手の模様は、数日前に行われたお祭り用にヘナで描かれたもの。数日すると消えてしまう。インドの女性は、強い色同士のカラーコーディネートも素敵にまとめている

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▲ご馳走してくれた、奥さん手作りのとても美味しい豆カレーとチャパティ、カリフラワーの炒めもの
Bhupinderさんの奥さんに買い物は、どこですることが多いのか訊ねると、普段はローカルマーケットへ出掛け、忙しくて時間がない時は、野菜の行商から買うことも多いとか。値段が高いが何でも揃う、ショッピングモール地下の食品売り場でも時々買い物をするとのこと

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▲Bhupinderさんの家の前で出会った、野菜行商のおじさん

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▲Rohini地区のローカルマーケット

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▲ショッピングモールの地下の食品売り場


ローカルの不動産会社
Raju Properties

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近年次々とオープンするショッピングモール:01
Pacific Mall

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▲小さな遊園地も備えた巨大モールには、ZARAやスタバなどグローバルブランドが揃っている

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▲テロのあるインドでは、店内に入場する際、必ずセキュリティゲートを通らなければならない。一見面倒だが安心できる

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▲デワリー用の華やかな飾り付けをしたモール内

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▲段差のないエスカレーター


デリーの家電量販店

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▲Rohini,City Center Mall の家電売り場

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▲インドでは窓付けタイプのエアコンが主流だったが、最近は日本と同じように壁付けタイプも普及している

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▲チェーンの家電量販店CROMA

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▲大気汚染の深刻なデリーの量販店では、多くの空気清浄機が並べられている


日本のODNで始まったデリーの地下鉄

2016年現在、デリーの地下鉄は、6路線が開通していて、2021年には中国に次いで、世界第2位の総延長網になる予定。インドでは、地下鉄に乗るにもセキュリティゲートは必須です。
大阪の地下鉄御堂筋線を思い出させるプ駅ホーム。女性専用車両もあり、とても親しみが湧きます。

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▲乗車券は日本のSuicaと同じFelicaが採用されている。右は1回限りの利用の、コイン型電子チケット

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サイバーシティ Gurgaon
NRMインターナショナル

デリー郊外にある新興都市グルガオン。この10年ほどで急速に発展したグローバルなサイバーシティで、多くの外資系企業がオフィスを置いています。在インドの日本人の7割近くがグルガオンに滞在しているそうです。日本専用のニムラナ工業団地の入居率も9割近くに達していて、新しくできたギロット工業団地もできているということで、今後もデリーNCR(デリー首都圏)とムンバイをつなぐ国道8号線に、多くの日本企業が集まっているようです。
デリー近郊の不動産事情に詳しいNRMインターナショナル社を訪ねました。

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▲NRMのインド駐在の実川さん。インド進出企業の不動産に関する様々なサポートしている


インドライフスタイル取材については、info@tranlogue.jpまで、お問い合わせください。

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2016.11.05

2016 収穫祭 & 第1回『里山★青空カンファレンス』開催のご案内

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トランローグは、房総のワークショップにて「米づくりを楽しみたい方」「将来自給自足に挑戦してみたい方」を対象に、「米づくり体験」「里山の保全・再生」「田舎と都会、国内外の交流」を目的として、WWOOF方式(有機無農薬栽培の技術や食事と、参加者の労働を交換)で、完全無農薬+100%有機肥料+手作業による、米づくりワークショップを行っています。

今年は、イノシシ、台風による災害を乗り越えて収穫したと思ったら、長雨でハザ掛けした稲から発芽・・・度重なる災害に圧倒され放しです。
昨年まで小康状態にあった地球温暖化などのトレンドが一気に加速し、 MEGA DISASTERの時代に突入したとか(NHKスペシャルより)。

さて、気分一新、収穫祭を開催します!
味覚の秋の食材を、海から山から調達し、多難を乗り越えて収穫できた喜びを分かち合いたいと思います。

また、シェアリングエコノミーを目指して8年。10周年記念大事業に向けて『里山★青空カンファレンス』と銘打ち、ワークショップのテーマ「田舎と都会の交流」「里山の保全・再生」についてセッションを開催。
今後のアイデアやヴィジョンについて参加者の皆さまと共有したいと思います。

東京横浜方面からのワークショップ参加者をはじめ、地元の方、行政関係者、地方創生関係者など参加予定。
興味ご関心のある方は、遠慮なくお問い合わせください。
参加お申し込みは、食材調達の都合上、14日(月)までにご連絡ください。


記)
■日 時:11月27日(日)午前11時半頃~(雨天決行)

■場 所:千葉県長生郡睦沢町

■参加費:無料

■詳細はお問い合わせください。

▼過去の稲刈り&収穫祭の様子は、次のページでご覧いただけます。
2015年(第7回) 2014年(第6回) 2013年(第5回) 2012年(第4回) 2011年(第3回) 2010年(第2回) 2009年(第1回)その1 その2 その3
以上)

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2016.10.12

《2016年10月》 CEATEC JAPAN 2016で見つけた次の暮らしのデザイン

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photo & text : Kazuko TOMOYORI + Tranlogue Associates


2016年10月4日(火)〜7日(金)、千葉県の幕張メッセにて『CEATEC(シーテック) JAPAN 2016』が開催されました。展示内容は、これまでの家電中心から、「つながる社会、共創する未来 CPS/IoT Exhibition」というテーマのもと大きく転換しました。ものづくりの分野が、ITやシステム産業へ、軸足が移っていることを反映しているようです。リポートでは、自動運転、ロボット、オープンイノベーション、3Dプリンターといった、気になるキーワードから展示を紹介します。

これまで日本のメーカーは、自前主義を前提に、クローズドな製品開発を行ってきましたが、従来のやり方では、新しいアイデアやイノベーションは、なかなか起こせません。そんななか、新しい取り組みとして始まっているのが、「オープンイノベーション」。富士ゼロックスやPanasonic、HONDAなど、オープンな場での商品開発の事例を紹介していました。


創造的コミュニケーション支援ロボット「ROX」|富士ゼロックス
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▲オフィス向けヒト、コト、モノをつなぐ 創造的コミュニケーション支援ロボット「ROX」のモックアップと使用イメージを紹介した動画。
富士ゼロックスは、(株)Aが運営する、ものづくりのオープンイノベーションプラットフォーム "Wemake" を活用した「価値あるコミュニケーションを実現する近未来のソリューション」として、アイデア発想を支援するコミュニケーションロボット「ROX」を展示。「アイデア会議を明るく進めるための相棒的な存在」だとのこと。会議で出た意見や内容を効率的に集約したり、発想に必要な画像や手法を提示してくれるという、つまりはファシリテーター・ロボといったところ。まだプロトタイプの段階で、オープンに開発を進めているそうです。

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▲Panasonic(パナソニック)の今年の展示テーマは、「UI / UX」。「Unique Interface / Unique Experience 」、「Unique Integration」が今年の展示コンセプト。 「協業パートナーとともに新サービス、新事業創出に挑戦」して、外部パートナーと開発を進めている取り組みを紹介しています。

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▲Panasonic×QUANTUMの人体通信応用デバイス。

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▲IDカードを受信機に、いちいちかざすことなく、手で触ると認証が完了するというもの。展示では、モデルを認証システムに見立て、IDカードを所持してモデルと握手するとスカートの灯りが点き、認証OKとなります。電界通信技術を活用した「モノとモノ、ヒトとヒト、ヒトとモノ」をつなぐ通信モジュール。

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▲Panasonic×QUANTUMの電池レス無線スイッチ
日常生活の動作、例えばソファに座る。座ると音楽や照明、エアコンが「スイッチON」に。タッチ一つで発電と無線通信を行い、一度に複数台の端末との通信を可能にするスイッチ。 エナジーハーベスタ(環境発電)という、身のまわりにある光や熱、振動、電波のエネルギーを電気エネルギーに変換するので、電池も配線も必要としない技術。このエナジーハーベスタの高い発電量を実現し、実用化できたというもの。

オープンイノベーションによるコトづくりの提案|HONDA
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▲多様なユーザーニーズに対応するため3Dプリンターを活用した実例、「マイクロコミューター豊島屋モデル」。 (株)カブクがデザインし、ボディを3Dプリンターで出力した小型モビリティ。

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▲3Dプリンターもここまできたか!という、楽しい、良い感じの仕上がり。荷台ドアの鳩の造形や車体側面の黄色い豊島屋の立体ロゴなどは、3Dプリンターならではのデザイン。

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▲車体は、パイプフレーム構造で、安全性能を確保しています。ユーザーニーズに合わせたデザインカスタマイズは、なかなか市場が形成できていない小型モビリティの1つの解に。

次は、昨年から今年にかけて、ものづくり産業界の流行語大賞か?!と思える「自動運転」がキーワードです。ますます自動車の電装化が進んで、自動運転など新たな機能が搭載されたクルマが、次々と発売されています。ボストン コンサルティング グループの「自動運転車市場の将来予測」によると、2035年には、自動運転車(部分+完全)のグローバルでの新車販売に占める割合は約25%で、3000万台と予測しています。このクルマの自動化技術を巡って、多くの企業が取り組んでいます。

ドライバー運転集中度センシング技術|オムロン Img_1492_0
▲自動運転にかかせない、ドライバーの状態を見守る技術で、画像センシング技術に最先端のAI技術を組み合わせ、カメラで「局所的な顔映像」と「大局的な動作映像」の2つの映像をリアルタイムに処理し、居眠り、脇見、スマートフォン操作、読書など、ドライバーの状態をカメラ1台で判定する。

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▲今回、「CEATEC AWARD 2016 街と社会でつながるイノベーション部門」の準グランプリを受賞。選評では「自動運転の開発が進むなかで、ドライバー監視は機械と人との役割分担の明確化、安全確認の責任重視という面でも今後期待される。 比較的早い2018年製品化という点も評価」。としています。

スマートモビリティ|三菱電機
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▲10m以上離れた位置を立体的に表示できる3Dヘッドアップディスプレイ

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▲車内カメラや非接触の心拍検出装置による、ドライバーの状況を把握するセンシング技術や、ドライバーの挙動から要望を予測し、安全運転を支援する先読み支援などについて紹介しています。このほかにもマルチボンデ ィングディスプレイを用いた HMI デモのほか、未来の車を支援する技術が多数紹介されていました。

Gesture・Cam|島根県産業技術センター
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▲カーナビをジェスチャーによって操作するシステム。ジェスチャーと操作対象をドライバーの好みにカスタマイズすることも可能。

パーソナルモビリティ「ROPITS」|日立製作所
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▲歩道を自律走行する次世代パーソナルモビリティ。携帯端末で呼び寄せることができる小型自動運転車。

次に、ロボットと「CEATEC AWARD 2016 暮らしと家でつながるイノベーション部門」グランプリのUIをご紹介します。

ロボコネクト|NTT東日本
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▲この秋、発売になったコミュニケーションロボットの「Sota」。会話機能やカメラ撮影機能、遠隔との対話機能などを備え、高齢者施設などでの利用を想定しているそうです。

コミュニケーションロボット|トヨタ
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▲こちらは、この冬発売予定のコミュニケーションロボット「KIROBO mini」。会話ができて、呼びかけると振り向く。スマートフォンとの連携が必要。

しゃべり描きUI|三菱電機
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▲「CEATEC AWARD 2016 暮らしと家でつながるイノベーション部門」グランプリを受賞した音声認識表示技術「しゃべり描きUI」。「コミュニケーションの壁を乗り越える」がコンセプト。タブレットを使って、画面の好きな場所を指でなぞると、話した言葉をその場所に表示することができる。耳の不自由な人とのコミュニケーションや、多言語翻訳機能を備えているので、外国人との会話も容易に。そのほか、音声読み上げ機能、手書き文字認識機能など、様々なコミュニケーションに対応している。
2020年のオリンピックで、この「しゃべり描きUI」が活躍する場面も増えそうです。


関連記事■次の暮らしのデザイン

《2015年10月》 CEATEC JAPAN 2015で見つけた次の暮らしのデザイン

最新ロボットが大集合。『2015国際ロボット展』を速報!

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2016.09.02

【有機肥料+無農薬栽培+手作業】2016年稲刈りワークショップの前倒しと、収穫祭先送りのご案内

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▲防獣ネットを張り巡らせた後、被害はなくなりました。



イノシシと台風9号の直撃による稲の全倒伏と、かつてない忙しさから大ピンチ!
「稲刈りは、前倒し」「収穫祭は、先送り」したく、下記の通りご案内いたします。

9月2日(金)現在、ワークショップ参加者の皆様のご協力をいただき、倒伏の程度の悪いものから順に、全体の8割を刈り取り済みです。
詳細はお問い合わせください。

記)


【稲刈りワークショップ】

開催日時ほか)
9月3日(土)から18日(日)頃まで毎週末開催予定ですが、全て刈り取り次第終了します。
午前10時30分頃〜17時頃まで。
小雨決行。

参加条件)

原則として、昼食前に2時間、昼食後に2時間作業していただける方を募集します。
電車で来られる方は、送迎の都合上、4名まで(お申し込み順)とさせていただきます。

お問い合わせ・お申し込み)

詳細については、次のメールアドレス宛にお問い合わせいただき、事前にお申し込みいただきます。
info@tranlogue.jp


【収穫祭】

開催日時)
10月中旬以降を予定。別途ご案内いたします。

以上)

▼過去の稲刈り&収穫祭の様子は、次のページでご覧いただけます。
2015年(第7回)2014年(第6回) 2013年(第5回) 2012年(第4回) 2011年(第3回) 2010年(第2回) 2009年(第1回)その1 その2 その3

▶関連記事:ワークショップ Workshop 01 米作り/家庭菜園

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2016.08.10

【第2弾 動画版】第3回 SHOWCASE “stands” 展を訪ねました。

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photo, movie & text: Motohiro SUGITA + Tranlogue Associates Inc.

【第2弾 動画版】 2015年11月に開催され、web magazine TRANLOGUE ですでにご紹介したSHOWCASE “stands” ですが、動画を追加し、改めて第2弾として公開します。やはり、 写真よりも動画のほうが理解が深まり、イメージが湧きますね。
iMovie のインターフェイス大改定に伴い、一時期動画編集が滞っていましたが、これからも動画でご紹介していきます。お楽しみに!

デザイン関連のイベントで盛り上がる10、11月の東京デザイン月間。2015年11月1日(日)〜3日(火)まで、表参道ヒルズ本館3F スペース オーでは、SHOWCASE “stands”が開催されました。
“stands”には、自立する、際立つ、突き抜けるといった意味が込められているとか。尖った印象で、力強くメッセージを投げかけてくる魅力的な作品ばかりです。
トランローグは、デザインをキーワードにさまざまな活動を取材してきました。SHOWCASEは、「思考をトレードするDESIGNTIDE TOKYO」の流れを汲む展示会ですが、今回の“stands”は、トランローグが対象とするデザインとは異なり、クラフトやアート活動のようです。ちなみにトランローグが対象とする「デザイン」は、「設計」と訳され、設計者(デザイナー)がユーザー視点で、製造や販売を行う人に対して、さらに建築などではエンドユーザーを含めて設計データや設計プロセスを提示するプレゼンテーション活動です。
“stands”展では作品の解説はなく、「見て想像してください」とのこと。見て感じたままをリポートしようかと考えましたが、前記スタンスより無理無駄な解説を控え、主催者の意図通り、読者にも見て想像していただく方法を選択しました。
どうぞお楽しみください!


“We are the World”|山縣良和/ written afterwards

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“Low pixel CG”|増田敏也

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“NOAH”|津田直

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“untitled”|青田真也

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“もじゅうりょく|Typogravity”|大原大次郎

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“LIFE-SIZED”|福井利佐

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“破改|CREATIVE DESTRUCTION”|破改作家 Velo

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“八百万(やおよろず)|yaoyorozu”|熊谷幸治

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“Scale 1: 1- 100, Up Down Left Right”|長岡勉

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第1回SHOECASE展における松澤氏インタビュー記事は、こちらから


第2回SHOECASE展は、こちらから


関連記事■次の暮らしのデザイン

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2016.07.15

梅雨明けが近づき、稲から穂が出て、花が咲きはじめました。

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▲穂が出て花が咲き始めたモチ米
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▲手前がモチ米。真ん中『1人1年分の米づくりワークショップ』と奥の田んぼは、コシヒカリ

photo & text : Tranlogue Associates


梅雨明けが近づき、暑さが一段と厳しくなる頃とされる小暑(2016年は7月7日)を過ぎ、15日(金)現在、トランローグワークショップの田んぼでは、モチ米の穂に花が咲きはじめ、コシヒカリの穂も出はじめました。

約3週間で穂も出揃い、8月初めには田んぼの水を排水し、稲刈りの準備を始められそうです。

ところで、トランローグワークショップの田んぼでは、中干しをしません。無農薬栽培なので、雑草の繁殖を抑えるため、常に水を深く張っているからです。また、潮干狩り用の鋤簾(じょれん)で除草する際に稲の根を切ることで、稲はより深く根を張ろうとがんばります。結果的に中干しをしなくても台風でも倒れない丈夫な根になります。植物が吸収しやすいと言われる天然のリンを豊富に含む有機肥料も、稲を丈夫にしているようです。

田植え(5月1日 )の翌週から2週間おきに草取りしている『1人1年分の米づくりワークショップ』に挑戦している坂本さんチーム。今年も美味しい米が、たくさんできそうですよ!
そして、何度も草取りの手伝いをしてくれている大村さん、ありがとうございます!


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▲コシヒカリのなかでは、いち早く、『1人1年分の米づくりワークショップ』の田んぼで穂が出はじめました。


関連記事:ワークショップ Workshop 01 米作り/家庭菜園

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2016.07.01

2016年 “1人1年分の米づくりワークショップ”&“田植えワークショップ”を開催しました。

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photo: 山口学さん + Tranlogue Associates
text: Tranlogue Associates


去る5月1日(日)、今年も絶好の田植え日和に恵まれ、房総のワークショップでは「米づくりを楽しみたい方」「将来自給自足に挑戦してみたい方」を対象に、「田植え体験」「里山の保全・再生」「田舎と都会、国内外の交流」を目的として、WWOOF方式(有機無農薬栽培の技術や食事と、参加者の労働を交換)で田植え体験ワークショップを行いました。

また、今年2年目となる“1人1年分の米づくりワークショップ”を同時開催。
参加者は、幅約15m×長さ11mの田んぼで、日本人1人1年間の平均消費量と言われる約60kgの収量を目指し、田植えから草取り、稲刈り、精米までを自ら実践します。
昨年の実績は、目標を25%も上回る、白米で75kgオーバー。お・見・事・で・し・た〜!

このページでは、約50名が参加した2つのワークショップをリポートします。
今年は、地元睦沢町役場から2名。また、ベトナムやバングラディシュ、スペインから来日してる方々が参加。「里山の保全・再生」  「田舎と都会、国内外の交流」を目指す8年目の活動も、いよいよ第2ステージに上がれたかな。

また、今年は、ワークショップの様子をフォトグラファーの山口学さんにも撮影していただきました。さすがプロは、きれいに、しかも一瞬を見逃しませんね!

もちろん米づくりは、完全無農薬+100%有機肥料+手作業による、“今時あり得ない、昔ながらのやり方”です。

TPPが締結され、海外から安価な米を輸入して食べる時代が目前に迫る今、“次の暮らしをデザインするトランローグ”が提案するのは、「人と人が助け合いながら、自分が食べる米を自分でつくる技と楽しみの伝承」です。


“1人1年分の米づくりワークショップ”では、市川市から参加の坂本さんを代表とするグループが田植えに挑戦しました。
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▲上の表は、米づくりスケジュールの目安です。

“田植えワークショップ2016”では、例年通り、田んぼの北と南、両端からスタート!最後は恒例のハイタッチ!
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▲3つに分けた真ん中が“1人1年分の米づくりワークショップ”。
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田植えの合間、休憩時間を使い、ヨガインストラクターの坂本先生指導のもと、ヨガストレッチを行いました。
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▲この写真が、睦沢町の広報誌に掲載されました。ご覧になった町の皆さんは、どう感じたかな? 健康的! 不思議?
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今回は、1時間半ちょっとで約1反の田んぼに稲を植え、早かった、と思ったら、バングラディシュでは、なんと2人2時間程度で植えてしまうそうです。どの世界でもプロは違いますね。

田植えのあとは、労働と交換の食事会。トランローグがブランディングとデザインを担当した、今春発売の地元微発砲酒で乾杯しました。Img_0419_02
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食事のあとは、修了証書授与。自己紹介を通した交流。物々交換やデザートを楽しみました。
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▲昨年“1人1年分の米づくりワークショップ”を完遂された坂本さんチームに、初段の修了証書を授与しました。
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▲今日は、エビちゃんの誕生日。坂本さんチームからサプライズ・プレゼントの数々。このあと、エビのコスチュームに着替えて。
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▲近隣の村杉さんからいただいた白子産タマネギを分け合いました。白子産タマネギは、辛みががなくそのままサラダで食べられるのが特長。毎年5月には「白子たまねぎ祭り」も開催されます!
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▲千葉県睦沢町の特産品シリーズ「むつざわ米でつくる微発泡にごり酒・むつざわ物語【雪のつぶやき/花のざわめき】を試飲してもらいアンケートに回答頂きました。皆さん「ちょっぴりの炭酸が飲みやすくて、ほんのりとした甘みがとても美味しい」とのこと。春限定の旬のお酒を来年もお楽しみに!
過去の田植えの様子は、次のページでご覧いただけます。

2015年(第7回)  2014年(第6回) 2013年(第5回) 2012年(第4回) 2011年(第3回) 2010年(第2回) 2009年(第1回)その1 その2

関連記事:ワークショップ Workshop 01 米作り/家庭菜園

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2016.06.20

《2016年6月》デジタルサイネージジャパンで見つけた次の暮らしのデザイン

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photo & movie: Motohiro SUGITA + Tranlogue Associates
text: Shizue INOUE + Tranlogue Associates

2016年6月8日(水)〜10日(金)、幕張メッセHall7において、『デジタルサイネージ ジャパン 2016』が開催されました。本展は、Interop Tokyo 2016、Connected media 2016、Location BusinessnJapan 2016、APPS JAPAN 2016と同時開催された、デジタルサイネージの最新動向を伝える展示会です。
メディアを通して次の暮らしをデザインするトランローグは、出展社を訪ね、最新動向を取材してきました。
全体としては、昨年に引き続き、多言語対応などインバウンドを意識した提案がひとつのキーワードになっている印象でした。また、デジタルサイネージが広く導入されてきた今、サイネージそのものだけでなく、さまざまな付加価値をつけて差別化していく段階にあるようです。

パナソニック 株式会社
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▲イタリアで行われた「ミラノサローネ2016」で展示された、映像と音響の空間インスタレーション「“KUKAN” The Invention of Space」を再現したもの 。140面のモニターで構成される7本の柱によって、つくり出されています。日本独自の世界観や美しさをモチーフとした映像と音で、圧巻。同展示は、「Milano Design Awards 2016」の「ピープルズチョイス賞」を受賞しています。
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▲火災報知器で高いシェアを誇るPanasonicならではのデジタルサイネージソリューション。建物内の火災報知器と連動して、サイネージに避難誘導の指示などを表示します。他に、Jアラート(全国瞬時警報システム)や、Lアラート(地方自治体などによる災害情報共有システム)、公共の交通情報などと連動し、サイネージに情報を表示することも可能です。アナウンスと併用して、サイネージで視覚にも訴えることは、一刻を争う非常時にとても有効ではないでしょうか。音声と異なり、瞬時に複数言語の表示が可能なため、訪日外国人に対する安全対策としても重視されていきそうです。
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▲「光IDソリューション」を使用したデジタルサイネージ。専用アプリをインストールしたスマホをサイネージにかざすと、サイネージのLED光源から送信された、光IDと呼ばれる人の目では認識できない光の信号を捉え、詳細情報をスマホに表示します。離れた場所や、人混みで画面が見えにくくても、簡単に情報を取得することができます。また、電波干渉がないため、動画にある天井吊りサイネージのように、隣接する案内表示ごとに信号を送信することもできます。2次元コードや画像認識のように、位置合わせやピント合わせは不要なため、比較的瞬時に情報を取得することができます。

ソニーマーケティング 株式会社
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ソリューション連携により実現するインタラクティブサイネージの提案として、2つの参考出展にトランローグは注目しました。ひとつめの動画は、ソニーの民生用テレビ「ブラビア」を使用し、交通系ICカードなど、ソニーの非接触ICカード技術方式「Felica」と連携したデジタルサイネージ。例えば、2020年に向けて、インバウンドを意識したこんな提案がされていました。まず最初に、訪日旅行者は空港などで、配布されたICカードに使用言語の情報を記録します。次に、まちなかでICカードリーダーを搭載したサイネージの前でカードをかざすと、サイネージに表示されている情報が、利用者の使用言語に切り替わるという仕組みです。「ブラビア」には、もともと50言語のフォントが登録されているため、多言語対応もスムーズなようです。ふたつめの動画にある「タッチ&プロテクションオーバーレイ」は、民生用テレビ「ブラビア」を、タッチ式のディスプレイにする提案です。「ブラビア」の前面に取り付けたカバー上部の左右2ヵ所に搭載した光学センサーとカバーの周囲に反射板シートを貼り付けることで、素早い反応速度を実現。カバーは「ブラビア」本体とUSB接続して電源を供給しています。「ブラビア」はAndroidを搭載しているため、Androidアプリをタッチ操作する使い方も可能です。


NTTソフトウェア 株式会社

デジタルサイネージ上のコンテンツをスマホから操作できるBizFront/®RIC。専用アプリのインストールは不要で、スマホのブラウザ上から、サイネージに表示される自分専用のカーソルを操作し、詳細情報やクーポンなどをスマホに表示させます。一度に画面を操作できる人数は、使い勝手などを考慮し、20人程度を想定しているとのこと。タッチ式のサイネージに見られる課題のひとつが、ある人が操作していると、他の人が見たい情報を見られないということ。最近は、画面にスマホをかざすことで、詳細情報をスマホに表示させるサービスなども見られますが、ディスプレイの前に複数の人が立っていると、なかなかスマホをかざしにくい場面もあります。各国の言語に対応したコンテンツをそれぞれのスマホに表示させるなど、今後のインバウンド向けにも期待できそうです。

株式会社 アスカネット

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カメラを通すと分かりづらいですが、空中に浮いているように見えるデジタルサイネージ。動画の前半部分にあるのは、AIプレート(エアリアル イメージング プレート)と呼ばれるガラスや樹脂などで出来た透過型パネルを通過させることで、実像をパネルの反対側の等距離の空中に結像させています。展示会場のように周囲が明るい環境でも問題なく見られ、センサーとの連動で結像した画面を操作することも可能。デジタルサイネージが一般化しつつあるなか、従来にない未来感を演出します。また、画面に直接触れないため、不特定多数の人が利用する場面でも衛生的、という実用面もあります。動画の後半部分と上写真にあるのは、現在開発途中の「θg(シータジー)」(仮称)。θGプレートと呼ばれるパネルを使用した反射型の空中表示装置で、等身大に大型化できるのが特徴。まちなかに出現する等身大の迫力ある空中映像。そんなサプライズ感に富んだ体験ができる日は近いかもしれません。

株式会社 七彩
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会場でひときわ目をひいたのが、インタラクティブマネキン『IMP』。七彩は、マネキン、ボディ、什器の制作・販売・レンタルなどを行う老舗。早稲田大学メディアデザイン研究所とのコラボレーションで生まれた次世代マネキンは、顔の部分がディスプレイになっており、足下の筐体部分にPCを内蔵。「人」により近い感覚的な表現でさまざまな情報を発信するコミュニケーションツールとのこと。ユニークな仕掛けで思わず視線を留めてしまう新しいアプローチ。商品と顧客・ユーザーとのコミュニケーションがより強固なものになりそうです。「アバタータイプ」は、喉の部分にカメラを搭載し、マネキンの前に立った人の顔をキャプチャーしてディスプレイに映し出します。ファッション用途はもちろん、インフォメーション、エンターテインメント、アートなど活用の場面は広そうです。

朝日木材加工 株式会社
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木製家具の製造販売を行う朝日木材加工。『「機器(キキ)」と「樹木(キキ)」をつなぐ創造』をコンセプトに、サイネージスタンドやディスプレイボードを提案しています。デジタルサイネージがあらゆる場所に導入されてきた現在ですが、空間によっては、一般的なスチールラックがマッチしない場合も。例えばナチュラル志向のインテリアショップでは、空間に馴染むよう、ひとつめの写真の、家具のようなスタンドに設置することを提案。寿司屋、葬儀場、その他和洋を問わずさまざまな空間に取り入れてもらいたい、とはスタッフ談。なかでもトランローグが注目したのは、最後の写真のサイネージスタンド。最近では、学校現場でもデジタルサイネージやタブレットの導入など、デジタル化が進められていく傾向にありますが、無機質になりがちな空間を、木の香り豊かな温もりのあるスタンドを置くことで、子どもの情緒を育む一助になりそうです。日本の森林を守るため、国産の間伐材を積極的に使用しようと、地元の三河杉を使用したモデルも多数ラインナップしています。

株式会社 E3 / Blue Media
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ショールームのウィンドウなどへの設置を想定したLED透過型ディスプレイ「グラスウォール」。写真と動画で紹介しているモデルは、LEDが8ミリ間隔で並んでいます。基板を分割させてスリットを入れているため、ディスプレイ背面が透過して見える仕組みです。屋内の様子をみせつつディスプレイ表示できるため、省スペースのプレゼンテーション方法とも言えるのではないでしょうか。ディスプレイサイズの大きさを感じさせない開放感も魅力です。今年の夏頃発売予定とのことです。

株式会社 トーメンエレクトロニクス

▲大きさの異なるディスプレイを複数台並べたり、斜めに並べても、全体で滑らかなひとつの映像として映し出せることを提案したプレゼンテーション。台湾のAUO社のディスプレイに、同じく台湾のWistron社のシステムを用いて実現しています。ディスプレイのベゼルは1.8ミリ。それぞれに子機を搭載し、LANで分割した映像を送ります。HDMIで映像を送った場合、距離が長くなるほど映像が減衰しますが、LANであれば、100mほど飛ばしても問題ないそうです。ディスプレイは最大約60台までつなげることが可能です。
▲AUO社の両面ディスプレイ。2面あるにもかかわらず、ディスプレイ部分の厚みは23.4ミリの薄さを実現しています。赤外線方式によるタッチ式にも対応可能。省スペースで多くの情報を配信できるため、店舗の通路や駅などで、今後見かける機会も増えそうです。

丸文
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電子ペーパーの世界大手、Eink社の電子ペーパー。電子ペーパーの利点はなんといっても消費電力が低いこと。表示中に電力を必要とせず、書き換え時のみ電力を消費します。ソーラー発電などと組み合わせれば、災害時の情報掲示にも活躍しそうです。また視認性にも優れており、紙と同等のコントラストと反射率を持ち、明るい環境でも鮮明に画面を見る事ができます。またバックライトを使用せず反射光を使用しているため、目が疲れにくいそうです。白黒表示や、赤いインクをプラスした3色表示。また上写真のように、ディスプレイ表面にカラーフィルムを貼り多色を再現することも可能。動画にあるように、表示基板にプラスチック基板を使用しているため、湾曲させても折れにくく、軽量。実際に触ってみると、クリアケースくらいの固さ。今後さらに柔らくなれば、クルクルと丸めて気軽に携帯するなど、個々のライフスタイルにも幅広く取り入れられるのではないでしょうか。

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2016.06.01

《2015年11月》 IFFT/インテリア ライフスタイル リビングで見つけた次の暮らしのデザイン【リポート第2弾】

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2015年11年25日(水)〜27日(金)、東京ビッグサイト西1・2ホール+アトリウムにおいて、国際見本市 IFFT/interiorlifestyle living 『IFFT/インテリア ライフスタイル リビング』が開催されました。本展は、東京から世界へ向けて「ライフスタイルを提案する」インテリアデザインのための国際的なB to B/商談見本市であり、一般来場者は入場できません。
メディアを通して次の暮らしをデザインするトランローグは、出展社を訪ねて取材しました。今回は第2弾のリポートです。リポートの最後には、同会場で展示された、ドイツ・フランクフルトで行われる世界最大の国際見本市、ハイムテキスタイルの2016/2017年のトレンドコンセプトもご紹介しています。

@aroma|アットアロマ 株式会社
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▲「アロマセラピーで空間をデザインする」をコンセプトとした@aroma。上写真は、ブレンド済みの2つのアロマボトルを気分や時間に応じて切り替えられる「ピエゾディフューザー デュオ」。噴霧する間隔やタイマー設定を各ボトルごとに行えます。シーンやライフスタイルに応じてアロマを使い分けたい、という声から生まれたそうです。中写真は、フェルトにアロマオイルを染み込ませる「フェルトディフューザー アロマボンボン」。マグネット内蔵で、あらゆる場所で気軽にアロマを楽しめます。どちらの製品も、時間や場所を選ばない、柔軟なライフスタイルを実現できそうです。下写真は、「アロマオイルブレンダー」。実際に香りを体感しながら、オリジナルアロマを制作できる業界初のブレンドマシーンだそう。タッチ式のモニターで質問に応えていくと、その人に合ったアロマレシピを提案し、プリントアウトも可能。市場が成熟した現在。「みんな一緒」のものからこれからは、プロの目線で「個々にカスタマイズ」したものに、さらに価値が見い出されそうです。

yamagiwa
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▲照明の製造・輸入販売などを手掛けるyamagiwaからは、有名デザイナー、メーカーの新作が数々紹介されていました。一番目の写真は、ブラックをコンセプトにした伊東豊雄氏デザインの新作「MAYUHANA MA BLACK」。繭のようなシェードから繊細な光が放射されます。2番目の写真は、フランク・ロイド・ライトデザインの照明復刻品の新色「TALIESEN™ BLACK EDITION」。3番目の写真は、ドイツの照明メーカーNytaの「Tilt」シリーズ。シェードに施されたスリットに合わせて灯具を動かすだけで、ペンダントから間接光に変わるユニークな設計。最後の写真は、21世紀を代表するシャンデリアと称されるルーチェプラン社の「HOPE」。写真のタイプに使用されている電球は3球のみですが、幾重にも重なるシェードと、軽量かつ集光力に優れたフレネルレンズを使用しているため、クリスタルのようにまばゆい光を燦然と放っていました。

石巻工房
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▲石巻工房は、東日本大震災で被害を受けた宮城県石巻市で2011年、「地域のものづくりの場」として設立されました。スタッフによる今回のおすすめは、一番目の写真の「KOBO ST-COFFEETABLE」「KOBO ST-SHELF」など、木とスチールを組み合わせた家具。石巻工房の家具は、屋外向けに適した素材レッドシダーを使用していますが、こちらは室内を意識して、レッドシダーにスチールを組み合わせた新商品とのこと。また、2014年から2015年にかけて、これからの社会を担うスイスのデザイナー5名と日本のデザイナー6名が取り組んだデザインワークショップで生まれたプロトタイプの数々も、今回注目とのこと。まず2番目の写真は、空間やプロダクトデザインを手掛ける二俣公一氏デザインのチェアーとオットマン。3番目の写真は、TORAFU ARCHITECTSの鈴野浩一氏デザインの「DESK」。最後の写真は、スイスのプロダクトデザイナー、ディミトリ・ベレ氏による照明「BIMU」。意見交換の中で、互いの違いに気付き、また自国の文化、価値観を見つめ直すことで新たなデザインにつながるであろう、今後も続いて欲しい取り組みです。

BENCA|立野木材工芸
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▲福岡県大川市の家具メーカー、立野木材工芸が、デザイナーの堀達哉氏、古田恵介氏と取り組むブランド。“BENCA(ベンカ)”とは、美しいという意味を持つ筑後地方の言葉だそう。写真の「ANEMONE」シリーズは、木目が左右へ斜めに流れるように突き板を貼り合わせる「矢貼り」と呼ばれる技法と、福岡県でつくられる小石原焼の取っ手や木製の取っ手を組合わせた、表情豊かで温かみのある家具です。樹種はホワイトオーク、ブラックチェリー、ウォールナットの3種類。斜めのラインとぽってりとした取っ手の丸み、そして高さのある脚が、どことなくユーモラスな印象。そして存在感たっぷりです。

24° Studio
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▲神戸を拠点に建築、インテリア、プロダクトなど幅広い範囲で活動するデザインスタジオの24° Studio。「自然と生きる」をテーマに、デジタルファブリケーションと職人技法の要素を取り入れて、日常生活に自然をもたらす製品を提案しています。1番目の写真の照明「Airy Pendant」は、耐火性・耐久性に優れた強化和紙を使用し、雲をイメージした4種類の形をラインナップ。2番目の写真は、波紋をイメージした壁掛け式の鏡「Creator Mirro」と壁掛けハンガー「Orbit Hangers」。3、4番目の写真の「Atlas Stool」は、木材を柔らかく表現して座る体験を和ませるため、曲線でシンプルに仕上げたスツール。脚の付け根にはくぼみを設けていますが、一見何気なく見過ごしそうなところにテクスチャーを加えることで、自然を感じ取ってもらいたい、という想いがあるそうです。とかく忙しない日常で、自然の和やかさとそっと寄り添えるような、優しいデザインです。
APELUCA|オークス 株式会社
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▲キッチンウェアのメーカーから、気軽にアウトドアを楽しむためのブランドが登場です。上写真の左側が薫製を楽しめる「TABLETOP SMOKER」、右側がピザが焼ける「PIZZA OVEN POT」。本格的なスモーカーやピザ釜は、通常、食卓から離れたところで設置しますが、これらの製品は卓上型のため、食卓を囲みながらスモークやピザづくりを楽しめます。スモーカーは小ぶりなので、通常のスモーカーよりも短時間でできるのも魅力。ピザオーブンは蓋が二重構造になっており、コンロにかけると下からの熱風を逃さず、ピザ表面にもまんべんなく熱がまわり込んで、こんがり美味しいピザが焼けるそう。道具をきっかけに、場所にとらわれない新たなライフスタイルやコミュニケーションが生まれそうで、ワクワクします。

Qui boon|株式会社 ホクビ
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▲歯磨きの時間を楽しく演出する、歯ブラシとタオルを提案しているQui boon。その日のキブンに合わせて服を選ぶように、その日の自分にぴったりな歯ブラシやタオルを選んで楽しもうというコンセプトです。上写真は、2016年のリミテッド・ライン。テーマは“インフィニティ”で、幾何学模様を展開した模様がプリントされています。下写真のラインは「ミディ」。可愛いだけでなく、機能性もばっちり。キッズや女性のために考案されたフォルムとのことで、ベーシックなタイプよりも、ヘッド部分がコンパクトで、奥歯の裏までしっかり磨けるようになっています。グリップ部分は、子どもの歯を磨く時によいとされているペンハンドがしやすいよう、工夫がされています。当たり前のように使っている日用品や行為の中にも、暮らしを豊かにする余地がまだまだあるのですね。

BLUEQUINCE|株式会社 ブルークインス
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▲鎌倉にあるデザイン会社によるコルクを使った照明シリーズ。。シェードにコルクシートを使用したり、スチールとコルクを組み合わせたものも。小ぶりなフォルムとコルクの柔らかさや温かさで、部屋を優しく照らしてくれそうです。天井から吊るすコードは、コルクを使用した留め具で調節。その素朴さがまた、絵になります。

リロンデル
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▲金属製品の加工・製造で有名な新潟県燕市の鋳物ブランド、リロンデルのホーロー鍋。海外で使用が認められている赤などの鮮やかな釉薬にはカドミウムを含有しているものが多いそう。規制の厳しい日本では使用できないため、落ち着いた色のラインナップになっているとのことですが、おかげで優しい雰囲気を醸し出しています。鉄の鋳物は海外製品にも多々ありますが、錆に強いステンレス鋳物というのがリロンデルの特徴で、世界初とのこと。もともと、ブランドの母体はステンレスの加工などを行う鋳造メーカー。蓋と本体がぴったり吸い付き、調理中の蒸気が外へ逃げにくい設計・加工。鍋底は熱伝導率を計算したベストの厚みで無水調理を可能にするなど、機能性は抜群です。鉄の鋳物は一般に、砂型を使用するそうですが、リロンデルのステンレス鋳物はろう型を使い、ステンレスを流し込んで鋳造できるため、蓋の取っ手も一体成形なのだそう。複雑な形状にも対応できる高い技術力を活かし、今後さまざまな展開も検討。中写真・下写真の地蔵堂シリーズは、まずは2016年1月に燕市の産業展で発表し、今後を探っていくそうです。

NOOK|ミサト プラス
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▲2009年にグッドデザイン賞を受賞した毛抜き「NOOK」。これまでは名古屋などの東海圏で販売していましたが、より幅広く展開するため、今回の出展に至ったそうです。一見すると毛抜きに見えない、丸いフォルムの「NOOK」は、先端が直径9ミリの円径。持った時に指にしっくりとなじむ太さで、むだ毛を挟むのにちょうどよいサイズ感とのこと。また、先端が丸いため肌への当たりが優しく、傷つける心配もなし。さらに、丸い先端のおかげで、さまざまな角度で肌に当てることができるため、自分の持ちやすい持ち方で、いろいろな方向から毛をつかめます。独自の製法で生まれた本体のしなりにより、毛をしっかりホールドします。ユニバーサルなデザインで、今後さらに高齢化する日本では、注目したいプロダクトです。中写真と下写真の限定モデルは、石川県金沢市の蒔絵や金箔を取り入れたもの。インバウンドを意識して、空港などでの販売をイメージしているそうです。

Hiragana
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▲書家でデザイナーの國廣沙織氏による、ひらがなをモチーフとしたアクセサリー。日本から世界へ、日本特有の文字であるひらがなの、曲線の美しさを伝えたい、日本の伝統を残していきたいという想いで、國廣氏が心を込めて書いたひらがなを、身に着ける書として形にしています。自分が心に留めておきたい言葉、誰かに送りたい言葉を、オーダーメイドすることも可能。美しいひらがなアクセサリーを通して、日本の文化的アイデンティティを世界に発信し、多くの人に共感を持ってもらえたら素敵です。

ドコデモ☆クック®オープン
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▲燕市の戸塚金属工業(株)が、自社製品の開発に取り組んでいた矢先に東日本大震災が発生。そこから、災害時の炊き出しや各種イベントなど「人や町を元気にする移動式キッチン」を発想し、デザイン会社、(株)タンジェントデザインとともに、開発した製品だそうです。パーツの全てが本体に収納でき、幅約90センチ、高さ約105センチ、奥行約36センチのユニットが2台に収まるフラットかつコンパクトな形状で運搬が楽。ボルトレス&ツールレスのため、女性1人でも組立・解体が可能だそうです。給水・排水タンクやコンプレッサーを搭載しているため、水道設備のない場所でもOK。当初はイベントなどでの使用を想定していましたが、来場者からは、庭に置きたい、との声もあったそう。様々なパーツが用意されているため、使い方の幅も広がります。キッチンを通して、さまざまな場所で人と人の新たなコミュニケーションが生まれそうです。

三代目板金屋
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▲精密板金加工全般を扱う株式会社山崎製作所がプロデュースする、三代目板金屋。今回出展の「無機質」シリーズは、幾何学的なフォルムが印象的なテーブルや照明、鉢カバーなどをラインナップ。板を曲げている箇所と、溶接している箇所がありますが、表からは継ぎ目が分からず、全て一枚に繋がっているように見えます。溶接は高い技術力が必要で、現在5人居る職人さんのうち、これらの商品を溶接できるのはお一人だけとか。確かな技術力に裏打ちされて、無機質な金属におけるデザインの可能性を広げています。

三菱電機
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▲インテリアにこだわるなら、空間の一部となる家電製品にも、家具のような佇まいが欲しいもの。2016年の春発売の「霧ヶ峰」FLシリーズは、インテリアと響き合う端正なフォルムを実現。薄型でフラットなデザインと、高級感のある表面仕上げ。ボルドーレッドとパウダースノウの2色展開です。会場では、照明が直接当たる場所での展示だったためビビッドな印象ですが、本来は落ち着きのある赤で、空間に上品なアクセントを加えてくれそうです。下部右側に搭載されているセンサー「ムーブアイ」は、普段はフラットに格納され、稼働時に降りてくる設計。前面パネル中央の横スリットは吸気のためのものですが、同時にデザインに軽快な心地よさをプラスしているようです。

天衣無縫|株式会社 新藤
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▲女性の中には、冷え対策に靴下の重ね履きをしている人も多いのではないでしょうか? 中写真の左手前の靴下は、最初から重ね履きをすることを想定した、靴下4足セット。優しくも元気の出るような、カモミール、セージ、ローズヒップの3色展開です。2足目と4足目はオーガニックコットンで、4足目はハーブ染め、2足目は染めていないオーガニックコットン。1、3足目はシルクで、番手の細い糸を使用し、目が細かく薄手に編み上げているため、4足履いている感覚が無いように感じられるそうです。肌に接する内側はシルク100%の糸を使用。吸湿や吸汗性に優れ、さらりとした履き心地が特徴。靴下の底には履き順を示した数字のスタンプが押印されているという遊び心も。下写真は、東日本大震災で稲作が困難になった農家の震災復興を目指す「東北コットンプロジェクト」で生まれた製品。まだ分量を多く採れないため、製品の数パーセントに使用しているとのことです。消費者がお気に入りの製品を通して、次の東北につながるよう応援できる試みが、さらに発展していくことに期待します。

ハイムテキスタイルトレンド・テーマパーク[Well-Being 4.0]

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ハイムテキスタイルは毎年ドイツ・フランクフルトで行われる、世界最大のテキスタイルの国際見本市です。2016年は1月12日(火)〜15日(金)に開催。2016/2017年のトレンドコンセプトは[Well-Being 4.0]。Well-beingとは、健康や幸福(またはその状態)のこと。例えば、科学は幸せ(Well-being)に対する欲求にどのように応えることができるのか? このような今ある課題に対し、綿密な調査、情報に基づいたインテリアトレンドを、未来のソリューションとして提案しています。[Well-Being 4.0]は、次の4つのトレンドテーマからなります。

▲Protect (Off + Introspection)
「常につながっている状態から離れたいという欲求が五感を研ぎ澄ませ、新たな美意識を提起する」keywords:新鮮、静寂、解毒

▲Energise (On + Exploration)
「光のコントラストは新たなレベルのエネルギーとインスピレーションによって形を表現する」keywords:光沢、軽量、陰影

▲Nourish (Quest + Exploration)
「素材の融合は多様な建築様式を可能にし、新たなデザインと本質的な価値の局面を見いだす」keywords:直感、自然、持続性

▲Enrich (Indulge + Elevate)
「装う事は様々な場面に及び、文化を反映した華やかで装飾的な要素に注目と魅力が集まる」keywords:古典主義、東洋的、組合わせ

▶リポート第1弾はこちら

過去のリポートは、次のページでご覧いただけます。
■IFFT/interiorlifestyle living 『IFFT/インテリア ライフスタイル』
■interiorlifestyle TOKYO 『インテリア ライフスタイル』
過去のリポートは、デジタルブックとしても配信しています。次の画像をクリックして、ダウンロードしてお楽しみください。
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関連記事■次の暮らしのデザイン

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2016.05.17

《2015年11月》 IFFT/インテリア ライフスタイル リビングで見つけた次の暮らしのデザイン【リポート第1弾】

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photo, movie & text: Motohiro SUGITA + Tranlogue Associates


2014年11年25日(水)〜27日(金)、東京ビッグサイト西ホール+アトリウムにおいて、国際見本市 IFFT/interiorlifestyle living 『IFFT/インテリア ライフスタイル リビング』が開催されました。本展は、東京から世界へ向けて「ライフスタイルを提案する」インテリアデザインのための国際的なB to B/商談見本市であり、一般来場者は入場できません。
メディアを通して次の暮らしをデザインするトランローグは、
会場に出展社を訪ね、取材しました。
アトリウムでは、昨年の第2弾として「THE HOTEL 〜旅館とおもてなし〜」というテーマの特別企画が開催されました。東京オリンピックを控え、インバウンドが好調な観光業界における「日本流おもてなし」のエッセンスを表現したとのこと。 ディレクターは、日本の伝統的な手仕事とデザインをつないでイノベーションを生み出すプロジェクト「Ubushina」をプロデュースしている立川裕大さん。おもてなしを可視化したというイラストによって、日本のホスピタリティーの特異性が浮き彫りにされていました。心はスタイルになって伝わっていくようです。
今年のトレンドの1つとして、ワークライフバランスや在宅勤務といった社会的要請に応えた、リビングやダイニング、寝室と一体化するオフィス家具の提案が際立っていました。


恩返紙(ONGAESHI), FANO| Camino
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▲平和を願って世界中から広島に送られ、一定期間展示されたのち倉庫に保管されていた鶴は、年間約1千万羽、約10トンにもなります。その鶴をリサイクルした再生紙が恩返紙。祈りの気持ちに対して感謝を込めてネーミングされました。FANOは、折り鶴の再生紙からつくられた和洋折衷の扇子です。平和貢献や社会貢献に取り組む活動の一環として、ノベルティなどに使われることを想定しているようです。リサイクルパルプの製品企画開発は、紙や繊維、建築材料への再生を行っている株式会社カミーノ。原料は、リサイクルパルプ分野でアジアで初めてFSC認証を取得したという株式会社日誠産業。時流を捉えたエシカルなアプローチで、大ブレイクの予感です。

SOBACHOCO|Maruhiro Inc.
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▲佐賀県有田町にある陶磁器の企画製造販売を手がける有限会社マルヒロの商品ブランド「馬場商店」のシリーズ「蕎麦猪口大事典」。400年の伝統に現代のフィルターを通して「和」をデザイン。長崎県波佐見町と、隣町の佐賀県有田町で作られているそうです。商品ラインナップからネーミングやディスプレイ、顧客が選択した複数商品を梱包するパッケージまで、ブランディングやマーケティング視点の面白さからピックアップしました。

IGREBOW|株式会社ドアブル
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▲インテリアフォトのブランド“IGREBOU(アイグレボゥ)”。撮り下ろしの写真を写真家自らプリントしてるそうです。手漉き和紙や越前塗りの額装といった和のインテリアに溶け込む仕様も選べるとか。トランローグが注目したのは、写真を襖に仕立てた表具。写真も日本伝統の表具類も、今までにない別次元の価値を生み出し、しかもお互いの価値を高め合っているWin-Winな様子が新鮮です。写真の表具には、和と洋、伝統と現代といった境界を取り払い、インテリア空間をより自由に、よりスタイリッシュにしてくれる機能や効果がありそうです。

TAMANOHADA
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▲明治25年(1892年)創業の老舗石鹸メーカー、玉の肌石鹸株式会社によるオリジナルブランド“TAMANOHADA”は2003年にスタート。発想から品質、価格に至るまで本物の価値を追求している、とのことですが、ひと際キャッチーなのが、鯛の姿のギフト向け“WELCOME SOAP”。今回の展示は、テーマのホテルを意識されているようですが、通常は気軽なプレゼントからフォーマルなお祝いの品として想定されています。落雁(らくがん)の木型に基づいて製作されていることから、カラーも石榴(ざくろ)、百合(ゆり)、黒糖と気が利いています。洒落が次の暮らしを変えていく・・・まんざらでもなさそうです。

SHALLOWS|CRITIBA
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▲この美しく不思議な存在感は、一体どこからくるのでしょうか? 海外の、あるいは無国籍な雰囲気は、突き抜けて自然と溶け合った物だけが持つ、空気感なのかも知れません。見た目と異なる「浅い」という意味のネーミング“SHALLOWS”は、器の上部に設けられた浅瀬(凹み)を意味しているようです。実はこの器、ガラスの塊の中心に花を生けるための細い縦穴が空けられたもの。浅瀬に張ったわずかな水の表面張力が、溢れんばかりの独特な緊張感を醸し出しています。また、レンズ効果により、周囲の情報を映さないことが、ピュアな魅力を生み出しているようです。シンプルだけど、とても表情豊かな花と水の器です。デザインは福岡の坂下和長さんです。

AKI+MOTO+|秋月木工有限会社+本林家具株式会社
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▲「部屋をつくる家具」がテーマ。テーブルやダイニングソファ、キャビネットや間仕切りデスクをラインナップし、それらを組み合わせて置くだけで、ダイニングやリビング、寝室から子ども部屋まで自在に空間をつくることができるようです。ワークライフバランスや在宅勤務といった、今時の多目的なライフスタイルにマッチしたコンパクトな空間に、最適ではないでしょうか。箱物家具で培ったノウハウを生かした丈夫で軽量な仕上がりにより、家具を楽に移動させることができ、模様替えもより気軽に。商品は、村澤一晃さんデザインによるAKI+と、小泉誠さんデザインによるMOTO+の2ライン。

Takeroku
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▲「CREATIVE RESOURCE —ものづくりのためのインスピレーション—」という展示コーナーにブースを構えるTakerokuは、滋賀県をベースに竹を専門に扱う大正9年創業の老舗。かつては身近だった竹も、嗜好品として遠い存在となっている現状を変えようと、建材としての魅力を再発信しています。上写真は、竹の節を生かした壁・天井・パーティション用素材。昔ながらのパタンだそうですが、知らない私たちには、とても新鮮です。下写真は、古民家で実際に使われていた、その表情を生かしたユーズド素材。発泡ウレタン樹脂充填により強度と防火効果を高め、背割り加工で事前に割れを防止。さらに竹釘により発泡ウレタン樹脂を固定することで、今日の設計施工にも使える仕様を追求しています。古き良きイメージが、新しい技術に支えられている好例ではないでしょうか。

Kodama project|(有)然
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▲地元の山の木を使って、毎日触れる生活道具をつくり、使う。kodama projectは、上流の山の人(木曽)と、下流の街の人(名古屋)の暮らしを「生活道具」でつなぐプロジェクトだそうです。近年まで外国産の固い広葉樹を輸入して家具が製造販売されてきたことを反省し、日本の杉、檜の持つ柔らかく優しい感触を再評価してつくり出したのが、子ども向けのコダマデスクとか。プロジェクトの取り組みは2つ。コダマデスクの木が育つ岐阜の山へ、子どもたちと冒険旅行に出かけること。そして、人のライフサイクルに合わせ、上流の木から、コダマの家具、建材から家までをつくって使い、このサイクルを次の世代でも循環させることだそうです。マーケティングやブランディングの面白さ。針葉樹の温かいぬくもりが伝わる取り組みに注目しました。

HUKKA JAPAN|宝通商株式会社
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▲29億年前のフィンランドで大陸プレートどうしがぶつかる造山運動により溶岩が圧縮され、およそ2億年の間に、石鹸のように滑らかで高密度なソープストーンが誕生したそうです。耐熱性が高く、低温にも高温にも強く、また、蓄熱性の高さから保冷も保温の効果もありとか。暖炉の石として1回火を点けて温めれば1日中家を温めてくれるそうです。また、高密度だから臭いや味が染み込むこともなく清潔なため、汚れを洗い落とせば半永久的に使えるとのこと。さらに高密度なのに比較的柔からく加工がしやすいため、用途は食品からヘルスケアまでさまざまです。フィンランドの貴重な資源に少し加工を施すことで、世界中の暮らしを温めたり冷やしたりすることができれば、それもひとつのエコかも知れません。

tsugu series|YAMASAKI
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▲昭和29年創業のベビーベッドメーカー「ヤマサキ(岡山県)」から、ベビーベッドがテーブルやロッキングチェアーへ姿を変えて、使い継がれていく提案です。ベッドの床板(椅子の座面)には、岡山県西栗倉村産のヒノキ無垢材を使用するなど、国産の天然材料や環境にやさしい塗料にもこだわり、安全安心を追求しているとか。ベビーベッドはレンタルで、という人も多いと思いますが、同製品はレンタルにも耐えられる頑丈な構造だそうです。スタイリング的にも、兄弟で使えるだけでなく、世代を越えても使い続けることができそうです。

Shared Space, Swift|オカムラ
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▲オフィス家具の専門メーカー、岡村製作所から発表された2つのシリーズに注目しました。1つは、スモールオフィス向けの“SharedSpace”。「オフィスはクールで機能的。家は温かく寛ぎの空間」といった固定概念を取り払い、オフィスとしても住居としても違和感なく使えるデザインに仕上げています。「仕事中でも寛ぎたい」「家でも緊張感をもって仕事したい」という相反するニーズを叶えそうです。他方、立ち姿勢を取り入れることでワークスタイルが変わるという、上下昇降デスク“Swift”。1日中座りっぱなしの重労働(?)から解放してくれたり、気分転換が発想の転換を生んでくれそうな、健康家具といえるかも知れません。写真の商品の他に、白や黒の脚の、よりインテリアにマッチするカラーもラインナップされているようです。

間合|若葉家具株式会社
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▲「家族と一緒に同じ空間で過ごしたい。それでいて自分だけのスペースがあれば・・・」というニーズを想定し、人と人、スペースとスペースの間に距離感を設ける道具として開発されたようです。『間合』を配置することで、ひと続きの空間にキッチン、ダイニング、リビング、寝室から子どものスペースといった区切りをつけることができそう。『間合』を特徴づけるキーポイントは、仕事や作業ができるカウンターデスク。 ワークライフバランスが求められるこれからの暮らしには、「在宅ワーク」が欠かせません。また、改装工事をすることなく、ちょうどいい間合いが心地いい空間を生み出してくれるのも大事なセールスポイントのようです。

PRIMO|SAKAI MOKKO
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▲“PRIMO”は、引き出しの継ぎ手の手法を用いて、軽量な桐材を頑強に組み上げた、踏み台であり、スツールでもあるようです。日本の住空間にマッチするカラーと、シンプルで愛らしいスタイルングが特徴。デザイナーは、ミラノのデザイン事務所で4年間デザインを担当された村澤一晃さん。プロデュースは、福岡県大川市で100年以上にわたり家具をつくり続ける有限会社境木工です。

TE|kanamari
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▲金属加工20年。精密機械板金の技術を用いて、量産ではない「ものと心を通わす」ものづくりを目指し、金属加工を中心としたプロダクトブランド“TE”を立ち上げたのは、OCHIAI SEISAKUSHO Co.,Ltd。販売元はKanamari。“HANA”は、大小複数の花弁型マグネットを重ねて使うことができます。生地を傷めないブローチやインテリアアクセサリーとして。ポップアートの巨匠アンディ・ウォーホルの 「連続は強調する」という言葉通りに、美とパワーを生み出す展示が魅力的です。“WA”は、複数の輪を重ねて楽しむリング。精密な金属加工ならではの美しさ。“Letter”は、本のページを挟むブックダーツ。小さく薄くシンプルさが愛おしいです。

cok, sou, K' clock|+st/ Shizuka Tatsuno
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▲若手デザイナーと企業をつなぐエリア“TALENTS”で見つけた、とても完成度の高いプロトタイプと、才能を放つデザイナーの辰野しずかさん。“cok”は、備前焼のウォーターカラフェ。「備前水がま水が腐らぬ」といわれ、一昼夜おくだけで水がまろやかになるとか。清らかで孤高の境地さえ感じさせます。製作は、DAIKURA。“sou”は、富山ガラス工房で製作された手づくりの吹きガラス。宙に浮いた豆皿といった印象です。“K' clock”は、電子部品のプレス加工などの精密な技術を生かして布を折って組み立てられた置き時計。製作は、中島プレス工業有限会社。女性ならではの柔らかい発想とスタイリングです。今後の展開が期待されます。

リポートは次回に続きます。お楽しみに!

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■IFFT/interiorlifestyle living 『IFFT/インテリア ライフスタイル』
■interiorlifestyle TOKYO 『インテリア ライフスタイル』
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